将来出世したいけど、男性との良いパートナーシップを築きたいとお望みの いちごミルク さんからのご相談です。
★ご相談文★
はじめまして。20代独身女性です。彼氏はいません。
将来出世したいけど自分の本性を外に出したら恋愛や結婚できないのではないかと悩んでいます。女性らしいファッションやメイクが好きなのでよく男性からは「清楚で大人しそう」と言われますが、実際は自分の意見を言うし、思い立ったらすぐ行動しちゃうので全然おとなしくありません。
一方、彼氏にはものすごく甘えて積極的にスキンシップをとろうとする傾向があります。結局彼氏の方が引いちゃって私は不満が溜まり別れてしまいましたが。家庭環境は過干渉(面倒見の良い?)な母親と寡黙な父親に育てられました。何でも自由にやらせてくれたので、今好きな仕事ができています。
でもたまにイライラする父親が怖くて、父親とは何年も会話していません。
学生時代はほとんど恋愛せず、カップルも1年続いたことがありません。
学生時代はほとんど恋愛せず、カップルも1年続いたことがありません。
そこで相談ですが、将来出世したいという女性とお付き合いしたいと思う男性っているのでしょうか?こんな私が男性と良いパートナーシップを築けるようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
(ご相談文は以上です)
■■ご回答■■
いちごミルクさん
こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
■■ご回答■■
いちごミルクさん
こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
ご相談文を拝読していて、いちごミルクさんの人生に対するポジティブなエネルギーの強さが伝わってきました。
また「出世がしたい」と潔く宣言するところに勇気、人生に対する前向きさ、主体性を感じます。
そんないちごミルクさんですので、ご質問への答えは
「いちごミルクさんであれば、出世しながら良いパートナーシップはおのずと築くことができますので、全然心配する必要はありません!」
なのですが
それだとあまりに短すぎるので笑、以下、出世とパートナーシップに関するお話をご参考までお伝えさせてください。
1)出世について
「出世したい」と思う気持ちには少なからず「(他人からの)承認欲求」があります。
この「承認欲求」は社会を営み、組織に所属する人間にとって自然な気持ちであり
努力をしたい・成果を出したいというエネルギーの源泉にもなります。
ですので、この「承認欲求」を持つこと自体にはなんら問題はありません。
一方で、この「承認欲求」は人の心の傷(劣等感・欠落感・喪失感など)を埋める手段として使われることがあります。
たとえば、自分の父親が出世できない・リストラされたなどの不幸に見舞われ、それが家庭の雰囲気や家計に影響を与えていた・悲嘆にくれた父親から心無い言葉を浴びせられて傷ついた・・・などの事情があった際に
「私はこんな親とは違って出世をして、こんな惨めな思いをしたり、子どもにあたったりしないようにしよう」と思う場合があります。
この場合であっても、努力する・成長すること自体はポジティブなエネルギーの発露であり、必ずしも悪いことではありません。
ただし、この場合に本当に欲しいものは「出世」ではなく「父親からの愛」ですので、実際に出世したとしても「これが私の本当に望んだことなのだろうか?」「出世はしたけれども何かむなしい」「私の人生はいったい何だったのだろう・・・」と失望・虚無感・欠落感を感じやすくなります。
ですので、まずはどういうきっかけで「出世したい」と思ったのか?
出世したらどんないいことがありそうか?
出世した暁のご自分はどんな状態で、どんな気持ちでいるだろうか?
身の回りで憧れの「出世している人」はどんな人だろうか?
・・・といった内容をイメージして頂くことをお勧めいたします。
そこにポジティブな、楽しいイメージが想像できるのであれば何も問題はありません。
ですが、何か足りないものを埋めている・何かの傷を隠しているようなお気持ちになるのであれば、本当に欲しいものは「出世」ではない可能性があります。
その際は、いったん立ち止まって「私は何を埋めようとしているのだろう?」「私が本当に欲しいものは何だろう?」と考えていただくと、ご自身の本当の気持ち・願望に気づくきっかけになるかと思います。
2)パートナーシップについて
ご相談文を拝読して「一生懸命仕事をしている女性・出世している女性は男性からみて魅力的ではない(要は「モテない」)」と認識されているようにお見受けしましたが、いかがでしょうか?
そのご認識には、正しい側面と正しくない側面があります。
まず、Webを検索すれば「バリキャリの女性はモテない」という情報がたくさん出てきます。
「高収入の女性、仕事で忙しい女性は可愛げがなく、男性からモテない」と言う固定概念は、私自身が若かりし頃(四半世紀ほど前です・・・笑)からありました。
一方で、出世されている女性で結婚されている方、お子さんがいらっしゃる方もたくさんいます。
以前は出世される女性の絶対数が少なかったのですが、今女性の管理職比率は以前に比べて伸びていますし、仕事と子育てを両立しながら活躍する女性も増え続けています。
ですので、どちらの側面に焦点を当てるかによって、出世する女性=モテる?/非モテ? の問いに対する答えは変わってきます。
ちなみに男性に関する一般論のうち(全員に当てはまるわけではありません)、女性の出世と関係が高い要素として以下2点があります。
・男性は頼られたい存在である
・男性は女性に対して優越感を感じたい存在である
一点目について、出世する女性は経済的に自立しているので、そうでない女性に比べて経済的に男性に頼る機会は減ります。
二点目について、出世する女性の社会的地位が男性よりも高い場合には、その点において男性に優越感を感じさせることができません。
よって、この二点の優先順位が高い男性には、いわゆる「出世する女性」はモテないかもしれません・・・。
しかし、男性が「頼られる」「優越感を感じる」ポイントは本当に「出世」だけでしょうか?
体力面、運動神経、気遣いなど、男性に頼りがい・優越感を感じさせる場は出世以外にもたくさんあります。
「重い荷物を持ってくれた」「お店の扉を開けてエスコートしてくれた」「一緒に外を歩くときに彼が道路側を歩いてくれた」「相談に乗ってくれた。いいアドバイスをしてくれた」など、男性が女性に対していいところを見せる場面は無数に存在します。
もしご自身が出世しつつ、男性の欲求を満たしてあげたいと思われるのであれば、上記のような男性の活躍の場を意識的に設けること、そして男性が実際に活躍してくれた時には積極的に褒めることが大切になります。
(男性側は褒められると嬉しくなり、次回以降もやってくれる可能性が高まります!)
また、男性とよいパートナーシップを築くには、相手とご自分の愛情表現の仕方が異なる(かもしれない)と認識することも大切です。
いちごミルクさんは以前の彼とスキンシップの不足が不満で離れたとのことですが、彼にとっての愛情表現はスキンシップとは別の方法だった可能性があります。
例えば「黙って彼女の話を聞く」「彼女の好きな場所についていく」「彼女が食べたがっているものを一緒に食べる」
・・・これらも男性側からの愛情表現です。
いちごミルクさんから見ると「そんなのは好きなら当り前じゃないか」と思われるかもしれません。
また、スキンシップが大好きなご自身を責める・否定する必要も全くありません。
しかし「相手は自分が好きなものを同じように好きとは限らない」
そして「好きなものは違っても、相手は自分に愛情を持っているのだ」と理解することは大切です。
「彼は、あれでも私のことが好きらしい」
「あれでも私は愛されているらしい」
・・・こうつぶやきながら、男性からの愛情をたくさん受け取ることができるようになると、パートナーシップの幅と視野がグンと広がります。
それができるようになったとき、おのずと素敵なパートナーがいちごミルクさんのそばに現れるはずです。
男性と女性が好き合うのは条件だけではありません。
そして、条件云々以前に自分のやりたいことを一生懸命やっている人・それを通じて出世を含めたステップアップを目指す人は、男女問わず魅力的です。
ぜひご自身の魅力を隠さず、男性からの愛情を受け取って、幸せなパートナーシップと出世を両立していただきたいと思います。
いちごミルクさんのご活躍と幸せをお祈りしております。
ご参考になりましたら幸いです。
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(以上です)
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
****
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