今日のブログは私が毎月自称編集長として発行している月刊誌 News Letter 『健ちゃんのひとりごと』に
掲載したジューンブライドをテーマとしたブライダルポエム(ショートストーリー)をご披露したいと思います。
コロナ禍により、たくさんの友人・知人・家族・親類等に祝福され新しいスタートを切るはずだった結婚式が延期となり
金銭的なことや様々な理由によって苦悩に満ちている方々がいらっしゃることを知り、少しでもこのような方々をこころの
面で支え祝福してあげたいという想いから私が作ったポエム(ショートストーリー)です。
以下本文となります。
今年は新型コロナウィルスの影響で結婚式が延期となった新郎・新婦さんがたくさんいると聞いています。
ご家族やお友達や仕事仲間に人生の晴れの舞台を見せたかったでしょうに、本当に残念な想いでいっぱいです。
そこで毎年この月はブライダルに関するポエムを載せていますが、おふたりの心情を鑑み、私なりに少し編集して
新郎・新婦さんにお届けしたいと思います。
タイトルは、『コロナにも負けないふたりの永遠の愛の誓い』です。
結婚式を目前に突然のウィルスというアクシデントに見舞われ、ふたりの晴れの舞台が延期となってしまった
悲しみに暮れる新婦に対し、新郎が『ふたりっきりで教会で式を挙げよう、神父も誰もいない教会で』
新婦は『ええ、やりましょう!!』
ふたりは教会の許可をいただき、予行演習をするという名目で教会に入った
教会内には誰もいない、神父も家族も友人たちも
image photo by フリー素材屋Hoshino
新郎は新婦の待つ神前へとゆっくり進み、新婦とならび十字架に一礼
ふたりは向かい合い指輪の交換
そして最大のクライマックスである愛の誓いである愛のくちづけをしようとした瞬間に
ふたりに同時にあるささやきがどこからか聞こえてきた
『あなた方おふたりの愛の誓いしかと受け賜りました。どんな災いにも負けることのないふたりの愛は
永遠であり、生涯その愛を育むのです。ただひとつだけおふたりに守っていただきたいことがあります』
愛は永遠のはず・・・・・、でも時により悪魔のささやきにより愛をささげるべき人を見間違い、
深い悲しみをパートナーにもたらすことがあります。これこそが人間の弱さなのです
あなたがおふたりはどんなことがあっても生涯助け合い愛し合い生涯を全うし、肉体は滅んでも
魂は永遠につながりあって生き続けるのです。わかりましたね?』
ふたりはハッと現実に戻り、いったい今のはなんだったのだろう?と不思議に思ったが、きっと主が
私たちを祝福してくれたと同時に戒めを与えてくださったに違いないと思い、感謝の涙を流すのであった
そんな奇跡が起きて数か月後、ふたりは同じ教会でたくさんの方々に祝福されながら結婚式を挙げることが
できたのであった。愛はきっとどんな災いにも勝利する無限の力を持っているに違いない
新型コロナウィルスの影響で結婚式が延期になってしまったおふたりにエールを贈らせていただく意味で
今月のポエムを作らせていただきました
どうかおふたりがしあわせになりますように!!・・・・・end
image photo by フリー素材屋Hoshino