ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

6/29 ベイスターズvsドラゴンズ@神宮球場

2021-06-29 23:51:00 | ベイスターズ
中断、中断、中断、中断そしてコールド。
神宮球場をお借りしての初戦は3対2、6回コールドによりベイスターズの勝利となった。
今シーズン初の4連勝。
今シーズン初の勝率4割。



どれだけ勝ててなかったのか。
振り返ると今日は雨に助けられた試合であった。
そして相手の大野投手にとっては辛い試合であったろう。
4度雨で中断するのだがそれが悉く大野投手が投げているタイミングだったのだ。
実際に雨足は強く「いや、もう中止でしょう」と言いたくなるような土砂降りはさながら滝行であった。
4度目の中断の際の、この中断後にコールドゲームが宣言されるわけだが、中日の野手陣が足早にベンチに戻る中、マウンド上で呆然と虚空を見つめる大野投手が印象に残っている。
外野席中段からの観戦だったからマウンドは遠く投手の顔なんて小さくてハッキリとは見えない筈なのに信じられないといった表情で空を見上げた大野投手の顔が脳裏に焼き付いて離れない。
ベイスターズにとって有利に働いた天候だったけれど、彼の表情を見て普通の天気で対戦できたらなと思った。
思ったが、ベイスターズファンとしての私はやはりこの雨に小躍りしてしまうのである。
ベイスターズは主軸中の主軸オースティン選手を欠いた状態でこの試合に臨んだ。
そして防御率が良いとは言えない坂本投手が先発だ。
神宮球場も特に相性が良いとは言えない。
試合開始前からポジティブな要素があまりなかった。
そして予想通り、と言ったら申し訳ないが、坂本投手が1回から躓く。
私は移動中でまだ球場についていなかったがスポナビで試合は追っていた。
大野投手を相手に回して2失点は痛いなと思ったが、その後坂本投手は立ち直ってくれた。
そして現在の調子も、大野投手との相性も抜群に良い桑原選手と、復帰後ちゃんと結果を残して違いを見せつける柴田選手の連打で1点を返す。
しかしその後が続かない。
雨は降ったり止んだしていたが降っている時は土砂降りで、レインポンチョに落ちる雨粒は大きな音を立てていた。
コンコースに避難せずただひたすら滝行を耐えた。
そんな修行に耐えたベイスターズファンに野球の神様が微笑んでくれた。
楠本選手がヒットで出塁。
オースティン選手の欠場で巡ってきたチャンスに爪痕を残せた。
そして山本選手がバントを決める。
さぁ得点圏の大和選手だ。
しかし残念だが凡退。全部が全部決められるわけではない。
万事休すかと思われた矢先、先発の坂本投手に代打が告げられる。
牧選手だ。
身体の不調を訴えて休んでいる間に脱臼から戻ってきた柴田選手にセカンドのスタメンを奪われた。
奪われたなんて書くと悪く取られるが高いレベルで競争して欲しいと願っているからむしろ喜んでいる。
消去法での争いほど虚しいものはない。
またスタメンに返り咲きたい牧選手だが、シーズン序盤以降チャンスでの強さは影を潜めている。
代打で結果を残せるかと固唾を飲んで見守っていた。
追い込まれてからの変化球を少し身体泳いでいるように見えたが食らいついて当てた。
そのボールは右中間へ。ライトがモタモタ追いかける間に牧選手が激走。
ゆうゆうセーフであったがヘッドスライディングで気合のスリーベース。
意欲は買うがヘッドスライディングは怪我が怖いのでやめてほしい。
それでも三塁までいけたことが大きかった。
絶好調の桑原選手が積極的にうちに行ってタイムリー。
これが決勝点となった。
シャッケルフォード投手がピンチを作りながらも抑え、その裏の攻撃の途中で雨天コールドとなった。シャッケルフォード投手、来日初セーブである。
快勝、ではないが よくわからないうちに勝ったというのが正直なところだ
それでも勝ちは勝ちだ。
今ベイスターズは順位など考えず借金を減らすことだけを考えて欲しい。


神宮もやはり平日通うのは大変であった。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:23日目]

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