治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

今日の講座について

2017-01-09 11:04:12 | 日記
さて、前を向いて行きましょう。
午後から晴れそうな横浜です。

今日実は、愛甲さんもいらっしゃいます。
昨日こういうメールをいただきました。楽しみにされているようです。

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明日の栗本さんの講座で、魚類~哺乳類への進化に合わせたコンディショニングが紹介されると聞いて、ひとつ閃きました。

胎児は誕生するまでの約280日間を母親の子宮内で過ごします。
母親に宿った新しい生命は、胎児になる前の受精後8週間は胚子と呼ばれ、太古の海水と同じ成分の子宮内溶液の中で魚類から哺乳類へと進化の過程を辿っていきます。

考えてみると人間であれば誰もが子宮内で魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の時代を経験しているのです。

進化の過程をたどる身体アプローチは、愛着形成以前まで遡れることから、恐怖麻痺反射が生じない体づくりに有効なはずです。

あと浅見さんが海は母胎だと表現されていましたが、これと進化の過程をたどる身体アプローチには多くの共通部分があるように感じています。

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いらっしゃれる方、お楽しみに。
そしてすぐ二回目を開きたいと思っています。

そして栗本さんに信者がいない件(完)

2017-01-09 10:14:39 | 日記
先日の棒人間会議のとき栗本さんは
「森嶋さんはお山の大将だったんですね」と言いました。
何を今さらと思いました。
あの人は集合写真はいっつも真ん中よ。自分が真ん中の集合写真をネットにあげて満足している人よ。

でもよく聞いたらそう言うに至った栗本さんなりの理由があるのでした。
「今まで誰も突っ込まなかったのかな?」ということです。
「僕なんかさんざん突っ込まれてきましたけど」ということ。
もちろん今は私も突っ込みますし、それまでも行く先々、不埒なこと不備なことやれば突っ込んでくれる人が必ずいたというのです。女性でも。

私はマンガ家の西原理恵子氏のことを思い出しました。
氏の作品に出てくる子ども時代に見た、飲む打つ買う酔って女を殴るみたいな超絶ダメ男。ああいうのって私、大昔の出来事に思えるけど実は西原氏の方が私より若干年下なんですよね。
西原氏が書店さん向け説明会をすると、関東では「こんな男ありえない」と言われ、関西では梅田のど真ん中かなんかでも「あるある」と言われるそうです。
そして今回、私が死んだふりニタニタ女に腹を立てていたのを見てある方が「東西の違いかも」とおっしゃってました。西日本では「女は黙っとけ」らしい。真偽を確かめる術はありませんが、この方はそれこそ西原氏の書くような世界で育ちお子さんたちの行く末を考えて親子で修行に励んでいる頑張っているお母さまなので、やはり女が突っ込まないところでは俺様男がのさばるんじゃないですかね。

というわけで栗本さんは幸せです。みんなに突っ込まれて。
今日もきっといい講座をやってくれるでしょう。話がだらけたら私が突っ込むでしょう。饗宴でガールズトークに走れば、居並ぶ美女たちが眉をひそめてくれるでしょう。栗本さんの腕は買ってるけど別に信者じゃない人たち。これが健やかな関係です。

今回のプログラムにカラーボールが必要だというので、先日ぽちりました。
1980円で百個入りというのがあったのですが、「百個来ても置き場所に困るよね」といって別のを探していたら1480円で50個入りというのがあり、そちらにしました。そしてきてみたら、ちゃちい。栗本さんがどう使うかによっては、買い替えが必要そうですがとりあえず今日はこのちゃちいの持って行きます。段ボール製じゃないから水にぬれても大丈夫ですけどね(ブ)。

いずれこのプログラムが有名になれば(なると思う)栗本さんが「小田原の匠」とか言ってバングラデシュかなんかで作ったカラーボールを10個8300円+税+送料 みたいな値段で売りに出さないといいなと思います。まあそうしたら私も突っ込むんですが。「ふざけた商売するんじゃないよ」って。

それは版元としての突っ込みであり、神奈川県民としての突っ込みでもあります。
粗悪品に小田原の匠とかいう地域をブランド名に沿えたキャッチフレーズで売り出す。それは地元への侮辱ですからね。
小田原に謝れ。蒲鉾に謝れ。小田原城に謝れ。箱根寄せ木細工に謝れ。足柄山に謝れ。金太郎さんに謝れ。クマに謝れ。北条早雲公に謝れ。

とめちゃくちゃに言ってやります。

でも私がそんなことする必要もなく栗本さんがバングラデシュ産「小田原の匠」を売り出したとしても、皆さんが総スカンしますよね。
皆さんは蟻地獄の蟻ではなく、健全な読者だからです。

私は昨日ツイッターで皆さんにご協力いただいたアンケートを、周囲がだらしないから突っ込まれる機会に恵まれないかわいそうなおっさんたちに送ってあげました。

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浅見より

皆さんもよろしければご意見お願いいたします。
触りまくるで
おもちゃ

許せますか?

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@asamijunko NOですね。

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@asamijunko 聞いただけで背中に寒気がします。

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@asamijunko 許せません絶対に!

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@asamijunko
私は関西人ですが、塾講師時代は、指一本触れたら体罰、と言われていました。
今回の件は、嫌がらせというか、セクハラというか…。法に抵触するのではないでしょうか。

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@asamijunko 嫌いな人からだったら、警察に駆け込みます。

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@asamijunko さん どちらも許せません。いくら花風社の著書であろうとも。
@asamijunko 訂正です。
著書→✖️ 著者→○

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@asamijunko 許せる訳ないです。

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@asamijunko 触られる→気持ち悪い、匠の玩具→療育向けの玩具に、売らんかな全開の売り文句が商売下手すぎ。

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@asamijunko どちらも"自分より下の立場"という認識があってやっているように感じます。そんな卑怯な行いを許すことはできません。

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@asamijunko どちらも本当にひどいと思います。

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@asamijunko
私は信頼関係が構築できてない人に触れられるのは気持ち悪いので絶対に嫌です。子供の頃だったら恐怖でしかなかったと思います。
あと、子供時代はゲームやおもちゃにあまり興味を持たなかったので、療育おもちゃで効果を得られる自分を想像できないです。

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@asamijunko 凸凹ちゃんは接触が苦手な子も多いし、小さな頃から大人になっても通じる関わりを先着一名様脳をもつ子達に教えるという意味からもアウトだと思います おもちゃも高すぎます

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@asamijunko 許せません。気心知れた身内だけにしてほしいです。

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@asamijunko 男女関係なく、触るはアウトです。誤学習にもなります。
玩具は適正価格ってあると思いますし、これは一種の詐欺。
更に言うならどちらも弱者相手な分だけ、たちが悪いというか小者の悪事に感じます。

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@asamijunko どちらも、絶対に許せないです。

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@asamijunko 去年の暮れ頃から今に至る対業界の経緯の発信お疲れ様です。
商売したければ商売に徹して欲しいものだと思いました。自分たちが従事しているのがサービス業だと考えたら、買ってもらえるサービスかどうか必死で考えるでしょうし、非難されれば陳謝するところから始めるはず。


付け足し

@asamijunko ○○さんと、ほぼ同じ意見です。誤学習して、距離なしか余計接触がいやになるか、どちらにせよアウト。倫理的にもアウト。
おもちゃは馬鹿にしてんなーと思います。余裕のある人向けとしても中身詐欺ですもんね。

@asamijunko 相手のお子さんは森嶋氏が苦手だったんですよね...相当な恐怖だったろうなぁ。絶対許せません。
おもちゃは詐欺だと思います!

@asamijunko 触りまくりも 子どもだましのオモチャも嫌ですね。


@asamijunko 何かと付加価値を付けて煽って、売価を高く設定したい販売者もいるだろうから、買う側も情報を集めたり衝動買いを避ける冷静さが必要だと思います。触りまくるではありえない。ありえない。気持ち悪い。論外です…。

=====ツイッターここまで

そしてFBに書き込まれたコメントから個人情報を落として、やっぱり両氏に送ってあげました。

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研修に参加した時のマニュアルを読んで、
資格取得と言っても世間に通用するものでもなく、
資格を取得しても更新料を払い続けるシステムも疑問でした。

灰谷さんがどうしてここまでお金に執着するのかわかりませんが、子どもが発達障害だと診断されて、生まれてからずっと大変な育児をしつつ、怒らせるような事しかしない我が子と、外では常に謝ってばかりの追い詰められた毎日の中で、お母さんが必死の想いで辿り着いたかも知れない発達支援コーチング。

騙される方も悪い。見る目を養うべき。
と言われるかも知れません。
でも、イジメの場合の被害者が悪いのではない様に、こういうアコギな方式で「精神的に不安定な気持ちの母親」だったり、「同じ様な立場のお母さんと子どもを何とかしてあげたい」という想いを利用して儲けようという魂胆が嫌いなのです。

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栗本さんは、芋づるで私たちを救ってくれました
現在は、全国でお仕事をされていらっしゃいますが、
栗本さんの背術代は、以前と同じ金額でした。

同じ「つる」なのに、
金づるは、結果が多いことが大事。
収入をできるだけ多く得る結果が金だとして、
お金をたくさん得るためにと、逆算して仕事を考えると人を騙すような仕事が近寄ってきます。と、わたしは思います。

灰谷さんともりしーは、いろんなものを金づるで見ています。
ホテル代がもったいないから、マットの上に寝てれば良いは
ある意味、金づる考えの一部ですね。



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「人を騙すような仕事しかない」という状況は、私も想像ができないです。
私は、篤志家ぶって、人を利用する人が嫌いです。そこに灰谷さんが重なるから腹が立っています。
そして、「本気で遊ぶ」とか言いながら、灰谷さんはビジネスの方が発達云々を越していった感じがするので、失望と共にものすごく嫌気がさしました。

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自己啓発や経営学のセミナーや講座でも良識的なものもありますが、ほとんどの場合がお金儲けのための学びなことや信者斡旋のようなことになっているように思います。

私が知っているのは、根強いファンをつくることだと教えてもらいました。
そのための自分の演出で綺麗事を並べ、灰谷さんを信頼している人たちを騙すような行為は人として、許されないと思います。

灰谷さんも被害者かもしれないけど、加害者になってしまったのかもしれませんね。
残念すぎて、ガッカリです

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愛甲さんの本にある主体性と甘えの両輪がうまく育っていないと騙してお金を儲けるようになるのではないか?と思います。

結局、孤独が嫌だから共依存の関係になると思います。

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今回のフユカイなネタは一応これで「完」とさせていただきます。
皆さまおつきあいありがとうございました。
私もめずらしく、結構疲れました。
だからこそ
支援について今一度考え、本物を見抜く目を持っていただく一助となれれば筆者として幸いに存じます。

そして、「伸ばそう! コミュニケーション力」は、一か月待って断裁します。
親子で遊ぶことを教えてくれた貴重な本でした。でも今この本がこの世にあることがチットチャットの延命につながるのなら、それは私の本意ではありません。
親子で遊ぶヒントとなる本をいずれうちでも出すかもしれないし、世の中にはそういう本も増えてきましたね。
そして神田橋先生が最初に評価してくださった「好奇心に基づく手法」。これは愛甲さんと一冊作るつもりです。

「人間脳を育てる」はこれからのスタンダードになるべき本なので、今しばらく大事に売っていきます。ある意味、灰谷さんの弱点をも強みにした本だと思っています。それがどういう意味かの説明は、神田橋先生の本に譲りたいと思いますが。
私にとって父を亡くした前後に作った本でもあり、父が応援してくれた本でもあります。ですから絶版する気にはどうしてもなれません。生体レベルでなれません。
皆さんも今後とも、この本を広めるのにどうぞご協力ください。すごい本には違いないし、周りで悩んでいらっしゃる方がいたら、必ず役に立つ本ですから。

むしろ灰谷さんには森嶋さんに利用されることなく、資質を開花していただきたいと願っています。
そしてできれば、商売のやり方はそれぞれの自由ですが、うちの読者には無礼な真似をしていただきたくない。そういう商売にうちの読者が引っかかりそうになったら、私はまたここで忠告します。

こうして「人間脳を育てる」を大事にしながら
私はやはり一人の編集者として、より大きな仕事をしたいと思っています。
それが今の目標です。