Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

秋田乳頭温泉、新玉川温泉、角館に行ってきました

2012年02月24日 | インポート
2/3から2/5まで秋田県にある乳頭温泉と新玉川温泉に行ってきました。雪に深く埋もれた温泉に浸かりおいしい物を頂き、おいしいお酒を頂きました。

(2/1から2/3まで東北の岩手県宮古市、宮城県南三陸町で私が勤務している会社が受注して工事をしている2件の通信設備震災本復旧工事の現場パトロール、激励に行きましたが、その後に行ってきました。)

1、温泉について
(1)乳頭温泉
 田沢湖駅からバスで1時間程度、山に抱かれた乳頭温泉があります。6つ温泉があり、そのひとつ鶴の湯は江戸時代当初から秋田藩主の湯治場として開かれたと言われています。私が泊まったのは休暇村でしたが、2種の温泉がわいており1つは乳頭の湯と言われる ナトリウム炭酸水素塩泉、もう一つは単純硫黄泉でどちらもやさしいお湯でした。もちろん露天湯もあります。

氷柱この鋭き穂先魂刺しぬ 今中京都

(2)新玉川温泉
 これも田沢湖駅からバスで行きますが、1.5時間ほどかかります。冬場は1日4往復しかなく、田沢湖駅発12:45が最終で、バス以外では行けない温泉です。ここの湯は酸性・・・・塩化物泉でなんとPHは1.5と非常に強い酸性の湯で、荒湯と言えましょう。数分入っていると毛穴からお湯の成分がぴりりとしみこむのが実感できる位強いお湯です。露天湯のほか温熱浴も出来ます。ここは正真正銘の湯治場、温泉療法の場です。(最初は玉川温泉を予約していましたが数日前のなだれで岩盤浴をしていた人が3人なくなったので急遽宿を姉妹店のここに変更しました!)

温泉の毛穴きりりと刺す二月 京都

2、アクティビティ
 乳頭温泉休暇村ではSnowshosesと言うアクティビティを体験しました。これは現代版の輪かんじきによる雪原散歩と言うべきもので上りは相当しんどいのですが、新雪の処女雪に輪かんじきを踏み入れるときゅきゅっとした音と感触がえもいわれぬ満足感をもたらしてくれます。

処女雪をきゅきゅっと踏みし輪かんじき 京都

3、自然、景色、食べ物
 ・どちらも一帯全てがブナ林であり、自然に恵まれ豊かな水があると言うことでしょう。新緑の春から紅葉の秋もすばらしいと思います。
 ・今回は特に雪が深く1.5から2m以上はあったと思います。雪に埋もれた温泉宿、露天風呂は格別でした。ものすごく長く鋭いツララが印象的でした。
 ・食べ物で印象的だったのは ①雌の子持ちのはたはた ぶりこと言う (焼いたのとしょつる鍋で食べました。) ②いぶりがっこ 沢庵漬けの燻製でこれも絶品
 
長き冬いぶりがっこを噛みしめて 京都

4、角館
 新玉川温泉から秋田空港へ行くのに少し時間が有ったので、角館によりました。角館はご存知のように東北の小京都と言われている所です。江戸時代の落ち着いた武家屋敷がゆったりと居を構えていて、とても落ち着いたところです。ただし、武家屋敷なので、町屋が軒を連ねた京都とは基本的に違うと思うのですが。
 数年前に秋に訪れましたが、もちろん豪雪の冬の今は相当趣が違います。大雪の中で武家屋敷が眠っていると言う風情です。これはこれで結構なものでした。


5、交通
 私は仕事の関係上、秋田新幹線で盛岡方面から入り、田沢湖駅で降り、そこからバスで移動し、帰りは角館により、秋田空港から飛行機で伊丹に帰りました・


6、おわりに
 出来れば新緑の5月or紅葉の10月にぜひとも再度訪問したいと思っています。秋田空港から入り、レンタカーで角館、乳頭温泉、玉川温泉、八幡平のふけの湯、ごしょがけ温泉、十和田湖奥入瀬渓谷、八甲田山 酸ヶ湯、蔦温泉、弘前を巡り、秋田空港or新青森空港から帰るコースがBESTでしょうか。
 でも真冬の今の時期も非常にすばらしいと思います。



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