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小学生のお子さんをお持ちのお母さまに、ご家庭でお子さんの算数の勉強にお付き合いするときの、「算数の教え方」のちょっとしたテクニックや言葉の使い方などをお伝えしています。
「Mother'smath講座」、「算数の個別相談」等でのお母さま方からの様々なご相談、また、実際にお子様とご一緒に私を含めた三者でのご相談などを通して、少し感じることがありますので、今日はそれにてお話しようと思います。
お子様の学習の事なので個別でのご相談が多いのですが、お子様の苦手に分野は個々に違いますが、お母さま方が悩んでいる事と、改善すると良い箇所は非常に共通点が多いです。
多くのお母さま方が悩まれていること
➀ すでに算数が苦手のようです。
[回答]
お母さまが「算数が苦手で・・・」とご相談こらえれ、緊急な状況か!と思いきや、実際にお子様にあうと・・・全然、大丈夫っていうこと、結構あるんです。少しお子様に、今やっている、もしくは出来ないところの問題を目の前で解いてもらうと、最初は確かに戸惑って途中で止まってしまったり・・・してしまいます。が、お子さんにその途中まで解いたものについて「これはどうやったのかな?」っと訊ねると。小学生のお子様はほぼ全員、元気よく自分の考えを教えてくれます。その子ども達の言葉をオウム返しすると「~と考えたんだね」、時にはこのオウム返しだけで、いきなりさっき途中で止まって箇所から勝手に、なにやら声を出しながら進んでしまうこともあるのですよ・・・そばで見ていたお母さまもビックリ
!!
お母さま方は、自分の子供しか見たことがないので、自分の子供は出来ないのではないかと考えてしまうことがあります。(教育関係者でない限り、他の子供たちがどの程度出来ているのかっというものは正確にはわからないものです・・・また、はっきり言うとそう大差はないものです。特に、小学生の間は・・)また、実際に小学生の今がちょっと出来ない状況であっても、すぐ取り戻すことはできますのでご安心ください!!
② 子供は分かっているようだが、ケアレスミスが多い。
学校のテストはそんなに悪くはないが(つねに80点以上)が、ケアレスミスでの失点がよくある。
[回答]
わりと成績優秀なお子様のお母さまから、このお話は出てきます。が、これは少し注意していた方がいいです。小学校のテストは、わりと得点しやすいレベルで作られています。そして、子ども達も高得点であると、自分はこの内容は理解していると油断してしまいます。そして、分かっていたけど、今回はついうっかり間違えただけ・・・と楽観的に捉えがちです。が、そこに実は理解していない、それもずっと前の内容を理解していないまま過ごしていることがあります。お母さまの中には、過去のテストを並べてケアレスの分析をされている方がいらっしゃいます・・・非常にいいことです。その、複数のテストを講座に持参されて、私に見せてくれました。(現物があると、非常にアドバイスしやすいです)
こんなお子さんの対処の仕方は、テスト後のテストのやり直しです。この効果なテストのやり直し方法は私のブログでも何度もご紹介しています。もしよければご覧ください。
こんなタイプの状況のお子様は少し気を付けてください、本人が気づかず理解していないことが多々ありますから・・・・放っておくと、数年後急に数学(中・高)がということもありえます。
③ ご自身が数学が苦手だったから、自分が算数を教えていいのか。
講座の参加者様から「(お母さま自身は)中学数学までは出来たが、高校になると分からなくなった」のお話をお聞きします。
[回答]
「可能であるならば、是非、ご家庭でお子様に算数を教えてください」。小学生の4年生までの学習はその後の学習スタイルの柱になります。だから、私は『家庭で学習する習慣をまずは作ってほしいと強く思います。』この学習スタイルは大学受験時の勉強にも影響するので、どうぞ小さい時からご家庭で勉強する習慣をしっかりと身に付てけください。その時に、必要なのがお母さん(家族)の存在です。お子さんのそばで親子で算数を頑張れば、ちゃっかりと勉強する習慣はついていますものね。短期間ではなく、数年間は・・・と根気もいりますよ。また、そのとき学生時代に数学が厳しくなった方は次の「褒めるところを間違えないでほしい」という所を読んでみてください。数学が苦手になった原因というものも、ちゃんとあるのでそこを注意させしていれば大丈夫です。
では、お母さま方にちょっと改善していただきたいところを紹介します。
お母さまがちょっと改善すると良い箇所
① ゆっくりと繰り返して勉強する。
親子で個別講座や個別相談いにご参加されるときに、よく見られる光景なのですが。私の目の前で、お子様に少し問題を解いてもらいながら、日頃の勉強の様子を見てみようとするとき。お子さんが途中でちょっと止まってしまったり、間違えそうになったとき、そばにいるお母さまが「それ、前にやったでしょ!」「いつも、ママが注意するとことじゃないの!」とつい言ってしまうことがあります・・・いや多いですね。そうすると、お子様の眉毛が困ったちゃんになって、焦って書いたものを消し始めたり、、、、でも、お子さんだけでなくお母さまも困った顔😞になり、親子で同じ眉毛になるんです。
まずは知ってください。「子供たちは、1度教わっても分からないものなのです。」これは、どのお子様です!高校生だって、1度では出来るようになりません、だから私が高校で授業をしていたときは、何度も何度もしつこいぐらい、大事な箇所は重複していました(ランダム当てながら、不意打ちもあり)。だから、今小学生お子様は1,2度教えた程度では分からないのは当たり前だと知ってください。
じゃあどうすれば!?簡単なことです、繰り返しやればいいのです。
大人の感覚であったあら、1度で理解し行動できることもありますが、この大人も十数年かけて1度で理解できるように成長しただけです。だから、我々も小さい時には言われて(習って)すぐに出来たわけではありませんし、都合の悪い記憶はちゃっかり消しちゃっているんですよね~
大人の時間感覚で、お子様の勉強にお付き合いするとイライラしてしまうので、その点をお気をつけください。
➁ 褒めるところを間違えないでほしい(要注意)
算数(数学)で身に付けて欲しい力は、その事柄が、どうしてそうなるかという理論です。
高得点をとるだけのための勉強は、時に危険な方向の算数(数学)をさせていることがあります。
やってはいけない勉強方法
「公式にあてはめて解く。」を強調する勉強方法
スピードのみを意識するあまり、やたらめったに難しい公式覚えさせ、問題をパターン化させ公式にあてはめて答えを出させる勉強はすぐにやめてください。この勉強方法は、中学数学(高校入試)ぐらいまでは何とかなりますが、高校数学ではかえって出来なくなります。そう、中学の時に好成績であって、高校数学でパッタリできなくなる生徒の特徴です。
この勉強方法は、小学生の算数の勉強時でもすでにやっている場合があります。特に、時速問題、食塩水、割合、、、の分野(多くは5.6年生分野)においてパターン化し公式に入れとかせてしまっていることがあります。この勉強方法で難無く小学生の問題をといて正解し、好成績がとれ、お母さまに褒めれたら。子ども達は「この勉強方法はいいんだ」と思い込んでしまいます。そして、この勉強方法を長年やっていまうと、、、どうしてその式使えうことができ、さらにその式の意味はなんであるかもわからない状況でも平気になってしまいます。
この勉強を避けるためにも、褒めどころを間違えないでください。お子様の勉強の源は、お母さま(家族)を喜ばすことが多いです。だから、質の良い勉強、学習習慣も傍で見てくれるお母さま(家族)の影響があります。
このブログ、そしてMother'smathの講座にされるお母さま方は、お子さんが学習することにとても関心をお持ちの方なので、現在もお子さんの勉強のサポートをされていると思います。
そこで是非、お子様が算数の問題を解く、考えている時に
「どうしてそうなるのかな?」という質問を常に投げかけてください。そうすると、お子さまは自分の考えをちゃんと教えてくれると思います。(小学生は自分の考えをきちんといいます。高校生は無言になりますが・・・)そして、その解答の理由が言えたら(少しでも言えたら)「ちゃんと理由が言えるね!」と褒めてあげて下さい。(この時この式つかうからはダメです)
質の良い勉強方法を身に付けさせるには、お母さまの褒め方で誘導できます。どうぞ正しい算数(数学)の勉強をさせてあげて下さい。
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