台湾の台北(Taipei)市郊外で2015年2月4日10時56分、復興(トランスアジア)航空235便(TransAsia Airways)の旅客機が高架道路に接触して川に墜落し43人が死亡した事故で、正常に稼働していた2基目のエンジンが停止した原因はパイロットの操縦ミスだったとする事故調査報告書が2日、発表された。
台湾飛航安全調査委員会(Taiwan's Aviation Safety Council)の報告によると、墜落直前にパイロットが「わあ、間違ったレバーを引き戻してしまった」と叫んでいたことが、ブラックボックスの記録から明らかになった。
235便には乗客53名と乗員5名が搭乗していたが、43名が死亡し15名が重傷を負った[1]。また、高速道路を走行中のタクシー1台が事故機の左翼と接触して大破し、タクシーの乗員1名と乗客1名が軽傷を負った[1]。