こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日は郷ひろみさん「よろしく哀愁」歌詞分析の最終回をお送りします。
男性は傷つきやすいこと、独りで愛をコミットすることなどを書かせていただきました。
本日がラストの分析になります。
2番の歌詞はこう始まります。
いちいち君が泣くと
他人（ひと）が見ているじゃない
外の人が見ている場所でケンカして彼女が泣いてしまって
男性が困惑してしまう・・・。
こういうのって、今もあるんでしょうか？
私が若者だった90年代には、喫茶店やファミレスでこういう感じのカップルをたまに見かけました。
女性は感情の生き物、男性は思考の生き物であることが象徴されている内容です。
そして主人公はこう嘆息します。
ふたりのアパートが
あればいいのに
・・・なるほど、主人公は彼女との同棲に憧れているんですね。
しかし、ふたりのアパートの中で
この主人公は泣いている彼女をどうするつもりなんでしょうか？？
・・・。
結構控え目に邪推して
彼女をギュッと抱きしめるとか・・・
キスするとか・・・
はたまた・・・・・・
ゴホッゴホッ。
・・・この辺で止めておきます笑
・・・でも、おそらく間違い無いのは
彼は彼女とのケンカを終わらせる手法として
言葉を使うつもりが無いことです。
言葉なら、他人がいる場でも問題無いです。
他人がいない場を選びたがるのは
言葉以外の手法で想いを伝えようとするからです。
よく、恋愛のご相談で女性から
「いつも話はそこそこに・・・」とか
「彼は私と話し合うつもりが無いんでしょうか？」などのお話を
お伺いします。
この辺は男女の違いあるあるでして
女性は男性に比べて言葉が得意なので
男性もご自分と同じ様に言葉を操ることができると思いがちです。
でも、過去の記事でもずっとお伝えしてきた通り
男性は愛情を言葉で表現するのが苦手な生き物です。
彼が愛情を表現する手法は、もしかしたら言葉じゃ無いのかも知れない・・・。
だからすぐ実力行使（笑）するのかも知れない・・・。
ぜひそんな可能性についても考えてみてくださいませ。
歌詞分析に戻ります。
歌詞はこう続きます↓
おたがいのやさしさを
もっと出しあえるのさ
・・・やっぱり！！
さっきの邪推は確信に変わりました。
「やさしさ」ってわざわざ平仮名で書くあたり
通常の「優しさ」とは違うことは明らかですよね。
日本語はこうして漢字を平仮名やカタカナに変えることだけで
違うニュアンスを伝えることができます。
しかも、これは歌を聞いているだけでは分からない差分でして
見つけるには歌詞カード（古いw）を読まないといけません。
歌詞に込められた奥の意味を探るのも、歌詞を読む楽しさの一つです。
さぁ「やさしさ」を出しあった二人は一体どうなるのでしょうか？
疲れた日の僕を そっとねむらせて
・・・ほほう。
この歌詞もいろんな意味に取れますが・・・。
あえて正面から解釈すると
「眠らせて」じゃなくて「ねむらせて」なのは
疲れた日にはケンカをふっかけないで
僕を子どもを寝かしつけるような優しさで癒して・・・
そう甘えて訴えているように思えます。
主人公は彼女と二人きりになれる場所で
彼女を抱きしめたいし、彼女に甘えたい。
そういう正直で切ない想いが伝わってくるようです。
これもまさしく「哀愁」ですね。
この歌詞にあるように
男性は女性に無限の包容力を見出し、それに包まれるように甘えたいという願望を持っています。
もちろん、女性のみなさまはそれに100％応えてあげる必要はありません。
我々女性だって疲れている日はありますし
いつもお相手に優しくできる訳ではありません。
まずは、男性はそれを求めていることを頭の片隅に置いておけば十分です。
それでも、彼の一挙手一投足にイライラしてしまい
思わず怒りの鉄拳をかましそうになったときには
ふっとこの曲を思い出して、彼を往年のイケメン郷ひろみに見立てて
（それは難しいかも知れませんがw）
思いとどまってあげることができれば
その想いが彼に通じるかも知れませんし
昨日の記事のように、彼は独りでアナタへの愛に「コミット」してくれるかも知れません。
そんな愛情貯金を積み立てるような気持ちで
気軽に男性の甘えを許してあげていただければ幸いです。
以上で「よろしく哀愁」の歌詞分析を終わります。
・・・いやぁ、新年早々とてもいい男性心理の教科書でした。
男性心理テストに出る内容が満載で
これだけ覚えておけば「男性心理は基本OK！」くらいの濃さでした。
また新たな教材を見つけ次第、記事にさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な週末を。
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