王様の耳はロバの耳

乙女ゲームやBLゲーム、時々映画の感想を書いていきます。
ネタバレありです。閲覧注意。

【乙女道士 〜華遊恋語〜】 感想 

2024-10-18 21:52:43 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。


サックサクにクリアしました!

🐼乙女道士🐼 〜華遊恋語〜





ボリュームもシナリオもあっさりライトな感じだからのんびりプレイの私でもスイスイ進められました👍

というか、X(Twitter)見てると買ってすぐにクリアしてる人もチラホラ。

明るめのシナリオでイラストも可愛くて良き🥰
小学生のときよく読んでたちゃおっぽい感じ。
途中挿入される漫画や、章ごとの次回予告が昔のアニメっぽくて
童心に帰れる👧🏻

ただまぁ、楽しめたって声も聞くけど評価は辛めなんだよなぁ。
Amazonのレビュー星3切ってるし…

私は好きだし合ってたけど、低評価の理由も納得。

今回はそのへんに触れた全体評価とキャラ別感想を書こうと思います。



【全体評価】※ネタバレなし

AmazonやXで眺めた意見要約すると、
お値段の割に色んな面で物足りないから
かなぁ…。
色んな面は主にボリューム、シナリオ、システム面かな。


①ボリューム
マジで少ない。共通短めで、個別も8章まであるけどゆっくりプレイの私がやっても1キャラ3時間掛かるか掛からないかくらいだった。
同じくらいのボリュー厶の乙女ゲはSwitchやVitaの吉原彼岸花くらいかなぁ。
ただあれは🔞シーンをカットしているから短めなんであって、乙女道士は最初から少ない😇
最近のボリューミーな乙女ゲに慣れてると物足りなく感じるかも。
だけど、長い文章が苦手だったり、日々の生活に疲れていて話が長いやつだと読むのが億劫だって言う人にはいいかも。

シナリオ
ラブコメ系で明るいタイプのシナリオなんだけど、
マジでちゃおとか女児向け漫画
こんな感じの漫画を小学生のときよく見たぞ
って思いながらやってた。
ルナルナティックとかB・BスクランブルとかDr.リンに聞いてみてとか…懐かしい…

シナリオの個人的評価は
・シリアスなところもあるんだけど、心の底から闇散らかす激重シーンもなければアダルティなシーンもない。
・バッドエンドもデッドエンドもなくて最後はハッピーエンドかハッピー寄りのノーマルエンドになる&ボリュームが薄くてライトだからご都合主義がすごい
・致命的な破綻はないけど強引な展開が多々
・難しくなくてわかりやすいシナリオだけどわかりやすすぎて先の展開が読める。
正直、大人の読み物として物足りない感はある。

でもCEROはCなんだよね。不思議。
昔のアニメっぽい章ごとの次回予告も相まってノスタルジーすら感じる。
現在の大人の自分として楽しむより、童心に帰って楽しむのはアリかも。
スーパーの駄菓子コーナーでセボンスターを買って自分の中の女児を喜ばすみたいな楽しみ方というか👧🏻

もしくはご都合主義上等で明るくて難しくない話を見て心身の疲れを癒すとか。
余談だけど母が昔から二時間ドラマが大好きで、その理由が「わかりきった予定調和の展開を、無駄にドキドキせず頭空っぽにしてのんびり楽しめるから」
学生の頃はわからなかったけど、いい大人になって日々の生活に追われるようになってからは理解できた
疲れてる時は情緒ゆさぶる物語で精神を摩耗させるよりわかりやすい話をぼんやり眺めてたい😇🍵

③システム
・目パチ口パクなし等、立ち絵の動きなし
・リップ音なし
・スチル少ない
最近の乙女ゲームでこれなかったら不満出るよねっていう😇
個人的にはこの辺なくても全然いいタイプだから気にならなかった。
なんならリップ音や喘ぎ声吐息苦手なんよね😇

スキップの速さは無問題。
選択肢スキップは…シナリオが短いからスキップだけでストレスフリーでいけたから、あったかどうか覚えてない😇
視認性も悪くなかった。


乙女道士、悪くはないし楽しかったけど
正直、ダウンロード限定やアプリで2500円〜3000円ちょっとのお値段なら文句出なかったって感じのクオリティかなぁ。

イラストも可愛いしシナリオライターさんも人気の人達だったから前評判は良かったし期待値も高めだったけど、
蓋を開けてみたら良くも悪くもライトすぎて落差が凄い。
ちょっと前に発売されたミストニアやトラマギが同じようなお値段で良ゲーと評判だから見劣りもするよねぇ…。

あとは、ルートによって主人公のノリが寒いって意見もあった。
私は結構好きだけどねあのノリ🤗

ただ、買ってみるまでは自分に合うかどうかなんてわからないし、どんなに評判のいいゲームでもどうしても合わなくて皆が楽しんでるのを横目にやる気が起こらなくて詰んだり売ったりして「お金もったないなかったなぁ…」って思うこともある。
私的にはサクサクできるライトさが合ってたし、

私は好きだよ乙女道士🐼✨

あと、ミーミが可愛いからそれだけで買った価値大アリ🐼💕

私的に乙女道士が合ってそうな人は
・日々の生活に追われてて(もしくは疲れが出てて)重めのゲームをする気力がない
・ずっと重めのゲームをしてきたから箸休めしたい
・初めて乙女ゲームをする、久しぶりに乙女ゲーム再開するから肩慣らしにライトなゲームをしたい
・鬱展開のない明るいゲームがやりたい
・ご都合主義上等のハピエン厨
・童心(女児)にかえりたい
・可愛い中華風の雰囲気を楽しみたい
・シナリオは重視せず好きな声優さん、一目惚れしたキャラ、可愛いイラストを堪能したい
・関西弁の胡散臭い細めキャラCV福山潤に会いたい
・可愛いパンダのマスコットキャラを愛でたい
ってとこですかね。



次はキャラ別感想!
ややネタバレありで、肝心なところは伏せ字にします。





⚠ネタバレややあり⚠







キャラ別感想


攻略順はユーハン→シャオウ→ハオラン→ロンレイ(制限あり)→ウロ(隠し)がオススメ



シュンリン

元気ハツラツ主人公ちゃん。
ちゃおとか女児向け漫画に出てきそうな、
前向き天真爛漫お転婆ガール

道士見習いとしてキョンシーと戦うけど、武術の心得もあるから対人戦でも戦える。
なのに共通では攻略対象に出会うために
やたら人にぶつかったりそのへんの雑魚おっさんに突き飛ばされたりする😇
共通だとなんでそんなに足腰弱いんだ

複数ライターの影響か、ルートによって大分印象が変わる。
ユーハン√ではちょっと鈍感系なのにシャオウ√はガッツリしてたり。

乙女ゲームにありがちな実は主人公には重要な秘密が…みたいなの、今作の場合は大したことはない。
赤ちゃんの頃に出会ったシユから道士の力を一部吸い取ったのと、実は捨て子でリーホンとは血が繋がってないことくらい。
シャオウ√で何か特別な力がある…!みたいな事言ってたけど最後まで詳しく言及されることはなかった😇


ハオラン

優しいお兄ちゃん系幼馴染。
心清らかで優しい。
優しすぎて他人を優先しすぎるところがある。
シュンリンとは兄妹同然に育ってるせいで周りが引くくらい距離が近い。自√ではそのへんを指摘されてお互いが徐々に異性として意識していくのが可愛かった🥰
黄泉にいって生き返ったりなかなか超展開ご都合主義だった。


ユーハン

同い年の可愛いツンデレ幼馴染。
思春期全開少年って感じで可愛い。(ユーハンもシュンリンも19歳くらいだけど)
すぐ「バーカ」っていう🤗
ユーハン√は親目線で見ちゃう


シャオウ

シュンリンのどタイプの漢。
シャオウ√は主人公大分がっついてる。
ロンレイ√もそんなとこあるけどシャオウ√ほどじゃない。
私も攻略対象の中では一番見た目が好き🥰
キャラ的にもアリ💕
村を焼かれて真相を探ってるんだけど、復讐に燃えて我を忘れるとかそんなことはない。怒りや悲しみはあれど冷静。

このルートは村を焼いた王様を倒す話だから、シユがめちゃくちゃ協力してくれる。



ロンレイ

超絶美形ワーホリ官人。
攻略制限ルート。
本作の監禁枠
他ルートでは王宮サイドの物腰柔らかな頼もしい協力者なのに、
自ルートだと急にヤンデレ化します。
実はキョンシー並みに体温が低くて他人の体温も感じ取れないのに、なぜかシュンリンだけは温もりを感じ取れることが発覚。生まれて初めての人の温もりを手放したくなくて超唐突にシュンリンに並々ならぬ執着を持ちます。
あまりの急展開にシュンリンもプレイヤーも戸惑う😇
そして一度はヤンデレが収まったのに、恋情エンドで唐突に監禁属性復活。なんでやねん。



ウロ

パケにも描かれてる隠れてない隠しキャラ。
ロンレイルートで唐突に出てきて、ロンレイ攻略後にロンレイからの派生で攻略可能。

本作の運命枠

記憶喪失の謎の青年として出てくるけど、正体はすぐ察しがつく。
どっちかっていうとこのルートで印象深いのはヨキの方かな


あとは非攻略キャラ2人ほど


シユ

軽薄薄目関西弁CV.福山潤の
胡散臭さ100%男
本作のボスキャラ
死してなお復讐のために50年以上の年月を費やした執念の男なんだけど、キョンシー生の中で時折人と関わり、無情になりきれなかった憎めないキャラ。


ヨキ

聡明で理知的な王子様。
騒動後は王様になってるルートも多いけど
真の黒幕

本性は双子の兄や父王に並々ならぬ憎しを抱え、国のトップになるために暗躍する。

シュンリンを気に入っているのは昔出会ったシュンリンを心の支えに辛い王宮生活を乗り切ってきたから。
実際はあったことがなくてウロの思い出話を自分の記憶だと思い込んだだけだけど。

ウロ√でシュンリンへの執着が深いことが発覚したけど、他ルートでのエンディング後のシュンリン大丈夫だったのかな。



ルオジン

色んなことの元凶。
立ち絵は威厳に溢れてる感じなのに、実際は小悪党感。


そして本作の私の推し

ミーミ🐼

超可愛い💕
今までのマスコットキャラの中で一番好き🐼💕

この子に出会えただけで乙女道士買った価値がある!🐼



以上!
FD出るかわからんけど出たら買おうかな。





デスペラドロップス(デスペラ) 真相 本編&DLC 感想

2024-03-12 01:39:03 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。

ついにフルコン!

真相ルート
(本編&DLC)
終わらせましたー!🎉



全員攻略&犯罪度高めた後、共通ラストでビショップからメールが送られてきて選択肢が出でくる。
「皆を信じる」的なやつを選択すると
開放!

というわけで、感想書いていきます!

このルートでは
①ビショップの正体
②クラウンの目的
③女王《クイーン》の正体
④謎多きルポライター、カルロスの正体
がわかるので、まずそこから書いていこうと思います。













⚠ネタバレ注意⚠


















【本編感想】


①ビショップの正体

正体はズバリ
宰相《チャンセラー》


衝撃の正体。
どういうことかと言うと、二重人格

自分の野望のために娘を利用することを妻に反対され、邪魔になるからと自分の意志で殺しておいてショックと悲しみにより人格が分離。

野望のためなら手段を厭わない冷酷無比な人格が宰相《チャンセラー》

宰相を止めるために主人公たちを導く良心的な人格がビショップ

まさかサリィルートでのサリィの状態が伏線だったとは。


②クラウンの目的

簡単に言うとアメリカやロシア、中国といった大国に対抗するためにヨーロッパを1つにまとめようといったもの。
これだとEUがすでにあるけど、クラウンの場合は目指すのは絶対君主制
EUみたいな寄せ集めだと有事の際には自国優先に走りまとまりがなくなってしまうから、ヨーロッパを1つの国にまとめて君主がまとめあげればいい…というのがクラウンの考え方。

宰相の目的は、昔に「天使の声を聞いた」と話題になった娘・クリステル(聖女ハイリガー)を奇跡の体現者として神格化し、聖女への信仰や畏敬を元に各国の代表や有力者に膝をつかせ、民をまとめようというもの。
奇跡の内容は「バチカン崩壊の予言を当てる」というものだけど、実際は地下道に多数配置した強力な爆弾を爆発させて物理的にバチカン崩壊させるという荒業

主人公はクラウン側との攻防の末に爆弾を無力化。宰相《チャンセラー》の野望を阻止しヨーロッパを危機から救いました。


③女王《クイーン》の正体


主人公


侍祭《アコライト》というのは宰相が適当に思いついた役割名。
本当は君主《モナーク》とともにクラウンのトップ
クラウンの女王は代々「人の心を読める」能
を母から娘へ受けつぎ、その能力で君主(モナーク)を助けることが役割。

おばあちゃんも女王で母親も女王候補だったけど、母は日本人(父親)と恋に落ち日本へ駆け落ち。祖母も娘の幸せを願って逃走を見逃します。
君主《モナーク》(ハートフィールド)も理解を示し、主人公は日本で普通の女の子として平穏に過ごします。
ただ、宰相《チャンセラー》や元老院は黙っておらず、3年前に君主の記憶を消し無力化したあと、主人公がイタリア留学するように仕向ける暗躍をします。
…ていうか、ゲームでもサラッと「記憶を消す」って出てきたんだけど
クラウン何でもありすぎない?

そしてアイーダを使いイタリアにきた主人公を監視。そして目的のため主人公をハートフィールドの元へ導き、物語の序盤へと…。

アイーダ、やっぱり
クラウンだったか。末端だけど。

攻略キャラたちみたいな悲惨な生い立ちがあるわけじゃないけど、自分の人生を捻じ曲げられて主人公に恨みを持つように。
だけど一緒に過ごす中で本当の友情を築き、真相ルートでは主人公を助けるために線路にスポーツカーでつっこみ、色々暴露したあと主人公とクリステルを乗せて最初に分かれた街へ逃がします。


④カルロスの正体


欧州諜報局という、これまた別の秘密機関のエージェント

EUトップ達と宰相の会合の場で宰相を断罪し、企みを阻止したのはいいけれど
手を組んだ欧州警察に裏切られ海上で逮捕されそうになり絶体絶命。
そんなときに他の船に乗り付け主人公たちを助けてくれたのがカルロス。
だけどその目的は
ヨーロッパ安寧のために必要な汚れ仕事をする実行部隊として主人公たちをスカウト(というか強制契約)

そもそも主人公たちの護送車が襲われたのはカルロスの仕業。
クラウンの計画を阻止するために、クラウンが集めた駒を逆利用したとのこと。
まんまと利用されたことを知って仲間たちは不快感を示すけど、クラウンの悪事を止めたところで自分達が追われる身なのは変わらず。
永遠に逃げ続けるかカルロスに飼われるかの選択を迫られ、後者を選択。
主人公はまだ引き返せたけど皆と離れるのが嫌だからと一緒にいることを選択。

カルロスは優秀な手札を手に入れてご満悦…だけど、
皆言う事聞きゃしねぇ
任務を伝えてるのにホームパーティーの準備に追われる7人にガン無視され、サリィに通信を切られちゃう不憫さ。

クラウンは弱体化したけれど無くなったわけでもなく。
真相ルートだけど攻略対象たちの問題はそのままで大団円というわけでもなく。

今後、
ルカが釈放されたら恨み骨髄で学生団体焚き付けてカミュルートテロ起こすかもだし。
真相でも出番なしで、ただただ野に放たれただけの危険人物・執行人がジブルートみたいなキモい人殺しやりまくるかもだし。
ラミールートで出てきた薬がヨーロッパ中にでまわっちゃうかもだし。
逃げたコンサートマスターがサリィとヨーロッパを巻き込んだハッキング勝負をするかもだし。


色んな困難が降りかかるのを、仲間たちと乗り越えて行くんだろうなーという感じ。


俺達の戦いはこれからだ!



【DLC感想】

カルロスからの司令もなく暇した7人が思い出の地を巡る旅に出る

それぞれの行きたい土地をクジに書き、クジを引きながらあちこち移動して記念写真をとるんだけど、

ヨーロッパ中をあちこち縦横無尽にほぼ休みなしで移動する過酷な旅に
追われるわけでもないから普通に宿とればいいのに、変なアドレナリンが出たアッシュによって夜通しの旅を続けることに。

なんなら逃亡中の旅より過酷らしい。辛。

最後は何故かサリィの希望でパリにいってエッフェル塔を背景にパシャリ。



デスペラドロップス(デスペラ) アッシュ 本編&DLC 感想

2024-03-11 01:08:56 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。

一気にやってしまいました。


アッシュ


一緒に真相も一気にやったけど、とりあえず
アッシュ本編とDLC
の順で感想書いていきます!













⚠ネタバレ注意⚠











【本編感想】


一匹オオカミなアッシュですが、
他の面子が濃すぎて共通では影が薄くて印象に残らない😇

でも、メインヒーロー枠っぽいしXでもブログでも真相前の最後攻略してる人多いから最後のお楽しみに取っておいたけど

王道展開で面白い
さすがメインヒーロー枠

まず列車から主人公を助け出すシーンがカッコいい。
走行する列車にバイクで並走して、主人公を窓から脱出させるとか映画かよ。

そして2人であちこち休む間もなく逃げ回り、追手(チャイナス)にやられ絶体絶命のピンチの中で衝撃の事実が発覚

なんとクラウンの親玉が共通序盤に殺されてます

というか、主人公が逃亡犯になるきっかけだった殺人事件の被害者・ハートフィールドがクラウントップの君主(モナーク)だったことが判明。

もちろん犯人は宰相(チャンセラー)。
実行犯は家令。


チャイナスは君主が既に殺されていることを知らずに狼狽え、誰の仕業か悟りブチギレして去っていきます


その後は山間の村のはずれの一軒家に身を寄せ、家主のおじいさんが手当てして匿ってくれたのでそこで体力を回復させます。

おじいさんがマジでいい人。息子に似てるからって指名手配犯の世話をなにくれと焼いてくれて、村人からも守ってくれます。

村から出た後はアッシュの故郷に身を寄せましたが、
実家の母親が廃人になってます
そして父親はアッシュが知らん間に亡くなってます。
どうやら夫を亡くし息子はとっくの昔に出ていったまま戻ってこないという状況に精神が耐えられず、一番幸せだったアッシュが幼いころの時代まで記憶が退行した模様。
アッシュのことは亡くなった夫(アッシュの父親)だと認識。
アッシュかなりショックを受けてたけどまぁそうだよね。

そもそもアッシュが家出したのは父親が失職して以来アル中DV野郎になっていたから。
年頃になり体が大きくなるとやり返すことが出来るようになり、「このままだと父親を殺してしまう」という恐怖感から家を出る選択をしたそう。
その後は職と住む場所を転々としながら暮らしていたけど、生来の目つきの悪さと口下手さから輩に絡まれやすく、しょっちゅう暴力沙汰を起こしていたとのこと。

うーん、アッシュはアッシュで大変だったんだなぁとは思うけど
他の面子に比べると悲惨さが足りない😇


その後は父親の墓参り中にチャイナスや家令が現れて一悶着していたところに仲間たちが参上。クラウンを裏切ったチャイナスは殺されてしまったけど、彼女の話のおかげで今後の方針が決定。宰相の君主殺しを明るみにすればクラウンの弱体化・主人公の自由が叶うだろうとのことで証拠集めをして宰相を追い詰める準備をしていきます。
そして好感度が高ければ作戦成功し、レベッカを通して宰相と手下の家令の犯行を全世界に垂れ流させます。
その後は主人公は冤罪を晴らし元の生活に戻ることに。アッシュは傷害の罪を2年ちょっとで償って、シャバで2人が再会してfin。

正統派なストーリー
ちなみにこのルートでチャイナス、家令、宰相の本名がわかります。



【DLC感想】

これまた後日談としては王道の

結婚式の物語

逃亡中世話になったダニエル爺さんに会いに行ったとき、話の流れて村の教会で式をあげることに。

ダニエル爺さん、息子夫婦の婚礼衣装貸してくれたり自宅をパーティー会場にしてくれたり、果てはヴァージンロードを父親代わりに一緒に歩いてくれたり…


もう家族やん

ちなみに主人公の本物の父親にも招待状出したけど返事は来ず…
もうダニエル爺さんが2人のパパでいいやん。



デスペラドロップス(デスペラ) カミュ 本編&DLC 感想

2024-03-07 23:51:22 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。  


のんびりペースながらも攻略5人目
カミュ
感想を書いていきます。


今回辛口です!







⚠ネタバレ注意⚠





















本編感想


多分このルート最初にやってたらデスペラ熱一気に冷めてた(個人の感想です)


好きな人には申し訳ないけど、私的にかなり微妙だった。


このルートの軸になるのは「革命」「学生運動」「デモ・暴動」で、テーマは多分「矛盾」とかそんな感じかな。

ルートの流れをまとめると、

カミュが列車に駆けつけてくれて一緒に脱出。
クラウンの追跡から逃げていたら、突如現れたカミュの父親に拉致される。
実は政治家の息子で後ろ暗いことばかりしている父親への反発から爆弾魔になったカミュ。
しかもクラウンとの繋がりがあることまで判明してますます反発心を強め、主人公と脱出するために二度目の自宅損壊を引き起こす。
二度目の爆破がニュースに流れると、何故か色々捻じ曲げられた内容になっており、デモ活動をしている若者達がカミュを革命運動の象徴だとSNS上で担ぎ始める。
とあるきっかけで学生テロリスト団体に拉致されシンボルマークとして活動することになり、カミュもまんざらでもない。
だけど実はその団体の主催者はクラウンの人間で、カミュと主人公は都合よく利用されていた。
既得権益を享受する金持ちや権力者(悪)に立ち向かうヒーロー(正義)という図に自己陶酔する若者の暴走に巻き込まれ、果ては処刑まで追い詰められる…

といった感じ。


60年代の学生運動を彷彿とさせる。


バドエンだと暴走した学生達やデモに巻き込まれた民衆に石を投げられ、追い詰められた挙げ句服毒自殺をしたあと仲間たちに亡骸を発見される
ハピエンだと間一髪仲間たちが駆けつけてくれて脱出成功。その後はクラウンの企みを阻止するため仲間たちと「愛の地球戦士」を結成。レベッカも巻き込んで全世界に愛の地球戦士が悪の野望を阻止する流れを見せつける。
その後は和解したカミュの父親に引き取られてカミュは政治家になる決意をし、主人公と結婚の約束をする。


うーん、
ハピエンどうしたん????
って突っ込みたくなる超展開。

ぶっちゃけていうとハピエンの流れがサムすぎて(特に愛の地球戦士あたり)、ある程度他のキャラ攻略して作品に愛着湧いてなかったら受け入れられないかも…

カミュもなぁ…挙動不審なオタクだけど純粋で優しいし、育ちの良さもあって物腰柔らかだから安心感もあるけれど、純粋培養で育ちすぎて良くも悪くも世間知らずなお坊ちゃんなんだよな…
父親の教育方針もあって碌に人付き合いをしてこなかったから「仲間」を人一倍切望していて、テロリスト団体のシンボルマークに担ぎ上げられて主人公が不安そうにしていても、内心嬉しいからなんだかんだ言いながら協力してのめり込んでいく…
主人公も気が強いタイプじゃないからカミュに付き合って流されるまま女神化してるし。
そして色々あって最後はクラウンとの繋がりもあるパパに助けてもらいながら跡をつぐことになりました。主人公も結婚をほのめかされ玉の輿確定です。

うーん…
いや、金持ちなのがわるいわけじゃない。
世の中を渡るには清濁併せ持つ必要があるし、各エンドの中でも生活が安定している方だし。(人付き合いの気苦労はありそうだけど)
でも、
苦労してきた他のキャラと比べて魅力がない…

なんだろう…他のキャラが各自ルートで仲間の力を借りつつも自分の力で道を切り開いて来たのに、カミュは結局人任せだからかなぁ…
まぁそれ言い出したら主人公がそうなんだけどね。
主人公は真相での活躍に期待。

そしてこのルートで衝撃の事実が判明。
なんと、
まさかのアイツ(レベッカのお供カメラマンのルカ)がクラウンだったなんて…!
※長押しで名前が出ます

ただまぁ、このルートの黒幕のまさかのアイツ、学生達を使って世界に不和をもたらす計画が結構杜撰だし、証拠残しててツメが甘いし、他ルートの黒幕や敵に比べるとポンコツ感溢れているな
そしてメールに溢れる厨二感。
クラウン自体が厨二思想の塊っぽいけど。

そして共通の時から言われているけど、クラウンも一枚岩じゃない。
強大な権力持ちの宰相《チャンセラー》もきっかけがあれば足元を掬われ地位を追われてしまうものらしい。
今回の黒幕も独断で動いてたし。
カミュパパも混乱に乗じてクラウン内で安定した立ち位置につき、カミュや主人公を守っていけるようにしてたし。
世界を跨ぐ大規模な組織だけど、その分色々な思惑が入り乱れてるのかもしれないね。

この辺の事実も、ある程度やり込んでからの方が衝撃が強くなるから、

カミュルートは色んな意味で後の方での攻略をオススメします

余談だけど、カミュがどこぞの偉人の末裔だとか主人公が王家の血を引くとか噂がテロ団体内で流れたけど、権力者に反発している団体なのにシンボルマークに立派な権威付けをしたがるのもおかしな話よな。
学生達の大半が自分の生活の不満からテロ活動やってるわけだから、心の奥底では権力への憧れを持ってるのかも。




DLC感想

本編最後で約束された婚約が実現します。
パパの手でカミュの指名手配は手違いだと処理され、主人公もどこぞのよいお家の養子になり出自を整えられ、満を持して婚約パーティーが開かれ上流階級にお披露目されます。
仲間たちも(色々偽造して)お祝いに駆けつけ、皆に祝福されながらダンスを踊ってキスしてfin

書くことねぇ…
サリィもそうだけど、キャラへの萌えがないか
らハミエルみたいに熱量たっぷりに書けないっす。メンゴ。


デスペラドロップス(デスペラ) ラミー 本編&DLC 感想

2024-02-21 23:15:20 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。


4番目に攻略した

ラミー
感想を書いていきます✨


ラミールートとても良き🥰

※ラミールートはアッシュ手前の後の方での攻略を推奨している人が多いけど納得。
感想を見るのもある程度他キャラ攻略してからのほうがいいかも











⚠ネタバレ感想⚠











【感想】


ラミーがメインヒーローでいいんじゃない?


ラミールートめちゃくちゃ良かった!!

キャラ良し!
展開良し!
恋愛過程良し!
ラスト良し!
全て良し!!!


ラミー、主人公に最初から好意的だし、明るいムードメーカーで取っつきやすいから
私が主人公の立場ならラミーの存在にかなり救われそう

ただ、
トップクラスの重い過去持ちだった
まず産まれてすぐ捨てられて孤児院行き
孤児院がなくなり6歳かそこらでストリートチルドレン
慈善家に拾われるも、そいつの屋敷で怪しい薬を打たれて操り人形状態になった仲間や他の孤児に幼いラミーが虐待拷問の限りを尽くされる
なんとか逃げ出し、その後は泥棒で日々をつなぐ

壮絶…

ルートに入ってから気がついたけど、ラミーは首から上とと指先以外は露出一切してないのよね。
地の文だけだけど、服の下はありとあらゆる傷だらけだそう。



しかも、
恐らく変態サディスト野郎が喜びそうな被虐陵辱をされていたらしいことが
ラスト付近で家令《ハウス・スチュワート》によって明かされます。
家令も一応紳士だし、ラミーが蓋をして封印していた記憶だからそんなにハッキリとした説明も描写もなかったけどそういうことなんだろうなぁと
人に触れるのも触れられるのも嫌がってたし。
ラミーは幼少の頃は天使呼ばわりされるほどの美少年だったせいで変態に気に入られ、一人だけ薬を与えられずハッキリした意識で筆舌に尽くしがたい責め苦や雪辱を受けていたそう。

もう、辛すぎて何も言えねぇ…


そんなラミーの幸せは「生きること」「自由でいること」
辛い時や悲しい時こそ笑い飛ばして前に進む。

前向きだし一見強く見えるけど、トラウマはずっと残っていて毎晩悪夢を見るそう。
そして慈善家に再会すると体中の古傷が痛みだし精神も不安定に…

ラミー、主人公に出会えて本当によかったね
幸せになってくれ


辛いことだらけのラミールートだけど、
このルートで初めてクリステル救出に成功します(現時点未プレイのアッシュ・カミュは知らん)
他キャラだとクリステルを見捨ててそれっきり。
ラミールートでも一旦はクリステル救出を諦めるものの再度挑戦し、仲間の協力もあって見事成功します。
ただ、クリステルも怪しい薬を盛られてて暗示をかけられると操り人形状態に
催眠術にかかった状態を想像するといいかも。

多分他ルートでもクラウンに囚われたクリステルは怪しい薬盛られてるんだろうなぁ…

ラミールートでは、この怪しい薬の処分が主な流れになります。
クラウン(家令)とのデッドヒートの末にラミーは保管場を自分ごと爆破。主人公のことは仲間に託して。
これだけ見るとバドエンっぽいけどハピエンです。
その後奇跡的に助かったラミーはしばらくしてから主人公の前に現れ、2人で旅に出る…


ヤツはとんでもないもの(ヒロインちゃん)を盗んでいきました。




【DLC感想】

クリステル幸せそうでなにより。


本編ラストで、共通ルートに出てきた孤児院にクリステルは預けられることになったんだけど、
年相応の女の子らしく元気に暮らしていた
本編中は悲しげに俯いているか大人たちに囲まれている印象しかなかったけど、
自分よりちっちゃな子供たちの面倒を見ながらチャキチャキ動けるように。

恋愛は、相変わらずピュアピュアだけどトラウマを少しずつ克服してきているラミーに男としての欲もちょっとずつ芽生えてきた模様。
いつか2人が世界の何処かで家庭を持てたらいいなぁ。

ただ、腰をいわした院長の代わりに出たパルクール大会、
院長のフリして出たから後で本物の院長大変なことになりそう😇