子どもを持つことに関するご自分の本心が分からないとお悩みの みー さんからのご相談です。
(以下、ご相談文です)
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私は結婚して4年目になります。
子供はおりません。
周りは私より後に結婚したのに子どもに恵まれている人が多く羨ましいです。
子供はおりません。
周りは私より後に結婚したのに子どもに恵まれている人が多く羨ましいです。
嫉妬心や羨ましさには周期があるようで「子どもが居ても居なくても幸せになれる」と思える時期と赤ちゃんがいる人や妊婦さんに嫉妬してしまう時期があります。
昔より嫉妬心はなくなったとは思うのですが…。
最近はピアノを習い始めたり、お気に入りの香水を見つけたりと以前は妊娠するかもと思いやらなかったことを始めてみたりしています。
不妊治療はしておらず、やろうと思っていた時期もあるのですが苦しくてしんどいと聞くので今の幸せが壊れてしまうのではと今一歩踏み出せません。
また子どもを持つことに本当は恐怖心があるのでは??という疑念もあります。
でも子どもに一生恵まれないかもと考えると悲しくなります。
子供に関する自分の本音が分かりません。
どうやって探ればいいでしょうか?
もし本音が欲しいだったとしても、恵まれない可能性も高いのでどう向き合えばいいのでしょうか?
支離滅裂な文章になってしまい申し訳ありません。
アドバイスいただければ幸いです。
アドバイスいただければ幸いです。
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(以下、ご回答になります)
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こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
「子どもは天からの授かりもの」という言葉が指し示す通り
子どもを思うように授からないことは、それ自体が苦しみであり
そのことに悩む女性は以前から多くいらっしゃいました。
それは単なる偶然であり
みーさんがご自身を責めたり後ろめたく思う必要は全く無いし
ご主人との関係に何か問題がある訳でも全くありません。
繰り返しますが、子どもを授かるか授からないかは単なる偶然です。
そして、たとえ子どもを授かったとしても
大変残念ながら流産してしまったり
生まれたお子さんに障がいがあったり
お母さん側が病気になったり
ごく稀なことですが死に至ってしまったり
出産にまつわる偶然の不幸は多数存在します。
また、無事に産まれてくれたとしても
養育に関する苦労は多々ありますし
育児その他を巡って、旦那さまとの仲が壊れてしまう可能性もあります。
そうなった場合には、どうやって養育を継続するのか
金銭面の不安もあります。
そうした課題をすり抜けたとしても、子どもが想像した通りに育つとは限りません。
反抗したり、グレたり、問題を起こしたり・・・
そうでなくても、受験戦争にまみれて、応援して、負けて、親子双方で自尊心を失って・・・
そんな新しい痛みや苦しみを感じる可能性もあります。
以上のように、出産・育児とは、ある側面を切り取ればとても幸せなイベントですが
それにまつわる不幸も多数ある、リスクに満ちた営みです。
・・・ここまで読んでいただいて、みーさんはどんな気持ちがするでしょうか?
それでもやっぱり、子どもが欲しいでしょうか?
ちなみに、少し私自身の話をさせて頂くと
私自身も子どもを持つべきかどうか、30代の頃はずっと悩んでいました。
しかし、仕事や趣味のテニスは「やりたい」「やらなきゃ」と思っていましたが
子どもを持つことに関しては、上記のようなリスクばかりが頭に浮かびました。
仕事で海外に出張したり、何も気にせず仕事に邁進したり、週末に旅行したり、趣味のテニスに勤しんだり・・・
そうした自分の生きがいに比べて、子どもを持つことは義務としか思えなかったというか
子どもがいないと、女性として何か不足や欠陥があるような気もしましたし
子ども持たないと女性として後悔するのでは無いか、とも思っていました。
しかし、30歳で結婚してからずっと考え続けた挙句
そもそもリスクや義務の方にしか目が行ってない時点で
自分の人生にとっての優先度が低いのだと
39歳のある日に悟ってしまい、諦めました。
以上は私の例ですが、みーさんはどうでしょうか?
たくさんのリスクや苦しみを抱える可能性があっても
なお出産・育児に取り組みたいと思うでしょうか?
それを超えて、子どもと旦那さんと幸せに暮らしてゆく
そんなビジョンを描くことができるでしょうか?
リスクや不安、恐怖を乗り越えるには
そうした将来の生活に対する明るいビジョンが必要です。
もし可能性でしたら、少しゆっくりできる時間をとって
子どもができたらどんな楽しいことがありそうか
想像したり、文章に書いたり、絵にしてみたり
そんなビジョンを描く機会を設けてみてください。
またビジョンが描けたら、できる範囲で構いませんので
そのビジョンを旦那さんと共有してみてください。
もし、旦那さんとそうしたビジョンを共有できれば
いわゆる「妊活」のような苦しいチャレンジにも一緒に立ち向かうことができるようになります。
また、もしそうしたビジョンが一向に見えて来なかったり
「今の旦那さんとの生活も結構楽しいから、無理しなくてもいいや」と思うのであれば
それはご自身にとって子どもを持つことはそんなに大切ではないというサインかも知れません。
一般的に、結婚している夫婦は子どもを持つことが望ましいと考えられていますので
それの逆を行く選択をするには多少の勇気が要りますが
自分の人生を充実させる責任は自分自身にあります。
一般論の言う通りにすれば、幸せが保証される訳ではありません。
子どもを持つにしても、持たないにしても
自分の人生の舵は自分自身で握っている
そう実感できることが何より大切です。
ぜひ、子どもを持つことの先にある将来像、ビジョンについて考えてみてください。
みーさんの幸せをお祈りしております。
ご参考になりましたら幸いです。
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(以上です)
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な日曜日を。
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