都会の生活全部捨て、、、阿蘇の山奥暮らし

父の友達、、に、、採用された、『赤』 気ままな雄猫

国際都市バンコクで、、

2011-12-19 21:49:50 | 故郷

ちょっと、昔話


私は、タイに来て、それも首都バンコクの中心部に住んでいる。
バンコクは、名実ともに国際都市。

バンコクは、ようような人たちが住む、、日本では見られないような、お金持ちから、屋根や、壁があるだけよい、と、言うような、体ひとつで出てきた、近隣諸国の人まで、、、

食生活も、多様を極める。

私は、熊本の阿蘇の山奥で生まれて育った。
まだ学校給食も無かった。
地域によって、食べたものは、かなりの違いがあったろう、と、思う。

私が子供だったころに食べたものは、もうほとんど食べられていない。

*蜂の子
*山のきのこ
*マイナーな、山菜
*川の雑魚
*鳩や、すずめ
*山の季節の木の実
*野イチゴ、、、、、、、、、取り上げたらきりがない。

私は、たまに帰る里の山が、好きだ。
春などは、山が、、野原が、、小川が、、私を呼んでいる!!
子供だったころを思い出しながら、それらの料理をするのも楽しみだ。
父も、兄たちも、その懐かしさとともに、「おいしいな~~」 という。

ここバンコクで、、、国際都市バンコクで、、もう阿蘇の山奥でも食べなくなったような、野菜??を、よく食べる。
阿蘇の山奥では、野菜として栽培したことは無い、、あくまでも山菜の一部だった。
だが、タイでは、野菜として、栽培され、流通している。
地球上の食べ物は、国や文化が違っても、食べてきたものには、そんなに違いは無いのではと思う。

時代とともに、
草となり、、害虫となり、、雑魚や、雑鳥、、となり、、

季節感も、、地域特色も無くなり、、、年寄りから若者に伝えていくことも無くなり、、、
もうすでに、食料であったことすら、伝えることも無い。

そんな、忘れかけていた、私の記憶の中の 『食』 が、ここ 「バンコク」 には、ある。



故郷、、、阿蘇









首都、、バンコク