manakoの今日もぐるぐる

四十路女〈manako〉。まだまだ人生に迷いながら、日々ぐるぐる回って生きています。そんな管理人の日常を綴る日記です。

映画鑑賞『ARIA The BENEDIZIONE』

2021-12-04 21:21:55 | 日記
昨夜、観てきました(≧ω≦。)
『ARIA The BENEDIZIONE』
上映回を迷っていましたが、やっぱり舞台挨拶ライブビューイング付きの回を!!

初日に行って、お値段変わらずに観れるのならば、観ておいて損はないというか、お得でしょ!!

というわけで、以下、舞台挨拶も含めた映画の感想です。
若干、ネタバレな部分もあるかと思われますので、これから観ようという方、他人の意見なんか知りたくないという方は、backをオススメ致します。





まず、舞台挨拶。
上映前に行われました。
今作が姫屋の物語ということでまず、晃役の皆川さん、あずさ役の中原さん。
それから、メインキャストの灯里役の葉月さん、アリス役の広橋さん。
そして、名取監督、佐藤総監督が登壇されました。
今作の主役ともいうべき藍華役の斎藤さんは、諸事情により、VTRコメントでの出演でした

キャストさんが、キャラクターのセリフを交えて挨拶して下さって、もうそれだけで「わぁ~」て感じで…。
キャラクターへの思い、作品への思いを皆さん語って下さったのですが、何よりも皆川さんのお言葉が心強かった…。
今作が「蒼のカーテンコール」として製作されてきた三部作のラストで、「最終章(フィナーレ)」と銘打たれているわけですが、皆川さんが「終わりません!!」と。
まあ、ファン、キャスト、スタッフみんなの願望ではあるのですが、それをハッキリ口にして下さって、頼もしかったです。
広橋さんもだったかな…、「これはカーテンコールだから、一旦幕は下ろさなくちゃいけない。下ろすことで、次を始めることが出来る」と。
それを信じて、この作品をこれからも好きでいたいです!!

広橋さんは、お喋りがとてもお上手ですね。
『ARIA』という作品の存在を、皆さん、自分たちの世界と同時に存在している、幸せや優しさの詰まった身近で当たり前の世界というようなことを語られたのですが…。
広橋さんは、それを「栗ぜんざい」と表現されて…( *´艸`)
お仕事前に近くの甘味屋さんで食されたそうなのですが、身近にあるほっとして幸せを感じられる存在てことのようです。
独特の表現でしたが、でも、「なるほどなぁ…」と納得かも。

「最終章」だけれど、みんなが好きという気持ちを持って信じ続けていれば、「奇跡」が起こるのではないか…、そんな希望を持たせてくれた舞台挨拶でした。


さて、続いて本編の感想です。
もう、何ていうか、オープニングから胸いっぱいで…。
キャラクターの何気ない日常の風景なのですが、そこにこの作品のこれまでのあゆみの全てが詰まっているようで、もう愛しくて…(T_T)

今作は、姫屋の物語。
老舗水先案内屋の跡取り娘として生まれた藍華ちゃんが自ら水先案内人を目指して、葛藤しながら成長してきた姿、そして新たな決意を、それを見守ってきた先輩の晃さんの視点や思いと共に描いています。
優しさや幸せが詰まった『ARIA』という世界で、キャラクターもわりとふんわりしているのですが、この姫屋の師弟コンビは、しっかり者で、言動もハッキリしていますよね。
でも、誰よりも思いやりがあって、面倒見も良くて、けっこう涙もろくて、わりと乙女だよなと。
よく灯里ちゃんに、「恥ずかしいセリフ禁止!!」と叫んでいる藍華ちゃんですが、あなたも負けてないよね…と。
才能ある仲間達と比べて、平凡で「自分には何もないと」葛藤している姿などは、人間らしくて、私達が共感しやすいキャラクターだと思うのです。
「優秀なのに、頑張り屋さんだね」という周りからの評価に対して、「そうじゃない、頑張り屋だから優秀なんです!!」というこの二人の言葉は、本当に素敵だなぁと思います。
でも、「努力し続けることが出来る」ということも、なかなか出来ることではなく、それも才能だと思いますが…。
自分の人生は、自分の努力で切り開いて行くしかないのだよねと、勇気付けられます。

もう、葛藤とか人の優しさとか、思いが詰まりまくっていて、泣けます(T_T)
…なのですが、ちょいちょいクスリとさせられる描写が挟まれるので、もう泣き笑いですよ~

本当に素敵な作品で、もう一回観たい!!と心から思いました。
週替わり入場者プレゼントもあるし。

一週目はアリアカンパニーのメンバーのイラスト色紙ですが、主人公灯里とアリア社長バージョンをgetです~


ここからは、どうでもいいようなことをつらつらと。
藍華ちゃんのお母さんて、美人ですね~。
あと、娘と同じ髪型なのだな~と。
藍華ちゃんは、初期、髪が長かったのですが、作中のある事故で短くしたんですよね
今のサイドだけ長い髪型って、思えば昔の灯里ちゃんと同じ髪型だよな~と。
なので、「モミ子」って、今は藍華ちゃん?

本編上映前のミニゲーム映像。
一週目は、時間経過と共に画像が変化していく間違い探しなのですが、難しすぎる
ちっとも分からん!!
ラストに、変化前と変化後の画像を並べて見て、ようやく一個分かっただけ…。
脳が老化しているのかしら…

舞台挨拶付き上映ということで、お客様わりと入っていたのですが、ほぼ男性でした。
女性客は、一割いたかな…という感じ。



今、ストレスまみれだったりするのですが、ちょっと癒されたかも…。
幸せな時間でした
2回目観賞は、二週目かなぁ…と今のところ考えています。








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