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今日は、こんなお話で盛り上がりました(お母さまヒードアップ)
お子さんに勉強させるのが大変とのこと
これは、どこのこのお子さんもですね
具体的には
算数の「声かけ」の仕方についてのお話をする際に
お母さまは、算数(算数以外も教科もようです)の勉強で、
お子さんに言う言葉は「や・り・な・さ・い」であり、それに対してお子さん達もいろんな抵抗をしてきて、プチけんかの毎日で・・・お母さまはクタクタになられるようです。
そうですね、勉強をさせるだけに一苦労ですね。
私も高校の教員をやっているとき、1クラス40名の生徒、高校ですから幾つかのクラスに教えにいきますのです、同時に4、5クラスは教えるので約200人の生徒に数学の勉強をさせ、学力をつけさせなければいけません。「学校の先生の言う事なら聴くでしょ!?」・・・そんなに甘くないですよ、そして相手は16歳~18歳、生意気真っ盛り、誰の言うことも聴こうとしない時期!?です。
そんな彼らを動かすには、「褒めて育てる・・」と言いたいのですが、これはあまり効果はみられないですね・・高校生には「褒めて勉強させる作戦」にもちゃんと気づいていますし・・とにかく「誰かに指図されるのが、いやでたまらない」ようです。
こんな彼らを3年間で膨大な勉強量を強いるには、
①はじめは、やはり強く言っていくことが必要になります「今、やらなくてはいけないのだ」だったり、「〇〇までに、課題」と強制することも動き出しの切っ掛けにはなります。
が、その強さだけでは、ずーと勉強し続けてはくれません。
(この方法は、もって1か月ですね・・・このあとどんなに言い続けても。。。効果なし)
②強いてやらせると同時に、次の仕掛けをしていきます。
次の仕掛けとは、そして効果的なモチベーションづけとは
やった効果を本人実感させることです。
具体的には、テストで点をとらせることです。
こっちが言ったことをやって、それが点数に現れたら、子ども達も気分良くなり、もうちょっとやろうかな・・・と考えてくれます。
そして、この時が褒めてあげる大チャンスです。「できたね」「できるようになったね」・・・自身の成長を感じる時が、子どもも大人も嬉しいですね、そしてタイミングよく褒めてくれる言葉は効果倍増です
ではテストでの点・・というのですが、学校のテストはせいぜい1ヵ月に1回ぐらいです、これを待っていては、時間がもったいないです。
だから、小さなテストが効果的です。
●学校が頻繁に小テストしてくれるなら、とてもラッキーなことです、この小テストで得点させることを意識して勉強させるといいですよ。
(やった小テストの点が悪くて叱るよりも、次の小テストの点を取らせる対策を練る方がいいです。また、小テストはそんなに難しくないので対策は立てやすいです。)
●学校で小テストはとくにない場合は、
家庭学習のなかで、ドリル等をつかって小テストをしてしまえばいいのです。
ドリル1枚を時間設定してやらせる・・・・これは、すでにやられていいる家庭は多いと思います。そして、答えあわせで点数をしっかりと書いてあげることです・・・点をとらせることが大事なのですから、点数は見える形にしないと意味ないです。
そして、このときちょっとした作戦を伝授、
『お母さまは先に次にさせる小テストを何枚か分の答えを見てください。』
つまり、次にこんな問題をお子さんに解かせるために、今お子さんにここを伝えてあげれば、次のテストで点がとれるっということが分かります。
それを意識して教えると教えやすくもなりますし、そのお母さまの教えたものが効果あるのだっとわかれば、お子さんもお母さまの言葉を聞いてくれるようになります。
高校でも「この先生のいうことが、実際の入試等で役立つものだと分かれば、生徒は勝手についてくるようになります。」だた実際の入試を待っていたら、浪人してしまいますので、教える方は生徒に模試や定期考査で点をだせさることが中間目標です。そのため、過去の模試問題は把握していますし、定期考査は教員自らつくるのでテストで出す内容は調整できます(だから、授業でテスト出るとことは、直接これが出るとは言えませんが、「この問題は重要だ」と繰り返し強い口調で言っているのですが・・・誰のいうことも聴かないお年頃)
これを、家庭でやるには小テストでの点を取らせるために、お母さまは前もって明日やるドリル等の問題そしてその答えも知った上で、今日のお子さんのサポートをしてあげると、明日のドリルでお子さんが「昨日お母さんとやったことが成果になった」と感じてくれます。そうすると、お子さんがお母さまの声に耳をかたむけてくれ、「や・り・な・さ・い」だけの声かけから、算数の内容の声かけ「図形問題は記号を書いてごらん」に変われると思います。できれば、質の高いお話を親子家庭学習でしていきたいですものね!!