スエット02 のブログ

主に昔のお気に入りポップス系音楽、お気に入り映画、ドラマの感想等。
素人ですが小説らしきものを書こうと思います

(映画感想)ジャイアンツ (Giant)

2019-08-14 22:58:24 | ドラマ・映画

大体以前みた映画で、記憶をたよりに書いてる部分もあります。

1956年公開のアメリカ映画。監督、ジョージ・スティーヴンス。

ジェームズ・ディーンが出演する数少ない映画として有名だろう。
移り行く雄大なテキサスを舞台とした大河ドラマ。長大なドラマでその断片について少しだけ。
テキサスで広大な土地を持つ牧場主ジョーダン・ベネディクト2世(ロック・ハドソン)と、その妻となる東部の名門の娘レズリー(エリザベス・テイラー)。そしてレズリーに密かに心を寄せる牧童のジェット・リンク(ジェームズ・ディーン)。
ジョーダンの姉で唯一の理解者だったラズの遺言によりジェットは土地の一部を手に入れる。レズリーは時々様子をみにジェットを訪ねる。ジェットはレズリーが好きなティーを用意する。レズリーが帰った後、土が深く沈んだ靴跡をじっとみつめる。もしや石油が出るのではと思い、一攫千金の賭けにでる。ジェットは石油を掘り当てそれを皮切りに富と名声を得ていく。
時は流れ、ジェットやレズリーは白髪も交じる歳になる。ジェットは巨大なホテルを建設し、その祝賀パーティにベネディクト一家を招待する。祝賀パレードではジョーダンの娘のラズ2世がジェットのオープンカーに乗っていた。
ホテルでは息子のジョーダン3世(デニス・ホッパー)のメキシコ人の新婦が不当な扱いをうけると、ジョーダン3世は祝賀パーティの席でジェットを殴ろうとするが、ジェットから逆に殴られてしまう。
しかしジェットは酔い潰れ、自ら祝いの場を台無しにしてしまう。
富と名声を手に入れたジェットだが、夢はかなった筈だが、最も手に入れたかったものとは…。

エリザベス・テイラーとジェームズ・ディーンの共演と、その息子役のデニス・ホッパー。出演者により映画をみる場合が多いです。


(映画感想)ブルーベルベット(Blue Velvet)

2019-08-14 13:30:53 | ドラマ・映画

1986年公開のアメリカ映画。デヴィッド・リンチ監督。

「ブルーベルベット」の曲にのせて映画は始まる。地方の町の のどかな風景、日常。主人公ジェフリーの父親が庭の芝生に水撒きをしているが、突然倒れ病院へと。カメラは草むらの下に蠢く虫たちへクローズアップする。町を離れ大学にいっていたジェフリー(カイル・マクラクラン)は帰郷し父を見舞うが、その帰りに偶然野原で人の耳をみつけ、知合いの刑事ジョンに報告する。
その後ジョンの娘の高校生サンディ (ローラ・ダーン)と知り合う。ジョンの話を盗み聞きしたサンディによると、今回の事件について、ドロシー・ヴァレンズ(イザベラ・ロッセリーニ)というクラブの歌手の名がでていたという。ジェフリーは「人生には知識と経験を得るチャンスがある」と言い、ドロシー宅に忍び込んで調べてみようとサンディに持ちかける。
そこでみたものは、倒錯した世界というか、恐ろしい犯罪に巻き込まれていたドロシーの姿だった。
主犯はフランク・ブース(デニス・ホッパー)。フランクの暴れっぷりとデヴィッド・リンチの怪しげな映像。
フランクはまさに悪の象徴と言えるが、「ブルーベルベット」やロイ・オービソンの曲はなぜか(何かを想うように)静かに聞いている。

ジェフリーはサンディに言う「なぜフランクのような人間がいるのか?なぜ、こんな事が起こるのか?」と。すると サンディは夢の話をする。「私の夢の中では、ずっと闇が支配しているのは、愛の象徴のコマドリがいないから。でも、ある日コマドリがやってくる。だからきっとコマドリはやってくる」と。

 

凡人の自分にはよく理解できていないのかもしれない映画。