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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

相手に答えを聞かない

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。

東京は月曜日から梅雨入りしました。

梅雨入りの影響か、先週までの夏日から今週は20℃前後まで下がり

今週は毎日長袖で過ごす日々が続いています。

私自身は、気温が下がったせいか

それとも先週までキャリコンの宿題が溜まっていて疲れていたせいか

残念ながら体調も気分も落ち気味です・・・。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか?



さて、本日のお題は「相手に答えを聞く」についてです。

これは、根本裕幸お師匠の言葉で言うと「自分軸/他人軸」にあたる話でして

自分の本心に自信がない、または

自分が本心を言いたくない

そんなときに「相手にその本心を言って欲しい」と願う気持ちのことです。

自分に自信がなかったり

自分が本心を言うことで責任を取りたくない

・・・そう思うのは誰にでもあることです。



ここで、そんな自分の弱さを自覚して

「まぁ、自分に自信ないしなぁ・・・」
「まぁ、言って責任負うのはイヤだしなぁ・・・」
「できれば、相手から言ってくれると嬉しいなぁ・・・」

こんな風に、他力本願になっている自分自身を自覚していれば

何も問題はありません。

ですが、往々にしてこういう時には

本人にその自覚がありません。

それどころか

「はっきり言わない相手が悪い」
「責任を取りたがらない相手が悪い」

・・・と、何の疑問もなく思い込んでいたりします。

この例を最近の朝ドラ(ちむどんどん)の1シーンで見かけました。

お互い惹かれ合っている男女(女性側は主人公の姉)がいるのですが

女性側に縁談の話が来ます。

ここで女性、男性に対し

「縁談の話が来ているけど、どう思う?」

と尋ねます。

しかし、男性側は煮え切らない態度。

ここで女性側が怒ってしまい、縁談を受けてしまう。

・・・ざっくり言うとこんな流れです。
(ちなみにドラマよろしく、結局両家顔合わせの日に男性が女性にプロポーズして二人は結ばれる、と言うお決まりの流れを辿りました)



ネットでの視聴者の意見を見ていると、優勢な意見だったのが

「煮え切らない男性が悪い」

と言う意見でした。

ですが、本当にそうでしょうか?

最初から女性が

「縁談の話が来ているけど、本当はあなたと結婚したい」

そう言えば、男性側もすんなり受け入れたのでは無いでしょうか?

なぜ、男性側が煮え切らないことを責めるのに

女性側が本心を隠して、責任を取らない状態で

男性側から告白してくれなかったら怒ってしまって

当て付けのように縁談に乗ってしまう

この一連の行動は責められないのでしょうか?



・・・もちろん、女性側を責めればいい、と言う話でもありません。

ただ、自分で本心を言わずに、相手にその答えを求めている状態において

相手が自分の思う通りに動かないことに腹を立て

自分が本心を言っていない、責任をとっていない、コミットしていない

そのことについて何ら内省をしないのであれば

今、仮にうまくいったとしても、結局相手に答えを求め

何かしらの不満を抱き続ける

その状況は続くことでしょう。

「相手が答えを言ってくれない/責任を取ってくれない」

そう思うときにはまず

「そもそも私自身は本心を言っているか?」
「そもそも私自身はコミットしているか?」

・・・そう内省してみることをお勧めします。

もちろん、相手を責めても構いません。

しかし、誰しも「責められている」と感るときには萎縮し防衛的な態度になりますので

責めることで求める結果を得られる可能性はあまり高くないと思われます。


・相手に答えを聞かない
・自分から答え(本心)を先に言う


これらを習慣づけると、大切な相手とのコミュニケーションはとてもスムーズになります。

ご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。

****
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