やりたいことは、やり残したことだ!

今日一日を出来るだけ楽しく過ごすよう努めています。
日々の他愛のない出来事を取り留めもなく書いています。

ヘルパー

2017-05-12 14:22:27 | 日記

世間の障害者に対する意識は、20年前と比べてもずいぶん変わったと思う。

乙武さんが長い間ずっとメディアに出て頑張ってきたし、「バリバラ」という

当事者主体の番組もある。

ダウン症の子供を持つタレントも今ではテレビでよく見かける。

しかし実際に障害児が普通の学校に通うことはまずないのではないか。

特別支援学校を卒業した障害者が、障碍にもよるが普通の会社に就職するのは

すごく難しいと聞く。

障害者を目にすることにより慣れるというか、世間の認識は変わったものの

相変わらずそういうところでは差別を受けていると思う。

自分はたまに車椅子の方の外出ヘルパーをしている。

当然バスや電車に乗ったり、飲食店に入ることがある。

今では低床バスがたくさん走っているが、バス1台に車椅子は1台しか乗れないし、

乗る時にけっこう手間がかかり出発に遅れる。

電車でも駅員がスロープを持ってきて乗り降りを介助する必要があるのだが

駅員の数が少なく待たされる事が多い。

飲食店ではお昼などの混雑時には車椅子はスペースをとるため、断ったら

障害者差別になるから言わないが嫌がられてる感じがする。

個人商店の広くない店では特にそう感じる。

日本という狭い土地柄、店内は効率的に設計されているから車椅子の客のことは

考慮されていない。

このように実際町へ出てみると、車椅子の方に不便な状況がたくさんある。

こういったことを改善するにはどうしたらよいのだろう。

もっと車椅子ユーザーは町に出て、もっともっと公共機関を利用してお店に入って

その存在をアピールする必要があるだろう。

そうするにはヘルパーももっと必要になってくる。

自分の周囲の事業所ではヘルパー不足をよく聞く。

ヘルパーの資格を持っている人は結構いると思うのだが、実際活動していない人が

多いのだろうか。

生業でしする人も少ないが自分のようにバイトでする人も少ないのだろうか?


ノニト・ドネア

2017-05-12 09:19:18 | 日記

ドネアを最初に観たのはウラジミール・シドレンコとの

バンタム級王座決定戦だった。

この試合は相手のシドレンコを全く問題にせず終始圧倒し、

このクラスでは図抜けた存在であることを証明していた。

そしてなんといっても翌年のフェルナンド・モンティエル戦での

KO勝利が衝撃的だった。

長谷川穂積に勝ったモンティエルを2回、戦慄の左フックで倒した

シーンは今でも忘れられない。

この試合は初回こそドネアがスピードで圧倒したが、2回からは

モンティエルも足を使いタイミングが合いかけていた矢先のことだった。

結果ほどに実力に差があったわけではなかったと思う。

しかしこのKO勝利でドネアは慢心したと自分は思う。

次の試合からボクシングが雑になったなと感じた。

一発を狙うあまりリードパンチを打たずいきなり強振することが多くなった。

打ち気に逸るせいで相手のジャブを不用意に貰うことも多くなっていた。

モンティエル戦後は3試合連続判定勝ちとなる。

そんなドネアの緩んだ気持ちを引き締めたのが西岡利晃だったと思う。

ドネアは西岡を観て危険な相手だと感じたに違いない。

絶対にあの左をもらってはいけないと。

結果西岡戦のドネアは慎重になりボクシングの質は高くなっていた。

それまで大ぶりだったパンチはコンパクトになり、正確なリードパンチを

駆使するようになっていた。

西岡戦を機にまた快進撃を続けるかと思ったが、その後リゴンドー、

ウォータースなどに敗れる。

リゴンドー、ウォータースは一級の選手だから仕方ないとも言えるが、

ウォータース戦はまたボクシングが雑になっていたと思う。

ドネアもそろそろ限界かな。