王様の耳はロバの耳

乙女ゲームやBLゲーム、時々映画の感想を書いていきます。
ネタバレありです。閲覧注意。

デスペラドロップス(デスペラ) 真相 本編&DLC 感想

2024-03-12 01:39:03 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。

ついにフルコン!

真相ルート
(本編&DLC)
終わらせましたー!🎉



全員攻略&犯罪度高めた後、共通ラストでビショップからメールが送られてきて選択肢が出でくる。
「皆を信じる」的なやつを選択すると
開放!

というわけで、感想書いていきます!

このルートでは
①ビショップの正体
②クラウンの目的
③女王《クイーン》の正体
④謎多きルポライター、カルロスの正体
がわかるので、まずそこから書いていこうと思います。













⚠ネタバレ注意⚠


















【本編感想】


①ビショップの正体

正体はズバリ
宰相《チャンセラー》


衝撃の正体。
どういうことかと言うと、二重人格

自分の野望のために娘を利用することを妻に反対され、邪魔になるからと自分の意志で殺しておいてショックと悲しみにより人格が分離。

野望のためなら手段を厭わない冷酷無比な人格が宰相《チャンセラー》

宰相を止めるために主人公たちを導く良心的な人格がビショップ

まさかサリィルートでのサリィの状態が伏線だったとは。


②クラウンの目的

簡単に言うとアメリカやロシア、中国といった大国に対抗するためにヨーロッパを1つにまとめようといったもの。
これだとEUがすでにあるけど、クラウンの場合は目指すのは絶対君主制
EUみたいな寄せ集めだと有事の際には自国優先に走りまとまりがなくなってしまうから、ヨーロッパを1つの国にまとめて君主がまとめあげればいい…というのがクラウンの考え方。

宰相の目的は、昔に「天使の声を聞いた」と話題になった娘・クリステル(聖女ハイリガー)を奇跡の体現者として神格化し、聖女への信仰や畏敬を元に各国の代表や有力者に膝をつかせ、民をまとめようというもの。
奇跡の内容は「バチカン崩壊の予言を当てる」というものだけど、実際は地下道に多数配置した強力な爆弾を爆発させて物理的にバチカン崩壊させるという荒業

主人公はクラウン側との攻防の末に爆弾を無力化。宰相《チャンセラー》の野望を阻止しヨーロッパを危機から救いました。


③女王《クイーン》の正体


主人公


侍祭《アコライト》というのは宰相が適当に思いついた役割名。
本当は君主《モナーク》とともにクラウンのトップ
クラウンの女王は代々「人の心を読める」能
を母から娘へ受けつぎ、その能力で君主(モナーク)を助けることが役割。

おばあちゃんも女王で母親も女王候補だったけど、母は日本人(父親)と恋に落ち日本へ駆け落ち。祖母も娘の幸せを願って逃走を見逃します。
君主《モナーク》(ハートフィールド)も理解を示し、主人公は日本で普通の女の子として平穏に過ごします。
ただ、宰相《チャンセラー》や元老院は黙っておらず、3年前に君主の記憶を消し無力化したあと、主人公がイタリア留学するように仕向ける暗躍をします。
…ていうか、ゲームでもサラッと「記憶を消す」って出てきたんだけど
クラウン何でもありすぎない?

そしてアイーダを使いイタリアにきた主人公を監視。そして目的のため主人公をハートフィールドの元へ導き、物語の序盤へと…。

アイーダ、やっぱり
クラウンだったか。末端だけど。

攻略キャラたちみたいな悲惨な生い立ちがあるわけじゃないけど、自分の人生を捻じ曲げられて主人公に恨みを持つように。
だけど一緒に過ごす中で本当の友情を築き、真相ルートでは主人公を助けるために線路にスポーツカーでつっこみ、色々暴露したあと主人公とクリステルを乗せて最初に分かれた街へ逃がします。


④カルロスの正体


欧州諜報局という、これまた別の秘密機関のエージェント

EUトップ達と宰相の会合の場で宰相を断罪し、企みを阻止したのはいいけれど
手を組んだ欧州警察に裏切られ海上で逮捕されそうになり絶体絶命。
そんなときに他の船に乗り付け主人公たちを助けてくれたのがカルロス。
だけどその目的は
ヨーロッパ安寧のために必要な汚れ仕事をする実行部隊として主人公たちをスカウト(というか強制契約)

そもそも主人公たちの護送車が襲われたのはカルロスの仕業。
クラウンの計画を阻止するために、クラウンが集めた駒を逆利用したとのこと。
まんまと利用されたことを知って仲間たちは不快感を示すけど、クラウンの悪事を止めたところで自分達が追われる身なのは変わらず。
永遠に逃げ続けるかカルロスに飼われるかの選択を迫られ、後者を選択。
主人公はまだ引き返せたけど皆と離れるのが嫌だからと一緒にいることを選択。

カルロスは優秀な手札を手に入れてご満悦…だけど、
皆言う事聞きゃしねぇ
任務を伝えてるのにホームパーティーの準備に追われる7人にガン無視され、サリィに通信を切られちゃう不憫さ。

クラウンは弱体化したけれど無くなったわけでもなく。
真相ルートだけど攻略対象たちの問題はそのままで大団円というわけでもなく。

今後、
ルカが釈放されたら恨み骨髄で学生団体焚き付けてカミュルートテロ起こすかもだし。
真相でも出番なしで、ただただ野に放たれただけの危険人物・執行人がジブルートみたいなキモい人殺しやりまくるかもだし。
ラミールートで出てきた薬がヨーロッパ中にでまわっちゃうかもだし。
逃げたコンサートマスターがサリィとヨーロッパを巻き込んだハッキング勝負をするかもだし。


色んな困難が降りかかるのを、仲間たちと乗り越えて行くんだろうなーという感じ。


俺達の戦いはこれからだ!



【DLC感想】

カルロスからの司令もなく暇した7人が思い出の地を巡る旅に出る

それぞれの行きたい土地をクジに書き、クジを引きながらあちこち移動して記念写真をとるんだけど、

ヨーロッパ中をあちこち縦横無尽にほぼ休みなしで移動する過酷な旅に
追われるわけでもないから普通に宿とればいいのに、変なアドレナリンが出たアッシュによって夜通しの旅を続けることに。

なんなら逃亡中の旅より過酷らしい。辛。

最後は何故かサリィの希望でパリにいってエッフェル塔を背景にパシャリ。