超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

鬼滅の刃は見てないけど

2020年04月27日 13時48分14秒 | アニメ 漫画 日記 イラスト ニコニコ

正確には無料配信漫画 で1話だけ見たんだけど

この漫画が受けた理由ての 模索してる人が

メディアにちらほらいるから

結果論になるけど言及すると

これは少年ジャンプの正しさを反映している模範よ。

 

少年ジャンプとは結局ヒーロー物よ

昨今ヒーローの在り方を模索してるうちに

当たればでかい

それがハガレンとかエバァのリスペクトでも

構築した新テンプレはジャンプの物

 

テレビヒーローは人類愛とか

地球上のヒューマニズムから逸脱できない現状があるが 

時として外してくる人は居た。

原作のデビルマンなどは美樹との恋愛を通しての救世主だけど、

もしも美樹と人類のどちらかひとつしか救えない展開になったら

デビルマンは美樹を見捨てるだろうか?

あるいは美樹の方が自分を殺してと哀願するだろうか?

ジンメンのあの娘の様に···

ジャンプでこの逆襲劇はゼットマンなどで行われるが

実はジャンプ以外では何度と繰り返され

すでに定番化のノリもある苦悩

しかしテレビでは望めないのだが

アニメのハガレンはエバァの後受けてクリアして

その後blood+でも放送倫理スレスレ描写(片手片足など)

それらも既に20年前か、、

ヒーローのアリバイとしては博士の娘とかお近づきになることで

合法な牧村美樹と言うか

人類愛よりご自分愛の餌おかずを提示されるのよ 

綾波レイなんかもね

それで男の子は戦えると言う構図を貰えば使うきゃない

同時に敵の矮小化も行われ

ヒーローの私利私欲のバランスとして

人間が敵と言う平成ライダー2章の流れ  

実はこれもデビルマンであり

寄生獣など庶民側に力与えるジャンル確立とは前にも書いたが

ジャンプではワンピースの悪魔の実がそれ

デビルマンの余波は未だに健在とは恐れ入る

そしてハガレンのアプローチは喪失した物の奪回で

自分の片手と弟の身体と実にショッキング

鬼滅の刃はこのハガレンの着想の換骨奪体ではある

失った家族 母兄弟に加えビースト化した妹

目の前の妹の化け物描写は

ドラマチックにもエロチックにスリリング

そして男の子はこのシチュエーションで戦えるのだ 

後はすべて取り戻すために勇ましく成長して強くなるだけ

見応えあるジャンプコンテンツではないか

 

 

エバァやハガレンはジャンプではないが

我田引水に結集したのが鬼滅と言える

進撃のとか対抗意識も有るかな

これも大した指摘じゃないけど

今のジャンプ読者が永井豪や白土三平を読んでたとも思えないし

ましてや、どろろと百鬼丸とか無理な

順当に反体制ヒーローの脈絡で開花した

スマッシュヒット漫画なんだろうと思う

でも受けすぎてる気もするので

今の漫画界がおとなし過ぎるのかも知れんね

 



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