1 はじめに
2011年9月9日朝、私は一人Vancouver国際空港(YVR)に降り立った。成田を発つときには30℃あった気温が、18℃。AirCanadaで10時間余りのフライトであった。
快き緊張異国の秋に降り
wondeful stress:
I get down to foreign country
at fall
振り返って見ると今年(2011年)7月に取締役を辞して顧問になり、「お金はあまりないが時間はたっぷりある」境遇になった。体力のあるうちに「海外旅行、俳句、サイクリング、陶芸」に力を注ごうと思った。もちろん、「もっと現役で働いて65歳から悠々自適」案もあるが、やはり歳を取ると(一般的には)急速に体力、気力が衰えてくると言われているので是非とも体力、気力が充実している今が大切であると判断した。
海外旅行は今までも相当行っているが、英語は(好むと好まざるとにかかわらず)世界共通語なので「是非とも英語力を強化したい」そして副次的に「集まってくる各国の人たちと友達になり、役立つことを吸収したい。」と言うことで語学留学をしようと決めた。
ニュージーランドも候補に乗せたが、地震が起こったばかりなので今回は遠慮する事とし、娘が去年行ったバンクーバーはすばらしい、ということだったのでバンクーバーで語学留学することと決め、この日を迎えた。
2 語学学校で学んだこと
(1) 語学学校をどのように選び、手続きをしたか。
Vancouverには、どんな語学学校があるのか、どこの学校を選ぶべきか?まず、インターネットで調べるとあるはあるは、迷うほどある。私なりに選定基準を決めた。それは ①規模は中規模以上 ②学生の国籍の偏りが少ない、出来るだけ世界各国から来ていること という2点であり、学生の評判も参考と言うことで絞り込んでいった。
もうひとつ考えねばならないことは「どのような方法で手続きをするか」である。一つはエージェントを介して申し込み、手続きを行う と言う方法があり全てをエージェントがやってくれる。ただし、相当の手数料がかかる。もう一つはインターネットに「留学仲介システム」的なものがあり、これを介して直接学校とやり取りし手続きする方法である。
私の選んだのは後者であり、具体的にはインターネットの「地球の歩き方」の中に「成功する留学」と言うセクションがあるが、その中に「留学サーチオンライン」と言うシステムで手続きを進めた。この方式は直接語学学校とインターネットや、Mailでやり取りするもので、少し手間はかかるが、特段何も難しい事はなく手数料も相当安く出来るのでお勧めである。
と言うことで私は「Tamwood college」で「9月上旬から4週間」、25時間/ weekのCourseで学ぶこととなった。また滞在は方法は ①ホームステイ ②アパートなどのレンタル ③ホテル があるが、まずは安い!こと、四六時中英語漬けのほうがいいだろうということからホームステイを選択した。
(2) 留学費用は
気になる費用であるが、学費は1200(Canada)$/month、上述のようにホームステイすることとしたがこの費用は(3食込みで)800(Canada)$/monthで、円に換算すると16万円/monthと割安に収まることとなった。
(3) 成果は? 何が分かったか?
ア 総論
「語学学校」は各国の人たちが集まる場の一つであり、そこに入学し、勉強することにより英語の習得はもちろん、下記に記すようにいろいろ得るところが多かった。
英語習得度合いは:「学校内は英語のみ」「夜はホームステイ」と言う「四六時中英語漬け」環境に身を置くのが上達の早道である。40年以上前に習った英語も徐々に思い出して来た。少しは聞き取れるようになり、Speechもそこそこ(度胸で)出来るようになるとともに、読解力もそれなりに付いた。若いころに行けば相当上達は早いと思う。私ももっと若いころに行っていれば、生活、考えなどが大きく変わり、広がり、生き方も変わったかもしれない?
イ 英語は現在の世界共通語
世界はいろいろな人たちが住んでいて、それぞれ思想信条を異にしそれぞれのスタイルで生活している。インターナショナルにコミュニケーションするためには(別に英語でなくてもよかったのだが、英語圏が現時点では強いので)英語を習い、積極的にコミュニケーションすることが是非とも必要であると実感した。
ウ 会えば必ず挨拶をする
Hello、Good morning.How are you?I’m fine thank you,and you? 皆、このように挨拶を交わす。また握手をする、ハグをする場合もある。日本でも当然挨拶は交わしているのだが、このように念の入った挨拶ではない。私も意識的にかつ率先して挨拶を交わし、溶け込む努力をした。この挨拶は、多種多様な民族、考えを持った人たちが同じ土俵にいることを確認する儀式でもあり、大切なことだと実感した。日本では周りは皆日本人なので均質だと思い、気心は通じていると思うのでこれほどまでには「儀式」はきちっと行わない。しかし、「気心が通じている」と思うのはもしかしたら幻想に過ぎないのかもしれない。日本人同士でもお互いの考え、思いはやはり確かめ合わなければならいのではなかろうか。
エ 若者と伍していくには
若さは何よりも強い。元気だ、エネルギッシュだ、記憶力が抜群だ。それに私が伍していくにはどうすればいいのか。同じ土俵で戦っても勝ち目はない。それを実現するためにはまず「先制攻撃」である。率先して発言する。意見、異論を述べる。彼らに比べて私の発想力は豊かで、経験が豊富で、物事の本質を把握する力も勝っていると信じて、授業、放課後でパワーを発揮することである程度の信頼も勝ち得、友人も多く出来た。勿論語学は大切である。しかし、もっと大切なことは表現すべき中味、きちっとした考え、主張を持っているかである。
オ 真のグローバール化を達成するためには
USAによるグローバル化はみじめな破綻を迎えたが、「世界の異常な成長の後起こりつつある世界経済の破綻を回避して生き残る」ためには、新たな、地に足の着いたグローバリズムが必要であろう。もしかしたらそれは東アジア発のグローバリズムなのかもしれない。 そのためには共通の言葉=英語をツールとして、世界を知る、世界と付き合い、自らの考えを発信し、行動する必要がある。日本人よ、日本人男性よ、若者よ、外に出て世界に羽ばたけ!
(4) 学生は
ア どこの国の学生が集まっているのか
アジアでは日本、韓国、アメリカ大陸ではメキシコ、ブラジル、ドミニカ、ヨーロッパは分散していてイタリア、ドイツ、スペイン、チェコ、ベルギーが少しずつ。(なぜ中国人、アルゼンチン人がいないのか不思議であったが、これはTamwoodの営業の力点をどの国に置いているかの問題であろう。)それなりの経済力がある国から満遍なく来ている。
イ 語学学校で勉強する動機は
真剣に「英語上達によるキャリアアップ」でよりよい職を求めると言う人、もしくは漠然と何か役に立つだろうと言う人とが1:2位の割合であった。
しかし後者でも、「ワーキキングホリデイ」と言うか、数ヶ月英語を勉強して、あと数ヶ月バンクーバーで働くと言う人が多かった。勉強して、その後働いてお金をためて遊ぶ、旅行するパターンで積極的にエンジョイし行動している。
韓国の学生と話をしていて、韓国は非常に競争が激しい国であることを実感した。競争に勝ち抜きよい大学に入り、資格、キャリヤを積んで一流の(財閥系の)企業に就職する。英語力で言えばTOEIC950点以上は必要との事。Oh,my God! 国内の競争に勝ち抜くためにもお金はいるので、あまりお金がない、もしくは国内をあきらめた人はしたたかに外国、たとえばカナダで生きていこうとする人もいた。どちらにしても逞しい。
ウ 日本人は
女性:男性が7:3で圧倒的に女性が多く、かつ元気であった。(他の国は5:5) またカナダで働いている日本女性に数人会ったが皆元気で積極的であった。日本人男性は少数であったが、ここにきていると言うことは積極性があると言うことで結構しっかりしていた。
「多くの若い日本人男性はどうしているのか?」このままでは日本は世界の動きに取り残されはしまいか。
3 学校に通う「ある一日」
(1) 8:00:ホムステイのベッドで起床(ホームステイ先はフィリッピン系の夫婦で、Papaは退職者、Mamaは老人養護施設のナーサリーで、副業で下宿屋的に10人程度のホームステイヤーを抱えていた。)
(2) 8:20:2階の食堂に上がり朝食、ほとんどはパンとコーヒー、ミルク、たまに卵焼きがある。(シリアル類もあるが)この時間には他の寄宿生は学校に出発済み。たまに寝坊の人が駆け出していく。
(3) 9:00:出発、徒歩でバス停へ
(4) 9:10:バス(2両連結)乗車、回数券を使う。(割引前)3.75$
(5) 9:40:終点到着、徒歩で学校へ向かう
(6) 9:50:学校到着
(7) 10:00:アクティビティに参加(学校主催で毎日企画されている。たとえばグランビル島からカヤック体験、UBC見学、北バンクーバー見学など)、しかし、参加者はほとんどいない状況で私一人の時も多かった。案内人付き無料観光、探訪なのにもったいないことである。
※このアクティビティの引率者は25歳ぐらいの女性で、2年間北海道の根室の小中学校で英語を教えていたそうで北海道のこと、生徒のことなど懐かしそうに話していた。
(8) 12:00:授業開始:クラスの生徒数は7~10人位(9月に入った時はその1.5倍以上いたが、各国学校が始まって生徒数は減少)
(9) 13:00~14:00:昼食、ホームステイ先で作ってくれたサンドイッチを食べながら、友達と談笑。
(10) 14:00~18:00まで授業50分授業、10分休み
(11) 授業内容:テキスト、プリントを読み分からない言葉をチェック。内容について生徒同士でディスカッション、先生とのやり取り、歌などのヒヤリングと内容確認、TV番組のビデオを見て内容確認ディスカッション、単語カードを見てジャンル分け、その説明、ディスカッション、文法の勉強、教えられた文法、単語を使ってスピーチ、shortstoryを作って発表etc.。
学生同士のディスカッションが多く設定され、各国の習慣、考えの違いなどがその中で自ずと学べ大変役に立った。
(12) 結構生徒同士のディスカッションが多かった。これにより英語の勉強のみならず各国の習慣、生活、考えの違いや同一性などが認識できた。
学舎の熱気秋をも忘れさせ
fever:
all schoolhouses are covered with this
I foget now is Fall(13) 18:00過ぎ:帰路
(14) 19:00頃ホームステイ先に帰着
(15) 19:15:2階食堂にてディナー(鳥、豚、たまに牛肉のロースト、煮込みなど+サラダ+飯(タイ米)+果物、豪華ではないが悪くはなかった。寄宿生は10人位いるが、時間帯がばらばらのため、一堂に顔を合わすことはなかった。メキシカン2人とはよく顔を合わせたが。
(16) 19:40:宿題を済ます
(17) 20:30:シャワーを浴びる。(バスタブはあるのだが、栓がない。ホームステイMamaに聞いたら、「ボイラーの容量が小さいのでバスタブに湯を貯めて皆が使うと、湯がすぐなくなるから栓はつけない!」そうであった。今はいいが寒くなったら大変だ。)
(18) 21:00:パソコンでメール,newsをチェック。ホームステイ先でも(学校でも)無線LANがあるのでパソコンの使用は問題ない。ワインなどを飲みながら本、を読む。持参した日本語の本を読んでしまった後はインターネット経由で五木寛之の「親鸞」をダウンロードして読む。
(19) 23:00就寝
(20) 金曜日夜は学校の友達とPubへ繰り出す。
英語にて友増やしゆく夜長かな
with English
I get more my friends:
long long autumn night
(21) 土日は市内観光、レンタサイクルでのサイクリング、ハイキング、映画鑑賞などに出かける。
2011年9月9日朝、私は一人Vancouver国際空港(YVR)に降り立った。成田を発つときには30℃あった気温が、18℃。AirCanadaで10時間余りのフライトであった。
快き緊張異国の秋に降り
wondeful stress:
I get down to foreign country
at fall
振り返って見ると今年(2011年)7月に取締役を辞して顧問になり、「お金はあまりないが時間はたっぷりある」境遇になった。体力のあるうちに「海外旅行、俳句、サイクリング、陶芸」に力を注ごうと思った。もちろん、「もっと現役で働いて65歳から悠々自適」案もあるが、やはり歳を取ると(一般的には)急速に体力、気力が衰えてくると言われているので是非とも体力、気力が充実している今が大切であると判断した。
海外旅行は今までも相当行っているが、英語は(好むと好まざるとにかかわらず)世界共通語なので「是非とも英語力を強化したい」そして副次的に「集まってくる各国の人たちと友達になり、役立つことを吸収したい。」と言うことで語学留学をしようと決めた。
ニュージーランドも候補に乗せたが、地震が起こったばかりなので今回は遠慮する事とし、娘が去年行ったバンクーバーはすばらしい、ということだったのでバンクーバーで語学留学することと決め、この日を迎えた。
2 語学学校で学んだこと
(1) 語学学校をどのように選び、手続きをしたか。
Vancouverには、どんな語学学校があるのか、どこの学校を選ぶべきか?まず、インターネットで調べるとあるはあるは、迷うほどある。私なりに選定基準を決めた。それは ①規模は中規模以上 ②学生の国籍の偏りが少ない、出来るだけ世界各国から来ていること という2点であり、学生の評判も参考と言うことで絞り込んでいった。
もうひとつ考えねばならないことは「どのような方法で手続きをするか」である。一つはエージェントを介して申し込み、手続きを行う と言う方法があり全てをエージェントがやってくれる。ただし、相当の手数料がかかる。もう一つはインターネットに「留学仲介システム」的なものがあり、これを介して直接学校とやり取りし手続きする方法である。
私の選んだのは後者であり、具体的にはインターネットの「地球の歩き方」の中に「成功する留学」と言うセクションがあるが、その中に「留学サーチオンライン」と言うシステムで手続きを進めた。この方式は直接語学学校とインターネットや、Mailでやり取りするもので、少し手間はかかるが、特段何も難しい事はなく手数料も相当安く出来るのでお勧めである。
と言うことで私は「Tamwood college」で「9月上旬から4週間」、25時間/ weekのCourseで学ぶこととなった。また滞在は方法は ①ホームステイ ②アパートなどのレンタル ③ホテル があるが、まずは安い!こと、四六時中英語漬けのほうがいいだろうということからホームステイを選択した。
(2) 留学費用は
気になる費用であるが、学費は1200(Canada)$/month、上述のようにホームステイすることとしたがこの費用は(3食込みで)800(Canada)$/monthで、円に換算すると16万円/monthと割安に収まることとなった。
(3) 成果は? 何が分かったか?
ア 総論
「語学学校」は各国の人たちが集まる場の一つであり、そこに入学し、勉強することにより英語の習得はもちろん、下記に記すようにいろいろ得るところが多かった。
英語習得度合いは:「学校内は英語のみ」「夜はホームステイ」と言う「四六時中英語漬け」環境に身を置くのが上達の早道である。40年以上前に習った英語も徐々に思い出して来た。少しは聞き取れるようになり、Speechもそこそこ(度胸で)出来るようになるとともに、読解力もそれなりに付いた。若いころに行けば相当上達は早いと思う。私ももっと若いころに行っていれば、生活、考えなどが大きく変わり、広がり、生き方も変わったかもしれない?
イ 英語は現在の世界共通語
世界はいろいろな人たちが住んでいて、それぞれ思想信条を異にしそれぞれのスタイルで生活している。インターナショナルにコミュニケーションするためには(別に英語でなくてもよかったのだが、英語圏が現時点では強いので)英語を習い、積極的にコミュニケーションすることが是非とも必要であると実感した。
ウ 会えば必ず挨拶をする
Hello、Good morning.How are you?I’m fine thank you,and you? 皆、このように挨拶を交わす。また握手をする、ハグをする場合もある。日本でも当然挨拶は交わしているのだが、このように念の入った挨拶ではない。私も意識的にかつ率先して挨拶を交わし、溶け込む努力をした。この挨拶は、多種多様な民族、考えを持った人たちが同じ土俵にいることを確認する儀式でもあり、大切なことだと実感した。日本では周りは皆日本人なので均質だと思い、気心は通じていると思うのでこれほどまでには「儀式」はきちっと行わない。しかし、「気心が通じている」と思うのはもしかしたら幻想に過ぎないのかもしれない。日本人同士でもお互いの考え、思いはやはり確かめ合わなければならいのではなかろうか。
エ 若者と伍していくには
若さは何よりも強い。元気だ、エネルギッシュだ、記憶力が抜群だ。それに私が伍していくにはどうすればいいのか。同じ土俵で戦っても勝ち目はない。それを実現するためにはまず「先制攻撃」である。率先して発言する。意見、異論を述べる。彼らに比べて私の発想力は豊かで、経験が豊富で、物事の本質を把握する力も勝っていると信じて、授業、放課後でパワーを発揮することである程度の信頼も勝ち得、友人も多く出来た。勿論語学は大切である。しかし、もっと大切なことは表現すべき中味、きちっとした考え、主張を持っているかである。
オ 真のグローバール化を達成するためには
USAによるグローバル化はみじめな破綻を迎えたが、「世界の異常な成長の後起こりつつある世界経済の破綻を回避して生き残る」ためには、新たな、地に足の着いたグローバリズムが必要であろう。もしかしたらそれは東アジア発のグローバリズムなのかもしれない。 そのためには共通の言葉=英語をツールとして、世界を知る、世界と付き合い、自らの考えを発信し、行動する必要がある。日本人よ、日本人男性よ、若者よ、外に出て世界に羽ばたけ!
(4) 学生は
ア どこの国の学生が集まっているのか
アジアでは日本、韓国、アメリカ大陸ではメキシコ、ブラジル、ドミニカ、ヨーロッパは分散していてイタリア、ドイツ、スペイン、チェコ、ベルギーが少しずつ。(なぜ中国人、アルゼンチン人がいないのか不思議であったが、これはTamwoodの営業の力点をどの国に置いているかの問題であろう。)それなりの経済力がある国から満遍なく来ている。
イ 語学学校で勉強する動機は
真剣に「英語上達によるキャリアアップ」でよりよい職を求めると言う人、もしくは漠然と何か役に立つだろうと言う人とが1:2位の割合であった。
しかし後者でも、「ワーキキングホリデイ」と言うか、数ヶ月英語を勉強して、あと数ヶ月バンクーバーで働くと言う人が多かった。勉強して、その後働いてお金をためて遊ぶ、旅行するパターンで積極的にエンジョイし行動している。
韓国の学生と話をしていて、韓国は非常に競争が激しい国であることを実感した。競争に勝ち抜きよい大学に入り、資格、キャリヤを積んで一流の(財閥系の)企業に就職する。英語力で言えばTOEIC950点以上は必要との事。Oh,my God! 国内の競争に勝ち抜くためにもお金はいるので、あまりお金がない、もしくは国内をあきらめた人はしたたかに外国、たとえばカナダで生きていこうとする人もいた。どちらにしても逞しい。
ウ 日本人は
女性:男性が7:3で圧倒的に女性が多く、かつ元気であった。(他の国は5:5) またカナダで働いている日本女性に数人会ったが皆元気で積極的であった。日本人男性は少数であったが、ここにきていると言うことは積極性があると言うことで結構しっかりしていた。
「多くの若い日本人男性はどうしているのか?」このままでは日本は世界の動きに取り残されはしまいか。
3 学校に通う「ある一日」
(1) 8:00:ホムステイのベッドで起床(ホームステイ先はフィリッピン系の夫婦で、Papaは退職者、Mamaは老人養護施設のナーサリーで、副業で下宿屋的に10人程度のホームステイヤーを抱えていた。)
(2) 8:20:2階の食堂に上がり朝食、ほとんどはパンとコーヒー、ミルク、たまに卵焼きがある。(シリアル類もあるが)この時間には他の寄宿生は学校に出発済み。たまに寝坊の人が駆け出していく。
(3) 9:00:出発、徒歩でバス停へ
(4) 9:10:バス(2両連結)乗車、回数券を使う。(割引前)3.75$
(5) 9:40:終点到着、徒歩で学校へ向かう
(6) 9:50:学校到着
(7) 10:00:アクティビティに参加(学校主催で毎日企画されている。たとえばグランビル島からカヤック体験、UBC見学、北バンクーバー見学など)、しかし、参加者はほとんどいない状況で私一人の時も多かった。案内人付き無料観光、探訪なのにもったいないことである。
※このアクティビティの引率者は25歳ぐらいの女性で、2年間北海道の根室の小中学校で英語を教えていたそうで北海道のこと、生徒のことなど懐かしそうに話していた。
(8) 12:00:授業開始:クラスの生徒数は7~10人位(9月に入った時はその1.5倍以上いたが、各国学校が始まって生徒数は減少)
(9) 13:00~14:00:昼食、ホームステイ先で作ってくれたサンドイッチを食べながら、友達と談笑。
(10) 14:00~18:00まで授業50分授業、10分休み
(11) 授業内容:テキスト、プリントを読み分からない言葉をチェック。内容について生徒同士でディスカッション、先生とのやり取り、歌などのヒヤリングと内容確認、TV番組のビデオを見て内容確認ディスカッション、単語カードを見てジャンル分け、その説明、ディスカッション、文法の勉強、教えられた文法、単語を使ってスピーチ、shortstoryを作って発表etc.。
学生同士のディスカッションが多く設定され、各国の習慣、考えの違いなどがその中で自ずと学べ大変役に立った。
(12) 結構生徒同士のディスカッションが多かった。これにより英語の勉強のみならず各国の習慣、生活、考えの違いや同一性などが認識できた。
学舎の熱気秋をも忘れさせ
fever:
all schoolhouses are covered with this
I foget now is Fall(13) 18:00過ぎ:帰路
(14) 19:00頃ホームステイ先に帰着
(15) 19:15:2階食堂にてディナー(鳥、豚、たまに牛肉のロースト、煮込みなど+サラダ+飯(タイ米)+果物、豪華ではないが悪くはなかった。寄宿生は10人位いるが、時間帯がばらばらのため、一堂に顔を合わすことはなかった。メキシカン2人とはよく顔を合わせたが。
(16) 19:40:宿題を済ます
(17) 20:30:シャワーを浴びる。(バスタブはあるのだが、栓がない。ホームステイMamaに聞いたら、「ボイラーの容量が小さいのでバスタブに湯を貯めて皆が使うと、湯がすぐなくなるから栓はつけない!」そうであった。今はいいが寒くなったら大変だ。)
(18) 21:00:パソコンでメール,newsをチェック。ホームステイ先でも(学校でも)無線LANがあるのでパソコンの使用は問題ない。ワインなどを飲みながら本、を読む。持参した日本語の本を読んでしまった後はインターネット経由で五木寛之の「親鸞」をダウンロードして読む。
(19) 23:00就寝
(20) 金曜日夜は学校の友達とPubへ繰り出す。
英語にて友増やしゆく夜長かな
with English
I get more my friends:
long long autumn night
(21) 土日は市内観光、レンタサイクルでのサイクリング、ハイキング、映画鑑賞などに出かける。