しあわせはいつも自分のこころがきめる （相田みつを）

3.11以後、日本人の価値観が変わりつつあるような気がします。
その日 その瞬間！ 　誰も予測しなかった突然の地殻変動！
けれども・・・、それは 私たち人間が気づけなかっただけで 確かに地中の奥深いところでは日々、息吹いていたのだ。。。

人間の知能には 無限大∞の可能性がある・・・とは思います。
しかし！　物事には 極限がある・・・ 

これを

lim（リミット）極限値 とは
あるものに限りなく近づくさま（収束する） ということであり、
収束しない場合は、
正の無限大∞ or 負の無限大∞ に発散する ものの、
それらにも 極限はある！
極限 が確定しないものは 振動 する

以上のように数学的に考えると・・・、

人の能力には無限大の可能性があるとしても、
私たちを取り巻く環境（地球） には限りがあって、
その中で生活して（生きて）行くという事は
当然ながら 初めから限り（極限）のあるもの！
その中での最大無限（＝可能性）を求めようとする時に、
好い方向性（正の無限大）に向えば 成功
と言えるのかも知れないけれど、
必ずや それにも限界はある。。。

また、可能性を求める上では、
その結果として 失敗 や 過ち（＝負の無限大）を生み出す場合もある。。
然しながら、その事態さえも 永久に続くものではない。。。
もっとも 注意するべきことは、現実からの出口を見失う（振動）こと

私は・・・、そんな風に思います。

今回の震災（津波）・・・は、
被災者はもちろんですが、
日本中の多くの人にとって　
生まれて初めて遭遇した ショックの大きい出来事です。
まして！ 原発事故が誘発している 健康危機的な現象。。。
未曽有の出来事だからこそ、過剰な不安を抱いても仕方が無い！
けれども・・・、
「冷静に。。。」という意味では、
「物事は必ず収束する」という事を信じたい！　

同時に！
政府を筆頭に 東電 や 関係各所が、出口を見失うことなく、
収束に向けて しっかりと努力をしてくれるものと！！（信じたい。。。）

しかし・・・、 原子力発電が
極限の中での最大無限（の可能性）を追求した結果 だとしたら！？
それを 成功 と 見ていた人達にとっての愚かさは、
その成功が不朽のものである！？ と信じた傲慢さ であるか？
或いは！
（人類の）自滅に導きつつある一途に向っていることに気づけなかった稚拙さ であるか？
と 私は思うのです！

今夜のあるニュース番組で 被災された方が仰っていました。

電気も点かなくてもいい
原発なんて 必要ない　　　　
家族が みんな一緒にいられるだけでいいんだ。。。

日本人だけでなく　世界中の地球人が皆、
この言葉の原点を 噛み締めるときだと・・・思います！

限りある中で生きる ということは、
際限なく贅を尽くす発想とは真逆
豊かになり過ぎても尚、
さらに利便性を求め過ぎた人間の貪欲さは、
人間の能力の成せる結果ではあるけれど・・・、

過ぎたるは及ばざるが如し　　ですよね