相乗効果

文を欠いた武は 　 人間を偏狭にし、
武の欠如した文は 人間から実践的勇気を奪う　　


文武両道 の意義を説いているかのような言葉です。
特に　文を欠いた武 という言葉の意味するところに着目！
これは、
単に 「学業」 の事を言っているだけではなく、
どんなスポーツでも 最終的には 頭脳の活用が必要
ということをも指しているような気がします

息子も 水泳のコーチから、
水泳の勉強が足りない   と 言われた時期がありました

漠然と 与えられたメニューを熟（こな）しているだけでは
競技力アップには成らないのです＾＾；
取組みつつ 頭を働かせる ＝ 試行錯誤する という作業を
同時進行でやっていなければ
練習は、単なる 一定時間の肉体運動で 終わってしまいます

反対に
武の欠如した文 という意味を考えてみると、
「机上の空論」という言葉があるように、
頭で描いただけの
実の伴わない物事の有り様が 目に浮かびます


これを 受験勉強に置き換えると・・・、
例えば 学習手段の一つとして 「予備校」 に通ったとしても
（水泳を例にした場合と同様で、）　
１年後に成果を出すための しっかりとしたカリキュラムがあっても
単に消化するだけの日々を経過しただけでは、
歳月分の多少の効果は観られるかも知れませんが、
自発的な学習（or 練習）が確立されて行かなければ、
結果を安易には期待できない・・と 思うのです。

それは同時に、
机上の空論＝絵に描いた餅を眺めていることに等しいでしょう。


何事も 実践第一！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文 と 武 とは、
その人本人の意識が高くなければ、
相乗的な効果というものは生み出されないような気がします＾＾；　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１年後の自分を しっかりイメージして着実に進んで行って欲しいナ