こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
ついに緊急事態宣言が出ましたね。
「20時以降の外出自粛」と「コンサートやスポーツイベントの入場制限」は両立するのだろうか・・・(ナイターはやらないってこと?)と疑問になりました。
さて、本日は昨日に続き 郷ひろみさん「よろしく哀愁」の歌詞分析をします。
ちなみにこの曲、カウンセラー仲間が去年の紅白で郷ひろみさんが歌っていたことを教えてくれました。
作曲した筒美京平さんが昨年末に亡くなられたことが関係しているのでしょうね・・・。
さて、1番のサビ前までで彼女に疑われたことにショックを受けていたお豆腐メンタルのイケメン主人公ですが
それに続く有名なこのサビで、心理学的に言う「コミットメント」にたどり着きました。
会えない時間が 愛 育てるのさ
目をつぶれば 君がいる
「会えない時間」があると言うことは遠距離恋愛かな?と一瞬思いましたが
おそらく事実はそうじゃなくて
サビの手前で彼女に疑われてケンカになってしまい
今ケンカ中で会えないんでしょうね。
疑われたことに腹を立てて思わずケンカしてしまったけれど
会えない時間にじっと目をつむると、思い出すことは彼女のことばかり。
彼女を深く愛してしまっている自分自身に気づいたようです。
そして、彼女への愛に気づいた主人公はこう決意します。
友達と恋人の境を決めた以上
もう泣くのも平気
よろしく 哀愁
・・・彼女は俺にとって友達じゃなくて恋人だ。
俺は彼女が大好きだ。
だからケンカして会えなくなって、悲しくて涙が出るのは当たり前。
俺はこの哀しい・寂しい気持ち(=哀愁)とともに生きていく。
哀愁さん、よろしくな!
・・・そんな風に自分の彼女への愛、そしてそれがもたらす哀しさ・寂しさ
そんな気持ちと寄り添って生きていくことを主人公は決めました。
歌っている郷ひろみさんはヤサメン系のイケメンですが
この決心はめっちゃ男らしいです。
素晴らしい男気です。
そして、もう一つ注目したいのは
昨日の記事にも書きましたが
この男気はあくまで主人公の心の中だけで繰り広げられていると言うことです。
ケンカ中の彼女には一切伝わっておりません。
ここもとても男らしいところでして
男性は、基本的に自己完結している生き物です。
自分で自分の彼女への思いに感じ入り(悪く言うと「酔い」)
その思いが彼女に伝わっているかどうかまでには頭が回っていない生き物です。
と言うか「俺がこんなに思っているのだから彼女にも伝わっているはず」と
勝手に思い込んでいる生き物でもあります。
だからこそ、こうやって歌謡曲の詩となって間接的に私たちに教えられるのです。
そういえば、この歌詞を書いたのは安井かずみさんと言う女性の作詞家です。
安井かずみさんは素晴らしい歌詞をたくさん書いていますが
きっと今の私のように
男性の気持ちを女性の皆さまにお伝えしたくてこの歌詞を書いたのだと思います。
この世の流行歌の歌詞は、男女の機微を分かりやすく端的に私たちに伝えてくれます。
もし男性の気持ちがわからずにモヤモヤするときには
ぜひお気に入りの男性アーチストの歌詞を読んでみてください。
何かヒントが見つかるはずです。
本日は1番のサビまで分析いたしましたが
2番の歌詞にも男性心理を象徴する部分がありましたので
明日の記事で最終編を書かせていただきます。
楽しみにしていてくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
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