夏は終わってもまだ暑い日が続く日々。避暑に新見市の井倉洞・満奇洞の鍾乳洞に来ていた自分とコウショウ氏とセイリョウ氏の3人でしたが、ちょっとハマってしまったか、
本来なら鍾乳洞訪問はこの2か所だけの予定でしたが、時間もまだあったし、帰路に乗る北房インターの近くにあったため、もう1つ訪ねてみました。
場所はお隣真庭市の「備中鐘乳穴(ビッチュウカナチアナ)」、地図にも載っています。満奇洞からそれほど離れていません、30分ほど。途中道を間違えたトラブルはありましたが(苦笑)
この備中鐘乳穴はそれほど知名度が無いのか、あるいは人気が無いのか、口コミでは人があまり訪れないようで・・・・・・。
事実自分が知ったのも満奇洞の評価コメントの欄でたまたまこの名前が出ていたからの偶然でした。トリップアドバイザーのサイトでも井倉洞・満奇洞は上位にある観光地に対して、備中鐘乳穴は最下位に近いぐらいの人気度です。
しかし備中鐘乳穴に行ってみた人たちの評価自体は悪くない。逆にこっちをオススメしている一部のユーザーもあり。
本来は津山のオタショップ(←好きだね~(苦笑))でいくらか時間を費やす予定でしたが、せっかくなので行ってみる事に。
入洞料を支払って備中鐘乳穴の入口まで足を進めます。料金は井倉洞・満奇洞より安い700円。
入口までは100~200mほどの坂道を歩いていきます。杖が用意してあるのはGOODですね。
おお、岩壁の裂け目から何やら靄が! しかも結構裂け目が大きい!
鍾乳洞の冷気により発生している靄。妖しい雰囲気全開!
洞内は満奇洞と同じくカラフルに彩られています。観賞できる延長は300mと満奇洞より更に短いですが、特記すべき特徴がここにはあります。
広いんです。井倉洞や満奇洞よりも長さが短くても、空間の広さ、高さは圧倒的です。ジャンプしたって頭打ちませんよ。
「いや~、ジャンプしたら頭打っちゃったよ~」←「お前どれだけ跳んだんだ!?」
家も余裕で入っちゃうぐらい広いですね、しかも中の温度は9度と、先の2つよりもさらに低い。
そしてデカい(驚)
これは石筍(セキジュン)と呼ばれるもので下からタケノコ状に現れる鍾乳石の一種です。井倉洞や満奇洞も多数見ました。でも大きさは握り拳の大きさや足くらいの大きさ程度でした。
井倉洞では「鍾乳石・石ジュンを可愛がって下さい」なんてミニ看板が下げてあったが、これはデカいだろ、人間よりデカいぞ。もう可愛がる年頃ではないですね(笑)
この石筍には「洞内富士」と富士の名を冠していて、高さ3m、幅5mで日本一と称えられている大石筍、石筍の親分の様な存在みたいです。
そして二十二階層からなる「五重の塔」(名称)、こちらもデカい。写ってしまったコウショウ氏の姿と比較すれば大きさは一目瞭然。
何でこれ程の観光資源を有しているのに人気も知名度も低いんだろ? こっちの方が鍾乳洞のレベルとしては高いように感じるんだが・・・・・・。
「マリア像」と命名されいるらしい、確かにマリア像ですね。
まだ開発中の奥。これから先は何が有るのか一般は分りません。深さも結構ある様に見えます。何か出てくるかも(恐)
いや~鍾乳洞楽しい。何だか探検しているみたい。昔ガキの頃、よく裏山を冒険と題して探検していました。大して何も無いけど、子供にとってはそれでも楽しい。大怪我もしましたが(苦笑)
妹のプレゼントに鍾乳石のハート柄のアクセサリーを買って帰ったら喜んでいました。まあ妹はくれれば何でも喜ぶ現金な奴ですが・・・・・・。
それにしてもこの「洞内富士」は見た目と色からして柔らかそうに見えるのだが、ブニブニしてそうで。巨大なプリンにも見えなくもない。
でもやっぱり石は石。随分頑固者の親分な様で(笑)