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小学6年のお母さま先週の引き続き、中学数学への準備(分数特訓)をしていきましょう。
先週は
分数準備1 小学3、4年の分数の計算(足し算、引き算)
分数準備2 小学3、4年の分数の計算(足し算、引き算)を時間を計ってスピード訓練
今週は
分数準備3 小学5年の分数の計算(分数と整数のかけ算、わり算)
です。これは6年生の分数×分数、分数÷分数のもとになりますので、小学5年の計算をしっかりと理解させることが大事です。でも、安心してください。
ここでも6年生が一つ下の学年の内容を見ると、5年生の時は分からなかったものが、意外とすんなり理解出来たりするのもなのです。一つ上のレベルに上がると下のレベルのものが分かり易くなるものなのです。レベルUPって大事ですね
では、次の式を理解しましょう。(解き方だけではなく理解ですよ!!)
まずはお子さんに解かせてみてください。
ただし、(2)はいきなり答えはダメです。途中式を書かせてください。
そして、そうです!青で囲まれたところを理解させるのが、今週の目標(小学5年生の目標)です。
これは、次のように誘導してみてください。
そのとき、気を付けて欲しいのが
「ひっくり返してかける」という言葉を決していわないでください。
2÷3という易しい例を使いながら説明するといいですよ。
そして
「わる3」は「かける3分の1」となるわけです、
このとき『ひっくり返してかける』とフレーズは使わないように、
正しくは『逆数(ぎゃくすう)をかける』といってください。
「3の逆数は1/3です。 2/5の逆数は5/2」逆数の説明は後日します。
将来、高校生になった時に使う分数は
です。ひっくり返してたら大変です。
「ひっくり返して、ひっくり返すっと…」
まあ、この高校の問題の「分数の分数(繁分数)」も、私は、ひっくり返すことなく(つまり逆数をかけることなく)解かせる方法を教えますけど。だってとすると頭が混乱しますから
(でも、高校の教科書は逆数をかける方法で書かれているのです。…それでは、生徒の頭の中がぐちゃぐちゃになるので、教科書の解き方とは別のそのままこの分数の分数を崩す方法があるのよね~)
まあ、今週は「5年生の分数のかけ算、わり算」を徹底させてください。もちろん、わり算の時は、お子さんに問いながら
母「÷3はどうなるかな?」
子「×1/3になる」(かける3分の1になる)
そして、5年生の分数の問題には計算問題とさらに文章らしき応用問題も多く扱われています。今週1週間を十分に使って、5年生の問題をしっかりと身に付けてください。
来週は6年生の分数×分数と分数÷分数に入りますので、
今週の5年生の分数×整数、分数÷整数の理解ができないと厳しくなります。