ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

6/12 ファイターズvsベイスターズ@札幌ドーム

2021-06-12 20:37:56 | ベイスターズ
4-3で敗戦。これでオリックスの交流戦優勝が決まった。
悔しい。本当に悔しい。
開幕から積み重ねた借金は増えはしないもののさして減らず、5位とのゲーム差が縮まったのは勝手にカープが落ちてきただけ。
普通に戦えるようになったと喜ぶべきかもしれないが何の希望もないペナントレースが続くのだから交流戦優勝というタイトルは欲しかった。泡沫と消えた夢を札幌の空に思い描いた。札幌の空は大きい。
札幌の街はコロナの影響で早くからお店も閉まり夕暮れに沈んでいく。
頬を撫でる風は涼しくて気持ちが良い。敗戦に悄然とした気持ちが少しだけ慰められる。

そういえば今朝札幌ドームへ向かう道のりはかなりの強風でかつ冷たかった。
前日が真夏日とあって油断して薄着で出たものだから地下鉄の駅までの道で上着を取りにホテルへ戻ろうかと悩んだくらいだ。
試合後は風もおさまり快適な気候になっていた。

さて試合を振り返ろう。
ベイスターズの先発は高卒5年目の京山投手。
開幕前の練習試合では最高のピッチングを披露してベイスターズファンがすわ覚醒かと色めきたった若手の期待の星ある。
しかしいざ蓋を開けてみたら不甲斐ないピッチングが続き期待が高まっていた分ファンの失望は大きい。
試合後のコメントで「次回は云々」と書かれると「次回などあると思うな、甘い」と反応されるのが恒例になりつつある。
一週間後に次回があるかは分からないが次回はいずれあるだろうからそんなに噛み付かなくてもとは思う。
150キロ中盤のストレートは素人目には力強く、ファンの期待値も自然上がる。
問題はどこなのだろう。コントロールなのか変化球の質なのかはたまた投球フォームにクセがあるのか。
それでも今日は期待していたのだ。
広い札幌ドームは投手にとって安心して投げられる球場だと思う。
加えて相手のファイターズ打線が好調とは言い難い。
スタメン選手の打率を見てもベイスターズ打線の方がよほど怖いと思った。
ここで抑えれば、少なくともQSをすれば、自信に繋がって今後良いピッチングをしてくれるんじゃないか。
結局5回途中、5回はワンアウトも取れずに降板する。
前日に濵口投手が完封したため中継ぎを使わずに済んだことと日曜日の試合を終えれば数日休めるという日程もあってか京山投手はサクッと替えられてしまった。
おそらくそれ以上にベンチからの信頼がないということの証左だと思った。
先発ピッチャーの離脱が続く中で期待の若手がこの有様ではベンチは頭が痛いに違いない。
とは言え彼は今後も投げ続ける。
まだここから伸びる年齢でもある。
平良投手が頭角を表したのは2018年の後半戦だ。今の京山投手と同じ年である。
移籍初年の2017年は数回登板するも初勝利以外は不甲斐ないピッチングが続きラミレス監督からの評価は最低であった。
翌2018年の前半は夏頃までチャンスを貰えずにいたが、後半に一軍の先発ピッチャー陣が崩れて漸くチャンスが巡ってきた。
当初ラミレス監督は評価していなかったと思う。
しかし試合を作り続けるうちに評価は変わった。古巣との対決で菅野投手を相手に勝ち星をあげるまでになった。
なにが言いたいかというと、まだ若い。これからだということ。
今の結果には満足できないが引き続き期待していきたいと思う。
壁は高いほど乗り越えた時の成長は大きいだろう。

今日に関して言えば野手ももっと点を取れたら良かったとも思う。
昨日はよく打った一番桑原選手が沈黙。
牧選手もチャンスだと中々打てなくなっている。
一所懸命走ってもぎとった内野安打で打点は稼いだしルーキーと考えたらよくやっている以外の言葉はないけれど、あえて言えばチャンスで決められるようになって欲しい。
それから佐野選手。今日は二塁打を打ったもののルーキーじゃないしそれだけでは満足できない。
期待値は牧選手と同じではないのだ。
私が購入したオーセンティックユニが届く頃にはチャンスに強かった佐野選手が帰ってきている事を望む。

そして最大の問題の控え代打論争は誰も突き抜ける事なくDHを使える試合は残り一試合となった。
歯痒いことだ。
二日連続で先発起用された楠本選手も3打席目には代打を出される。
信頼されきっていないゆえの代打だろう。
なぜ信頼されないかと考えるととにかく良い結果が続かない。
これは楠本選手に限ったことではなく控え選手の多くに当てはまることだ。
前述の通り平良投手は信頼されていない中連続で試合を作り続け最終的にはラミレス監督の信頼を勝ち取った。
そうなると少しくらい不甲斐ない投球をしても簡単には外されない。
野手であれば直近だと牧選手。
外国人選手が加わる前に「牧個人軍」と評されるほど、それは他の先輩方の情けなさを揶揄する言葉でもあったが、輝いて結果を出し続けた。
相手方からのマークもきつくなり、またほぼフルで出続けているのでルーキーとして疲労もあっただろうが、調子を落とした時期もあった。しかし決して交代されない。
控え陣も良い時は良いのだ。ヒットだって勿論打てる。
ただインパクトが足りない。
必要なのはコンパクトではなくインパクト。
そうして結果を出し続けて最後にはレギュラーを奪って欲しい。

とにかく今日は負けた。
攻守共に一歩足りなかった。
夢は破れたがまだまだ試合は続く。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:6日目]


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