キッズスターナイトは素晴らしい試合であった。
どれを一番にあげるべきか迷うけれど、今日はタナケンこと田中健二朗投手のハマスタ復活登板をあげたい。
私がただひたすらに待っている投手の前を走っている選手だ。
その姿にその投手の復活を重ねる。
だから私にとっても明るい話題なのだ。
動画で見たら泣いているファンの姿が映っていた。
気持ちが痛いほど分かる。多分私も号泣する。
今こんなこと書いているだけでじんわりと涙が出るのだ。
タナケンさん復帰登板おめでとうございます。
大差のついた試合で9回ツーアウトからの登板は首脳陣からのプレゼントだと思う。
粋だねぇ。
個人的には引退試合でもない試合で勝負以外の意図のある采配は好きではないけれど、コレはいいかなと思った。
それくらい嬉しいことですよ。
四球で一人塁に出したものの続く小野寺選手を見事に投ゴに抑えて試合終了。
球も走っていたと思う。
今日は再出発の記念すべき試合。
それがキッズスターナイトだったというのも良い。子供たちに夢を与えると思います。
挫折しそうになっても、大きな壁にぶつかってもまた輝けると。
さて試合について。
この試合唯一の瑕疵となる一回表。失点したことが問題なのではなく柴田選手の残念なプレーがその理由。ショートの脇の打球を捕球したまでは良かったが、くるりと回転してから投げるまでが遅かった。マルテ選手は一所懸命走っていた。
これで先制された。
この時は憤っていたけれどそれ以外今日は何も問題なかったからちょっとしたスパイスだと思うことにした。
ちょっと塩がないと甘味も引き立ちませんものね。
その裏。すぐさまキャプテンの一振りで試合をひっくり返したのが最高に良かった。
今日はオースティン選手が2ホームランと素晴らしい活躍をしてヒーローになるのだが、個人的には佐野選手のホームランが試合の行方を決めたと思っている。
凄い一発だった。
一回の少しぐだった空気を一振りで振り払ったのだ。
それで気持ちが乗ったのか今永投手の投手は尻上がりによくなり、8回112球、11奪三振の快投を見せる。四球ゼロも良い。
打線もオースティン選手の豪快な二発もあり8得点。まさに快勝。
いつも文句ばかり言ってしまうけれど今日は文句ないです。
大和選手のお洒落な二塁守備を2回も見られたのも嬉しかった。
これは牧くんなら抜けているだろうなと。
牧くんはよくやっているし文句の付け所のないスーパールーキーだけれど、これからレギュラーをガッチリ掴むためには守備も向上して欲しいと願っている。
二塁守備はやっぱりまだまだ大和選手や柴田選手が上。
吸収して自分のものにしてくれたら最高。
それでも6-4-3の送球は今でも一番好き。肩が強いのはアドバンテージ。
総括すると良い試合だった。
残り少なくなった試合、今日のような試合をできる限り多くやって欲しいです。
頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからも応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:95日目]
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