やりたいことは、やり残したことだ!

今日一日を出来るだけ楽しく過ごすよう努めています。
日々の他愛のない出来事を取り留めもなく書いています。

マイケル・ナン

2017-05-26 17:00:21 | 日記

ミドルとスーパーミドル級を制したアメリカの元ボクサー。

スタイルから見てアンチュアでもキャリアがありそうだが不明。

1988年にフランク・テートを倒し初戴冠。

以降名のある実力者を相手に5度防衛するも、3度目の防衛戦の

アイラン・バークレー戦は消極的な戦い方をして批判された。

ナンは本来アウトボクサータイプなのだろうが、パンチがあるので

それまでKO勝ちも多かった。

だから次世代のスーパースター候補と期待されていたのだ。

期待を裏切ったナンだが、5度目の防衛戦からトレーナーに名将

アンジェロ・ダンディがつき変化を見せる。

古豪ドン・カリーを倒し、自身もボクシングがより良くなったとコメントしている。

しかし6度目の防衛戦でジェームス・トニーを迎える。

大方がナン有利の予想だったがトニーに11回TKO負けを喫する。

この試合はハイレベルの素晴らしい試合だった。

この時挑戦者のトニーは無名だったが、至近距離でもパンチをかわすボディバランスや

シャープな右ストレートは、只者ではないことを物語っていた。

一方負けたナンは階級を上げ、翌年にスーパーミドル級王者となる。

その後は2000年辺りまで現役を続けたようだが、自分はあまり知らない。

残念ながら現在は麻薬で刑務所に収監されてるようだ。

190センチ近い長身のサウスポーのボクサータイプ。

細身だが背中は大きく繰り出すパンチは軽くなく、左フック、左アッパーで

何人も対戦相手をマットに沈めている。

ただし防御ではパンチをよける感がよいせいかガードが甘かった。

特にキャリア前半の頃はよく顎を上げてパンチを打っていたっけ。

ジェームス・トニー戦が転機になったように思う。



同じ

2017-05-26 14:28:52 | 日記

言葉や文字は共通認識である。

日本語が話せる人にとって「おはよう」は誰が聞いても「おはよう」だ。

「あいうえお」と書いてあれば誰が読んでも「あいうえお」だ。

そう考えると人間社会は共通認識の上で成り立っているものばかりだ。

国や人種により考え方や慣習が違ったりするが、その国ではその国の

法律を守らなければならない。

いや、国が違っても国際条約のように共通の法律があったりする。

法律だけではない。iphonは世界中の人が持っている。

サッカーは世界中で行われているスポーツだ。

これらは共通認識がなければ成り立たない。

「同じ」というのがあるということだ。

あなたと私は同じ。これとそれは同じ。

あなたのしていることと私がしていることは同じ。というように。

人間とDNAが1.2%ほどしか違わないチンパンジーはこの「同じ」が

ないらしい。

「ああすればこうなる。こうすればああなる」はいくらでも分かるが

「あれとこれが同じ」が分からないらしい。

だからチンパンジー社会には共通認識というものがない。

その差が人間の社会とチンパンジーの社会のこれだけの差になっている。

チンパンジーは他の群れを見て自分の群れと同じように形成されていることが

わかるのだろうか?

相手の喜びを自分の喜びとするようなことができるだろうか?

エドウィン・ロサリオ

2017-05-26 10:23:18 | 日記

ロサリオが34歳で亡くなっているのを最近知った。

麻薬とアルコールが原因の動脈瘤が死因だったらしい。

ボクサーは引退後は幸せに暮らしている人が少ないから

ロサリオもどうなっているのだろうと思いふと検索してみた。

生きていればまだ50代半ばなのに・・。

ロサリオの試合をタイムリーに観たのは平仲明信選手との対戦だった。

2階級制覇したばかりのロサリオに平仲選手が挑んだ試合は、

試合前から楽しみだったのを覚えている。

平仲選手には頑張ってもらいたかったがロサリオ優位は動かないだろうと

思っていたので、あの初回TKO負けの結果には驚いた。

ロサリオは南米の選手らしく典型的な気分屋ではないだろうか?

経歴を見てもタイトルを獲ってもすぐKO負けしたり、調子にすごく

波があるように思える。

20歳でチャンピオンになっているのを見ても天才タイプだったのだろう。

スタイルは背が低いがリーチがあり、距離をとって強打を打ち込む

ボクサーパンチャーの様なスタイル。

同じプエルトリコのウィルフレッド・ゴメスやバスケス、トリニダード

のように天性の強打者だった。