旅人太郎の写真館

趣味の風景・夜景撮影の写真を気ままに載せているブログです。

夜空・星空写真 Vol.33(オリオン座・オリオン大星雲&馬頭星雲/燃木星雲)撮影地:鳥取県自宅付近/岡山県美作市

2025-02-12 | 夜空・星空写真

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM(50mm) + スカイメモSW(ポタ赤・ノータッチガイド)

ISO 1600:F値 5.0:300秒Ⅹ7枚、光害カットフィルター:スターリーナイト プロソフトン

撮影場所:鳥取県鳥取市(自宅付近)撮影日:2025/02/02

 

今季最強寒波が到来中(到来したばかりでまだ大雪にならなかったタイミング)の超低気温の中、長時間露光撮影を行ってみたオリオン座の写真です

ポタ赤に200mm以内の焦点距離で300秒(5分)のノータッチガイド撮影です

日が沈んだばかりは1℃~0℃の気温を彷徨っていてガスが凄かったですが、時間が経過するにつれて気温が氷点下に突入。一気に視界が晴れ渡っていきました!

しかし、寒い。いや寒いというよりは痛い! 風が吹けばもっと大変に・・・

そんな中で金属製の装置に触れるのは地獄でした・・・

 

CAMERA:Nikon D7100(改造)/ LENS:SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM(180mm) + スカイメモSW(ポタ赤・ノータッチガイド)

ISO 2000:F値 5.6:300秒Ⅹ2枚、光害カットフィルター:スターリーナイト プロソフトン

撮影場所:鳥取県鳥取市(自宅付近)撮影日:2025/02/02

 

CAMERA:Nikon D7100(改造)/ LENS:SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM(165mm) + スカイメモSW(ポタ赤・ノータッチガイド)

ISO 1600:F値 5.3:300秒Ⅹ4枚、光害カットフィルター:スターリーナイト プロソフトン

撮影場所:鳥取県鳥取市(自宅付近)撮影日:2025/02/02

 

焦点距離とカメラを天体撮影用に改造を施したD7100へ変更して再度長時間露光撮影。D7100の改造機はすでに手元にはあったものの、ようやく実戦投入・・・

改造はネット経由でまとめてしてくれる方にお願い致しました。地元にも改造を請け負ってくれる方が居られるらしいのですが、調べ方や依頼方法がよく解らなかったのでネットを頼りました(苦笑)

改造カメラ撮影を初めて体験してのまず一言目は「すっごい真っ赤な写真が出来上がっちゃった!」でした(笑)

そして二言目は「え!? いったいどうやってこんなのカラー調整するんだ!?」です(爆笑)

自分集中すると思ったことを本当に口に出してしまうタイプの人なので、こんな独り言を暗闇の中言ってしまっているのが恥ずかしい限りです・・・

まだまだ詰めは甘いですがカラー調整自体はRAWファイルをいじっていたら何となくは色が整ってはきました

改造カメラ効果で特に馬頭星雲の部分は撮ったばかりの無編集状態でもその存在が見えるようになってきたのでそこは大きな収穫です

今まではデータをいじり倒して無理矢理色を浮かばせたにすぎなかったので・・・

 

CAMERA:Nikon D7100(改造)/ LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(150mm) + スカイメモSW(ポタ赤・ノータッチガイド)

ISO 1600:F値 5.0:180秒Ⅹ5枚、フィルター無し

撮影場所:岡山県美作市 撮影日:2025/02/03

 

最後の写真は撮影ポイントを岡山県美作市に移して口径の大きいレンズに交換して同じ構図で再撮影したものです

プライベート遠征時に隙間時間でロケハンをして目星を付けていた場所になります

自宅周辺の環境から比較するとより寒く、空気がより澄んでいる場所です。極寒過ぎて防寒対策を怠るとすぐに身体を痛めるハメになります

この日は偶然にも他の撮影者さんとご一緒になったので色々とお話やご助言を頂きながら撮影に励みました

この構図で撮影を繰り返す目的は、オリオン座内に広がる暗黒星雲を写してみたいがため

結構見えるようにはなってきましたが、まだまだ星雲と空間の境目が曖昧ですね。後フィルター類のアイテムも充実させなければ・・・

 

それからご一緒になった撮影者さんのハイスペックの設備一式を間近で拝見させていただきましたが、大型赤道儀に巨大なレンズ群、広場に展開される機器類の市場、圧倒されます・・・

現物を目の前で体験できる貴重なタイミングでしたが、一体ご予算はいか程かかったのだろうか?

この日は「くらげ星雲」を撮影されていたようで、その様子まで一緒に見させていただきましたが、全くの無編集状態でくっきり!はっきり!と映し出されておられました(思わず声が出ちゃいました・・・)

こんなにはっきりと出てくれるんだったら楽しいだろうなぁと思いつつ、こんな風に撮れれば!とより強く思った次第です!

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夜空・星空写真 Vol.32(オリオン座・オリオン大星雲)撮影地:鳥取県自宅付近/岡山県美作市

2025-01-21 | 夜空・星空写真

CAMERA:Nikon D780 / LENS:Tokina SZ 500mm F8 Reflex MF + ポータブル赤道儀・スカイメモS

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary + ポータブル赤道儀・スカイメモS

 

冬になると簡単な撮影対象として撮影に励むオリオン大星雲

手動でも超簡単に導入できるので、年末年始のお休み期間中は家から撮影に挑んでいました

とりあえず目標としては現在の装備品で可能な限りオリオン大星雲の周りにも広がる暗黒星雲も何とか写ればなと試行錯誤中です

レンズを中古のトキナー製のものにしたのは重量が軽めの望遠レンズにしたかったからで、これで赤道儀君も「重い!重い!」と苦情を言わなくて済むかなと思った次第です(笑)

※最近家の近くとはいえ夜間に活発に活動している野生動物の存在が増えております。山やら林やらを走り回る音、あまり聞かない鳴き声と、何だかおっかなく感じております(恐)お前ら冬眠はせんのか・・・

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM + ポータブル赤道儀・スカイメモSW

F4.0 ISO1600 180秒露出×20枚 撮影地:岡山県美作市

 

フィルターも何も無しで新しく購入したスカイメモSW機で、露光時間を長時間(180秒)に設定して撮影したものです

結果、「何が何だか分からない、眩しい写真が出来上がった」でした(爆笑)

まあ星が変に線になっていないので、一応何とか追跡は出来ているようだし、色を強調すればオリオン大星雲や馬頭星雲の周りに広がる暗い星雲の存在も見えてはくるようで・・・

 

このレンズ、F値を1.4まで下げられるんですけど、そうするとピントが全然合わなくなるのと、右端に謎のボケ現象が現れて困るんですよね~

カメラのキタムラのスタッフさんに見てもらっても「原因は分からない、古いレンズだからそれが原因かも・・・」だそうで

光芒が8条に出るレンズで夜景撮影とかで気に入って購入したものなんですが、中古はダメなのか・・・

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夜空・星空写真 Vol.31(ふたご座流星群撮影 2024-12-13~14)撮影地:兵庫県たつの市・新舞子海水浴場周辺

2024-12-16 | 夜空・星空写真

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM + ポータブル赤道儀・スカイメモS

 

兵庫県たつの市の新舞子海水浴場(深夜)から三大流星群の1つ、ふたご座流星群を捉えた写真です

週末の仕事終わりにふと流星群の事を思い出し、そのまま鳥取から鳥取自動車道&播磨自動車道を駆け抜けてこの場所へ・・・

地元鳥取は大荒れの天気で鑑賞どころの話ではなかったので、本能的に瀬戸内の方向へ出発しました(笑)

どこか視界が開けた場所と龍野西SAで腹ごしらえしながらGoogleマップを弄り倒してこの場所を選択しました

 

満月に近い月明りが結構影響するとは聞いてましたが、いざやってみると露出設定に中々に苦戦・・・

他にもここは割と近い位置に姫路の工業地帯が強い光を放っているため、それらの光も写真に写りこんできます

レンズ方向は放射点方向に。枚数を重ねていくとちゃんと中心点の存在が見えてきます

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM + ポータブル赤道儀・スカイメモS

 

モノクロ化した方が見易いか?と思って用意してみたものの、見易さはそこまで変わらず・・・

左上の明かりは月明りの影響で、右下は工業地帯の明かりの影響です

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 (IF)

 

ずっとカメラが1人頑張って撮影を続けて捉えた流星

もっと大きな流星が流れていたと思いますが、捉えられた中ではこれが最大の限界・・・

自分は車で待機しながら窓から見える範囲で流星群観察です

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 (IF)

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 (IF)

 

時より日本海からやってきた雨雲の端くれがやってきて視界を覆ったりします

日本海側は雷を伴うほど荒れた天気だったようで、その雷光はこちらの瀬戸内地域にも届いて撮影した何枚かは雷光の影響まで合わさってダメになったものもあります

凄いね、100キロ近くは離れているのに光はバンバン届いてます!

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 (IF)

 

雲が無い時間帯にじっくりと撮影枚数を重ねてみましたが、

肝心な流星群が薄過ぎて何がなんやら・・・

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夜空・星空写真 Vol.30(紫金山・アトラス彗星撮影 2024-10-13~30)撮影地:鳥取県鳥取市内

2024-11-01 | 夜空・星空写真

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/13 撮影地:岩戸海岸)

 

10月13日から暇さえあれば追い続けていた「紫金山・アトラス彗星」の記録写真(10月分)です。

とにかく雲の影響に悩まされるシーズンでした。鳥取県の別称「星取県」の名が泣くぞ・・・

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/18 撮影地:鳥取市河原町地内)

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/18 撮影地:鳥取市河原町地内)

 

スカッと空全体が晴れる日が全くと言っていいほど来なかったので、常に雲と一緒に写ってしまいます。

とにかく雲の隙間からのチャンスを狙い続ける状態が強いられました。

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/18 撮影地:鳥取市河原町地内)

 

地元の町のシンボル(?)のライトアップされたお城と一緒に撮ろうと思っての撮影。

でもやっぱり雲が展開していてもう少し城との距離が縮んでくれたらなと思っても雲の向こうへと隠れ去ってしまう・・・

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/23 撮影地:岩戸海岸)

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/23 撮影地:岩戸海岸)

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(撮影日時 2024/10/23 撮影地:岩戸海岸)

 

再び海方面へ向かって岩戸海岸(最初の撮影地点でもある)で撮影再チャレンジ。

雲も比較的に少なく視界的には良好でしたがこの日は結構な強風でカメラ本体を容赦無く揺さぶります。

雲が無いと喜んだら今度は強風かい・・・

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary + ポータブル赤道儀・スカイメモS(撮影日時 2024/10/30 撮影地:自宅周辺)

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary + ポータブル赤道儀・スカイメモS(撮影日時 2024/10/30 撮影地:自宅周辺)

 

自宅周辺で星空撮影チャンス日に赤道儀を用いての撮影に励んでみる。

しかしこの日は彗星が見える方向(西)曇り、反対の方向(東)は晴れと、「何で(泣)」と思わずボヤいてしまう意地悪の極みの天候。

でも上空は早い風の流れが出来ているようで雲は停滞せずに動き回っている状態だったので撮影チャンスは小刻みにやってくる条件でした。

 

「プレアデス星団」

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary + ポータブル赤道儀・スカイメモS(撮影日時 2024/10/30 撮影地:自宅周辺)

 

ピントが甘かったですが晴れていた東側の空に燦々と輝いていた「プレアデス星団」

肉眼でも容易に確認できるぐらいの好条件下でした。西側の空は曇りがちだったのに、何なんでしょうねこの意地悪な境界線は・・・

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夜空・星空写真 Vol.29(紫金山・アトラス彗星撮影 2024-10-13)撮影地:鳥取県鳥取市福部町(岩戸海岸)

2024-10-15 | 夜空・星空写真

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM

 

地元の村の例大祭(秋祭り)を終えた後、世間を賑わせている注目の天体ショーの「紫金山・アトラス彗星」を撮影してきました。

13日(日)は全国的にも観測されて色々な映像・写真が出回りましたね♪ 撮影ポイントは鳥取砂丘からお隣の岩戸海岸より。

鳥取砂丘も光害が少なく観測・撮影に適した代表的なポイントですが、3連休の中日ということもあり凄い観光客でしたのでこちらに撮影ポイントを変更。

 

まだかまだかと待ち続け、出現方向である西の空側に展開される厚い雲。何でやねん! 嫌味か!

―などと気持ちをモヤモヤさせながら待ち続けること1時間・・・

金星が輝き始めたその少し後から薄っすらと彗星の姿が現れ始めました。

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

 

「でっか! しかも予想していたよりもはっきりと見える!」

彗星の撮影はおろか観察ですら初めての事で、いざ現物を対面した時の第一声がこれでした(苦笑)

彗星をまじまじと見るなんてこれが初めての事なので、実物がどう見えるのか全く分からなかったので・・・

どちらかと言えば肉眼では認識できないとか、見た目が意外と小さくて望遠鏡でないと写らないとか。そんな感じの予想をしていましたが、いざ見え始めると余裕で目視できる、撮影も比較的容易という堂々たる姿が・・・

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

 

望遠で撮影してみるが、ピントが甘かったようで・・・

シャッタースピードやISO感度などは長くしたり高くしなくても写ります。スマホでも全然撮れると思います!

 

CAMERA:Nikon D780 / LENS:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

RAWファイルのテクスチャ設定を弄っていると中心点が強調された画像が出てきました。

 

CAMERA:Nikon D7500 / LENS:SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM

 

彗星の直径は数キロ程度で地球からの距離は約7,000万キロ以上先(現在は少しずつ離れて行っている最中)で、月の存在を見れば大きさも圧倒的に小さく距離も遠いですが、月に負けないくらい存在感を猛アピールしています。

まだまだ観察・撮影期間はありますので別のポイントでの撮影も試みてみようかと思っています。

コメント (2)
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