交流戦最終戦

左肩のクリーニング手術からエース今永が戻ってきた

「エース」だなんて書くと濵口投手に失礼かもしれない。

しかしやはり彼の存在は特別なのだ。

マウンドに立つと空気が変わる。

札幌での最終戦は直で見ることは叶わなかったが神宮、仙台、ハマスタでの試合は全て現地に立ち合えた。

正直復帰初戦の神宮では制球に苦しんでおり「やはり肩のクリーニング手術は難しいのだな」と思ったが、どうしてどうしてそれ以降は状態を上げてきた。

この試合まで勝ちがつかなかったのはチーム状態が噛み合わなかっただけである。

309日ぶりの勝利。

309日か。一年未満だけれどそれでも長く感じる。その2倍も待つのかと少し気が遠くなった。

いや弱気になっても仕方あるまい。

ともかくエースの帰還はベイスターズにとって明るい話題だ。

７回１失点。エスコバー、三嶋とつないだ素晴らしい勝利だった。

オースティン選手の出番がなかったことは気になるが、数日試合がない。

その間にコンディションを上げてくれればと思う。

そしてオリンピックの会場として使われるハマスタを離れ、東京ドームや神宮球場をホームグラウンドとして使う奇妙な期間がやってくる。

ベイスターズにとって不利だと感じものの珍しい体験なので精々満喫したいと思う。

交流戦では貯金3。しかし借金生活はまだまだ続く。

最悪な時期は脱したが大型連勝でもしなければ膨れ上がった借金は消えない。

それには投手の整備は急務。

朗報といえば長らく消息不明であった齋藤投手が横須賀に戻ってきた。

いったいなぜ行方不明になっていたのか情報はないが明るい材料として記しておきたい。

そして最後に。

今永投手のヒーローインタビューを見た。

リハビリ期間中もファンが広げるタオルやユニが支えになった、と。

そうなのか。それならば私も忘れずに平良タオルを持っていこう。

そしてリハビリに専念する平良投手への応援の気持ちを込めて球場で掲げよう。

頑張れベイスターズ！今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している！
[平良拳太郎投手復帰の道：７日目]