以前も「ジャポニカロゴス」はそろそろネタ切れなんぢゃねーか、とその設問の杜撰さを指摘したことがあるが今週の「おかしな看板」シリーズも酷かった。
美容室の
「一ヶ月前の予約できます」
という看板に
「えー過去の予約ができるのー?」と無理矢理なナレーションと笑い声を足していたが賢明な視聴者ならキョトンだったろう。
これはもちろん(カット日より)が省略されているだけの話だ。「間違い」でも「日本語の乱れ」でもないだろうし、少なくとも訂正を強要されるほどのことはない。
「スマートな日本語ではない」とはいえなくもないが、この日の企画は「みんなが正しいと思って使っているけど実は間違ってる」シリーズではなく、ナレーションや笑い声という“演出”からも伺えるように、明らかに「ひと目見て笑えるもの」という意図でやっていた。
「元日本代表解説者」
や
「おばちゃん直売所」
も同じ。
日本語は名詞化するときにはいろいろなものを省略するもんだ。「元日本代表・解説者」の「・」なんかは簡単にすっとぶ。
「テレビ映画などでご活躍の●●さん…」とあっても「テレビ用ムービー」ではなく「テレビや映画」だということは誰でもわかるはず。
「おばちゃん直売所」も同じ。「●●印(ブランド)」とか所有や経営主体を表す「●●の」というのが省略された「名詞+名詞」というネーミングはふつーにある。
たとえば「木曽川梱包株式会社」といったら木曽川君を梱包する会社だと勘違いする人はいないだろう。
ついでにいえば木曽川さんが経営しているたぶんそれは「梱包をする会社」でもない。おそらく木曽川さんがやっている「段ボール等の梱包資材を作っている会社」といったところだろう(或いはそれらを卸している会社かもしれない)。
別に、木曽川の部分は木曽川さんが経営している以外にも、木曽川さんが創業した、木曽川という場所で創業したという場合もあるだろう。
「おばちゃん直売所」も「おばちゃん直売+所」ではなく「おばちゃん+直売所」とみればいいだけのハナシっていうか、そんなの誰も勘違いしねーし、笑いもしねーよ。
看板ではあきたらず…というかネタ不足だったのだろうか、歌詞シリーズまで無理矢理設定。
ゆずの「夏色」の歌詞にある
「ブレーキいっぱい握りしめて」
の一節がおかしいと制作スタッフは思ったそうだ
ブレーキいっぱいかけたら自転車は止まるはずなんだと(笑)
そんなもん出演者の誰かがいったように二人乗りしてしてたから加速ついてたってのもあるし、そもそもこれはブレーキの機能にたいしての“フル”という意味ではなく、主人公を主体とした表現ではないか?。
それに「適当」とというのが「適度」と「いい加減」の両方の意味があるように「いっぱい」も「フル」と「たくさん」の両方の意味で使う。
だからすげー坂道に二人乗りで昔から乗ってるボロ自転車なんで「フルブレーキ」でもしんどかったのかもしれないし、とりあえずビビりながらも強めにブレーキかけたけど、気持ちは高揚しちまってる、つまり「ブレーキいっぱい胸いっぱい」と心情を言いたかったのかもしれない。
「ジャポニカロゴス」もとうとう“コトバ狩り”という禁断のゾーンに踏み込んだか?
でも、今回の放送内容で一番ハラたったのは
「生鮮衣料」という店名にいちゃもんつけたやつ
この名前にセンスを感じるかどうかは別としても、「生鮮衣料」が造語なんだろうなというのは誰が見ても明白だろう。
案の定、経営者に問い合わせたら
「商標登録も考えている」とかえってきた…と。
「生鮮衣料」がおかしいというのなら76年のカネボウのキャンペーンコピー「サラダガール」だって相当へんだ。
大手スポンサーの“造語”は時代を作ったとばかりに賞賛して中小企業のはあくまで「笑いもの」にするという方向に持っていったのが気にいらん。
本当は以前やったカレーの裏書きの「ご賞味ください」のときみたいに、相手をギャフンといわせてるさまを録音して放送したかったのだろうが結果はスタッフの目論見とは違った。
それでもあえて放送したのは慢性的な“ネタ不足”ということがあるのだろう。
あの「あるある大辞典」の捏造も結局のところこの“ネタ不足”が原因ではないのか?だいたい毎週そんなにネタがあるはずがない。
「掃除」とか「調理」といった地味なネタでつなぐ「ためしてガッテン」や、おんなじようなネタをとっかえひっかえしつつ、みのもんたの話術と観覧者いじりだけでつなぐ「おもいっきりテレビ」のような“場つなぎ方程式”がないまま制作会社に丸投げしていたことが悲劇のもうひとつの原因だったのだろう。(ウソさえなければこっちのほうが確かに内容は濃くみえるが…)
「ジャポニカロゴス」も「すしネタ漢字シリーズ」とか「マナーシリーズ」とかしまいには「とんちクイズ」などと“場つなぎ”はいろいろと模索したようだが、いよいよ限界ではないか?
今回の歌詞シリーズは“正解”が発表された後も出演者が納得せずにザワつくというグタグダ進行も目立った。
さっきの「おばちゃん直売所」も存在自体が怪しいと疑っている。つまりやらせ、捏造ぢゃねーかと…。そんな名前はつけへんやろ……って。
あと、最近、大手マスコミのネットネタからのパクりが話題になっているけど、ゆずのネタなんてのもネットではあった話題のひとつだ。
金田一先生もこんなところでヘラヘラとやらせにつきあってたらじっちゃんの名が泣くぜ。(限りなく主犯に近い気もするけどな…)
フジテレビといえば今朝の「週刊フジレビ批評」で1月6日深夜に放送した「アイドリングSP」で音声がブチブチ途切れていたという抗議がきていた。
それっておいらも見ていたけど何もテロップが出なかったからてっきりケーブルテレビ側のトラブルかと思ってた。
フジテレビだったのかよ!ちぇっ!
復旧におわれていたんでお詫びのテロップが出せなかった…ってそんなはずないやろ。
これがフジテレビの体質なのか。
美容室の
「一ヶ月前の予約できます」
という看板に
「えー過去の予約ができるのー?」と無理矢理なナレーションと笑い声を足していたが賢明な視聴者ならキョトンだったろう。
これはもちろん(カット日より)が省略されているだけの話だ。「間違い」でも「日本語の乱れ」でもないだろうし、少なくとも訂正を強要されるほどのことはない。
「スマートな日本語ではない」とはいえなくもないが、この日の企画は「みんなが正しいと思って使っているけど実は間違ってる」シリーズではなく、ナレーションや笑い声という“演出”からも伺えるように、明らかに「ひと目見て笑えるもの」という意図でやっていた。
「元日本代表解説者」
や
「おばちゃん直売所」
も同じ。
日本語は名詞化するときにはいろいろなものを省略するもんだ。「元日本代表・解説者」の「・」なんかは簡単にすっとぶ。
「テレビ映画などでご活躍の●●さん…」とあっても「テレビ用ムービー」ではなく「テレビや映画」だということは誰でもわかるはず。
「おばちゃん直売所」も同じ。「●●印(ブランド)」とか所有や経営主体を表す「●●の」というのが省略された「名詞+名詞」というネーミングはふつーにある。
たとえば「木曽川梱包株式会社」といったら木曽川君を梱包する会社だと勘違いする人はいないだろう。
ついでにいえば木曽川さんが経営しているたぶんそれは「梱包をする会社」でもない。おそらく木曽川さんがやっている「段ボール等の梱包資材を作っている会社」といったところだろう(或いはそれらを卸している会社かもしれない)。
別に、木曽川の部分は木曽川さんが経営している以外にも、木曽川さんが創業した、木曽川という場所で創業したという場合もあるだろう。
「おばちゃん直売所」も「おばちゃん直売+所」ではなく「おばちゃん+直売所」とみればいいだけのハナシっていうか、そんなの誰も勘違いしねーし、笑いもしねーよ。
看板ではあきたらず…というかネタ不足だったのだろうか、歌詞シリーズまで無理矢理設定。
ゆずの「夏色」の歌詞にある
「ブレーキいっぱい握りしめて」
の一節がおかしいと制作スタッフは思ったそうだ
ブレーキいっぱいかけたら自転車は止まるはずなんだと(笑)
そんなもん出演者の誰かがいったように二人乗りしてしてたから加速ついてたってのもあるし、そもそもこれはブレーキの機能にたいしての“フル”という意味ではなく、主人公を主体とした表現ではないか?。
それに「適当」とというのが「適度」と「いい加減」の両方の意味があるように「いっぱい」も「フル」と「たくさん」の両方の意味で使う。
だからすげー坂道に二人乗りで昔から乗ってるボロ自転車なんで「フルブレーキ」でもしんどかったのかもしれないし、とりあえずビビりながらも強めにブレーキかけたけど、気持ちは高揚しちまってる、つまり「ブレーキいっぱい胸いっぱい」と心情を言いたかったのかもしれない。
「ジャポニカロゴス」もとうとう“コトバ狩り”という禁断のゾーンに踏み込んだか?
でも、今回の放送内容で一番ハラたったのは
「生鮮衣料」という店名にいちゃもんつけたやつ
この名前にセンスを感じるかどうかは別としても、「生鮮衣料」が造語なんだろうなというのは誰が見ても明白だろう。
案の定、経営者に問い合わせたら
「商標登録も考えている」とかえってきた…と。
「生鮮衣料」がおかしいというのなら76年のカネボウのキャンペーンコピー「サラダガール」だって相当へんだ。
大手スポンサーの“造語”は時代を作ったとばかりに賞賛して中小企業のはあくまで「笑いもの」にするという方向に持っていったのが気にいらん。
本当は以前やったカレーの裏書きの「ご賞味ください」のときみたいに、相手をギャフンといわせてるさまを録音して放送したかったのだろうが結果はスタッフの目論見とは違った。
それでもあえて放送したのは慢性的な“ネタ不足”ということがあるのだろう。
あの「あるある大辞典」の捏造も結局のところこの“ネタ不足”が原因ではないのか?だいたい毎週そんなにネタがあるはずがない。
「掃除」とか「調理」といった地味なネタでつなぐ「ためしてガッテン」や、おんなじようなネタをとっかえひっかえしつつ、みのもんたの話術と観覧者いじりだけでつなぐ「おもいっきりテレビ」のような“場つなぎ方程式”がないまま制作会社に丸投げしていたことが悲劇のもうひとつの原因だったのだろう。(ウソさえなければこっちのほうが確かに内容は濃くみえるが…)
「ジャポニカロゴス」も「すしネタ漢字シリーズ」とか「マナーシリーズ」とかしまいには「とんちクイズ」などと“場つなぎ”はいろいろと模索したようだが、いよいよ限界ではないか?
今回の歌詞シリーズは“正解”が発表された後も出演者が納得せずにザワつくというグタグダ進行も目立った。
さっきの「おばちゃん直売所」も存在自体が怪しいと疑っている。つまりやらせ、捏造ぢゃねーかと…。そんな名前はつけへんやろ……って。
あと、最近、大手マスコミのネットネタからのパクりが話題になっているけど、ゆずのネタなんてのもネットではあった話題のひとつだ。
金田一先生もこんなところでヘラヘラとやらせにつきあってたらじっちゃんの名が泣くぜ。(限りなく主犯に近い気もするけどな…)
フジテレビといえば今朝の「週刊フジレビ批評」で1月6日深夜に放送した「アイドリングSP」で音声がブチブチ途切れていたという抗議がきていた。
それっておいらも見ていたけど何もテロップが出なかったからてっきりケーブルテレビ側のトラブルかと思ってた。
フジテレビだったのかよ!ちぇっ!
復旧におわれていたんでお詫びのテロップが出せなかった…ってそんなはずないやろ。
これがフジテレビの体質なのか。
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