こんにちは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
4月から放送大学で心理学を学んでいます。
本日はキャリアカウンセリングについて学びました。
カウンセラープロフィールに記載の通り、大学を卒業してからずっと同じ会社で働いている(グループ内の異動はありましたが)私にとっては
そもそも「キャリアカウンセリング」という言葉自体がピンと来ませんでした。
なぜなら、多くの大企業が似た方式を取っていると思うのですが
人事異動や仕事の内容が変わるきっかけは、ある日突然上司から告げられて
自分がどうしたいかの意思とは直接関係が無かったからです。
もちろん、半期に一回の上司との面談では「今後携わりたい仕事」について聞かれます。
でも、その「今後携わりたい仕事」に就かせてもらえる機会は多くありません。
それは、その仕事の空きポストの問題もありますし
会社側が本人に期待する役割が本人の希望ポストとは別の場合もあります。
そもそも、それ以前に会社内の組織が大きすぎて
どの部署にどんな仕事があって、どんなポストに空きがあって、どんなスペックの人が求められているのか
そんな情報は従業員にわかる形で可視化されてはいません。
各組織の上長から報告された内容をもとに、組織の人事担当と本社組織の人事部とが情報交換をしながら決めて行く、暗黙知の世界です。
おそらく私の勤めている会社だけではなく、多くの大企業の人事はこんな感じで進んでいると思われます。
なので、そんな会社に勤めていながら「キャリアカウンセリング」なんて言ってもなぁ・・・。
そんな風に思っていましたし、なんで国がキャリアコンサルタントを国家資格にしたのかもよく分かりませんでした。
なので、なぜなのかを知りたくて放送大学の講座を受けています。
・・・講座第1回目にして、その意味と意義が理解できました。
それは、私が日々自分のキャリアについて考えていた以下のことを包含していました。
・今の会社で管理者として携わることができるのはあと15年未満
(途中で部長に昇格するともっと短くなり、10年未満)
・その後を見据えて、今のうちにやりがいのあるセカンドキャリアを見つけたい
・去年根本裕幸お師匠のカウンセラー養成講座に参加しカウンセラーデビューしたものの、もっとインプットを増やしてより良いカウンセラーになりたい
「キャリアコンサルタント」とは、まさに上記のような思いを持っている人に対して
自分のスキルを常にアップデートして活躍し続けるための自己啓発支援をしたり
本業と副業(人によってはNPO活動・地域活動なども加わる)の両立にあたり、どう相乗効果をあげてサイクルを回して行くかアドバイスしたり
そんな役割を持った人たちだそうです。
(上記はもちろん役割の一部であり、全部ではありません)
そして、働く場は主に企業内の人材開発部門を想定しているそうです。
おおお。
まさに私のような従業員を支援してくれる役割ではないですか。
素晴らしい。
・・・というか、私が資格をとってキャリアコンサルタントになりたい!
そう思うに至りました。
相変わらずとても単純ですが笑
でも、自分のような人を支援してくれる資格だということは、そこにニーズがあるということですので
私のように思っている人が他にもたくさんいるってことですよね。
そんな人たちに出会って刺激を受けたいなぁ・・・。
いろんな想像やワクワクが湧いて来た講義でした。
ちなみに、パナソニックの創始者である松下幸之助は休日2日制を提唱し
これに反対した労働組合に対して「教養が無ければいい仕事はできない。休日は『1日休養、1日教養』だ」と訴えました。
私のようなサラリーマンが、こうして土曜日に勉強し明日の日曜日にテニスができるのも
松下幸之助が「教養が無ければいい仕事はできない」と言ってくれたお陰です。
そして今回のキャリアコンサルタントの制度も
よりよい労働社会を生み出そうとする国家の政策に基づくことが理解できました。
ちなみにキャリアコンサルタント制度は厚生労働省の所管です。
普段は何かと批判の対象になりがちな省庁ですが
本件のようないい仕事もしてくれているよね、と思いました。
そんな学びに力をもらった土曜日の午後でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な土曜日の夜を。