スカーレット、今週はまぁまぁな感じでした。
喜美子は相変わらず意地っ張りというか、自分の弱みを見せないですねー。
でも、アンリさん、武志、新作のお陰で、少し八さんに心を開くことができて
新しい創作意欲も湧いて来たようですし、
八さんに自分から「新しい関係を築こうや」と言えたのはすごい進歩ですね。
でも個人的には、八さんの作品を壊す必要は無かったと思うのですが・・・
過去のものを壊して新しいものを作る、という考え方はいいと思うのですが
それは気持ちの問題で、実際に作品を壊さなくても・・・。
もともと「武志が出展の参考に見たい」と頼まれて八さんが持って来たのだから
武志に託せばいいのに、と思いました。
喜美子は本当に男らしい女性、というか、常治パパの生き写しですね。
その喜美子とコントラストを成すように、女性らしさ満載のアンリさん。
大好きな人と結婚するため、映画に2作品出ただけで女優業を辞めてしまいました。
そして旦那さんが亡くなり子育ても終わった今、喜美子の作品で心が豊かになり
そして今度は自分から喜美子に心の豊かさを渡してあげたくなり、
少しの間だけ一緒に暮らします。
彼女が最後に言った「芸術作品と同じくらい人生を豊かにするのは、
自分以外の誰かを思うこと」という言葉にはとても共感しました。
私も喜美子と似たタイプの女性ですので、これまで自分のことで精一杯でしたが
最近、ようやく自分以外の人たちのことを考えられるようになってきましたし
自分以外の誰かを思って何かをするということは、
アンリさんの言う通り、自分の気持ちを豊かにします。
在宅勤務の記事にも書きましたが、人は人の間に生きる生き物なので
やっぱり自分だけじゃなく、誰かの為にも生きたいし
そう生きることが自分の幸せを大きくするんだと思いました。
喜美子は「作品を通じて人の心を豊かにしたい」という自分の希望を再認識しました。
八さんとのやり取りは相当不器用でしたけどね笑
彼女は自分の想いを、言葉ではなく作品に託すタイプの人なんだなと思いました。
その気持ちはなんとなく分かります。
私も仕事柄、制作物をいろいろと作るのですが
そこには「読む人に◯◯を伝えたい、読む人の心に火を灯したい」
いつもそんな想いを込めて作っています。
そう思うと、人の作品ってそこに愛情が籠っているものなんですね。
これまで、あんまり芸術には興味がなかったのですが
何かを観に行って、愛情を見つけてみようかしら。
そんなことを考えた土曜日の夕方でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な土曜日の夜を。