プロ野球が開幕して約1ヶ月が経ちました。
もともと中高生の頃は大の巨人ファンでしたが
社会人になって、松井秀喜選手が大リーグに行ってしまってから
そんなに一生懸命観ることも無くなりました。
ですが、今シーズンはテニスの試合が全く行われていないこともあり
ほぼ唯一のスポーツライブ中継である巨人戦を、例年よりもしっかり観ています。
そして、今シーズンから例年と明らかに変わったことがあるのですが
以前は巨人が負けそうになると機嫌が悪くなったり
相手チームがミスしてくれたり失点してくれたりすることを
心の底から願っておりました。
・・・つまり、スポーツ観戦というよりは、単なる1ファンでした。
でも今年から観方が変わりまして
もちろん巨人に勝って欲しい気持ちは変わりませんが
相手チームのいいプレーやいいピッチング、バッティングを観ると
気がついたら拍手している自分がいますし
相手チームのいいプレイで巨人が不利になっても
「あれは相手が上手だな、仕方がない・・・」
そう思うようになりました。
で、これはテニスをしている時の自分自身と全く同じでして
以前はどんな相手に対しても「負けたくない」という気持ちが勝り
ネットの向こう側にいる相手のプレーはどんなにいいプレーであっても
それを称えるよりは、それを打たせた自分の(あるいは仲間の)ミスを悔やみました。
今も負けたくない気持ちに変わりはありませんが
自分が打つときはそのショットに集中していますし
相手がいいショットを打ったときは、素直に相手が上手だと思うようになりました。
なんでこう思うようになったのかはよく分かりませんが
ある程度自分が技術力を持つようになったことで、相手の技術の素晴らしさや努力が
何となくわかるようになったからだと思います。
野球はテニスにかなり似ているスポーツですので、体重移動やボールを捉えるセンスや
メンタルの保ち方などが
テニスと通じるものがあって、観ていて参考になります。
野球も1プレーヤーとしての目線で観るようになった、ということかな・・・。
テニスもいよいよ来月からツアーが復活しますが(本当に全米オープンやるんですね)
今後はテニスも野球もスポーツとして楽しんで観たいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日からも素敵な1週間を。