ロサリオが34歳で亡くなっているのを最近知った。
麻薬とアルコールが原因の動脈瘤が死因だったらしい。
ボクサーは引退後は幸せに暮らしている人が少ないから
ロサリオもどうなっているのだろうと思いふと検索してみた。
生きていればまだ50代半ばなのに・・。
ロサリオの試合をタイムリーに観たのは平仲明信選手との対戦だった。
2階級制覇したばかりのロサリオに平仲選手が挑んだ試合は、
試合前から楽しみだったのを覚えている。
平仲選手には頑張ってもらいたかったがロサリオ優位は動かないだろうと
思っていたので、あの初回TKO負けの結果には驚いた。
ロサリオは南米の選手らしく典型的な気分屋ではないだろうか?
経歴を見てもタイトルを獲ってもすぐKO負けしたり、調子にすごく
波があるように思える。
20歳でチャンピオンになっているのを見ても天才タイプだったのだろう。
スタイルは背が低いがリーチがあり、距離をとって強打を打ち込む
ボクサーパンチャーの様なスタイル。
同じプエルトリコのウィルフレッド・ゴメスやバスケス、トリニダード
のように天性の強打者だった。