スカーレット、二人とお父さんが和解できてよかったですね!
「工芸展で入選したら結婚祝いしたる」という落とし所はなかなかよかったですね。
客観的に見ていると、喜美子が途中で言い出したように
「陶芸に全てを捧げて2人とも退社する」と極端な選択肢を取るのは現実離れしていますし
かと言って、最初に八郎がお父さんの言葉を丸呑みしたように
「陶芸は趣味に留める」と割り切ってしまうのもこれまでの彼の人生とずれ過ぎる。
工芸展で入賞して、食べていける道筋が見えてから辞めるのが
誰にとってもストレスの少ない、理解がしやすい選択肢ですね。
・・・こうやって書くと「いやいや、道筋が見えてなくても辞めていいんじゃないか?」とか
「道筋をつけるまでは安定した職場にとどまる」って、いかにもサラリーマン的な発想だなと
自分自身を卑下したい気持ちにもなりますが、
いいんです。
私はサラリーマンですから。
どちらかというと、私の発想はお父さん側に近いです。
娘にだけは苦労をさせたくない、その言質をムコ殿から得たい。
その気持ちはとてもよく分かります。
しかしムコ殿、最初「陶芸は休みにやります」って、お父さんの言葉をそのまま
丸呑みしていましたが
喜美子が反論してくれなかったらどうするつもりだったのでしょう?
まぁ、数年くらいは大人しくして、その後「やっぱり独立します!」って言うのかな?
・・・こういう打算的な発想が出てくる自分自身が若干イヤになりますが
それも自分だから仕方ありませんね笑
しかし、喜美子はやっぱりお母さんの子どもですね。
波乱万丈が好きなんですね。
お母さんは「橋の下でお父さんと寝泊まりするのがワクワクした」って言ってましたが
ワクワクする恋愛が好きな方は、昔も今もやっぱりいらっしゃいますね・・・。
自分には無い発想なので、ちょっと羨ましいです。
大恋愛っていいなあ・・・。
そんな風に思った金曜日の朝でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な金曜日を。