ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ギターピックアップの枯れ

2018年07月14日 | 音楽
続けて楽器ネタなってしまいました。

写真はウザい位に登場させたアイバニーズS540FMで、当時のアイバニーズSラインの
最高級モデルでドンズバか判りませんがフランクギャンバレなんかが
特別モデル使っていました。
最高級モデルといっても90年代前半で115000円定価でしかかな?
12万かもですが、ジョーサトリアーニモデルと同様、
超薄型ボディーに薄型ネック、迷走期とIさんが言うフジゲン製。
時代を先取りしてあまり流行らなかったのかな?
この薄型ネックに憧れて購入したモノですが当時購入した御茶ノ水のあそこの楽器屋は
酷かった‥‥セットアップもロクでも無いし、アーム付け忘れるわ会計間違えるわで
後で気付き文句言ってパーツとお金は戻ってきましたが

で、当時はメタル寄りハードロックオリジナルからジャズロック、
ジャズファンク路線へ移行しつつだったのですが
これまで持っていたギターよりは、一段、二段上のクオリティ、
ピックアップはアイバニーズUSAとディマジオとの共同開発品という
まあ当時のリードギタリスト向けなモノでしたが
ディマジオPAFproのイマジネーション品というモノ、
後にディマジオPAFproを使う事になりましたが、此方の方が
音抜け良かったんです。
当時の中間クラス以上のギターには搭載されていたと思います。
ハムバッカーがF1、F2、センターのシングルコイルがC1というモノ。
生産は中止になり、まだ盛り上がり始めたヤフオクで「本家ギブソンPAFにより近いモノで
米国では高値で取り引きされている」との文句で
2万円スタートでオクはじまりましたが。落札されず見ていました。
その後にトムホームズやらKTRの高級ピックアップ、
そして本隊ギブソンが57クラッシック出しましたしね、リアルPAF追求は
キリ無いかしら?やはり57クラッシックが人気かしら?
私、本物のPAF弾いた事ないですが。

で、このギターですが、当時スタジオミュージシャンに合うような感じがします。
何せ、ハーフトーンのクリーンアルペジオがJC系アンプで弾くと最高なんです。
今のコンポーネントギター系でしょうかね?
日本ではフジゲンに付いているコンポーネント系の音というか。
セラミック製の土台だそうですが30年経ち、良い感じに枯れております。
昨年、めたぼのライブではもう安心出来る肩に優しいネックの薄さという理由で
泣く泣く引っ張り出して使いました。
磁力が弱まったのか?コイル巻きが緩んだのか?まあ、良い感じ。
この音が勿体無くて変えたく無い。
"METAL BONE "GET OFF THE GROUND"" を YouTube で見る


まあ、ネックをストレートにしてもデッドポイント出てくるので
総メンテしたら恐ろしい額になりそうで、(ブリッジやフレットも)

アイバニーズ好きという訳では無いのですが
ネックとなるとリスクは有りますが今のコンディションではアイバニーズが基準なのかもです。
と、現行品ネックより更に薄型です。
昨年末から今年頭にかけてPRSカスタム22で全て補うとモディファイしたのですが
この何年もテクニカル系向きなプレイをしておらず
先日十七年年前のバンドメンバー達との新バンドでリハ入ったのですが
カスタム22は12f以降、ジョイントの関係で弾きづらく弾きたく無くなると話したら
当時一緒にバンドやっていたこのギターをダンカンに替えれば良いじゃん
そう言われたのですが、やはり嫌なのですよね。良い感じの枯れが良くて。
フェンダーのストラトやテレキャスのPUで音が枯れて凄く良い音になったという話を
耳にする事あります。勿論トータル的な音の鳴りがギター全てですがPUの力もありますし。
70年代のオーバーコートをポリエステルで塗装されていた時期のストラトなんか
ピックアップの出力が高くなったのか?有名ギタリストの使用ギターは別として
ハイパワーな音が出てハードロックが人気を博した事に関係性もあるのか?
ファンクのファンカデリック/パーラメントなんかの音はガキガキな硬質でしたが
73年プレジョンベースをリペア出した時、何時ものIさんは
「う〜ん、ビンテージの良い音ですねぇ」と暫く悦に浸ってた感じ有りました。
(因みにIさんはヤンギの別冊で腐る程有るPUを効率よく交換しレビューを書いた号を担当したと
御茶ノ水の楽器屋店員さんから聞きました)

エレキPUをお使いの方々でも壊れない程度に良い感じに枯れたPU搭載の
楽器をお持ちの方もいらっしゃると思います。
交換したくない、交換したいは其々だとは思いますが。

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4 コメント

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Unknown (japametal500s)
2018-07-14 23:43:52
長年使用して愛着あるのが一番かと思います
返信する
Unknown (ES335TDC)
2018-07-15 00:28:23
太郎 さん


あ、このギター確か津本 幸司さんがお持ちだったような…。それ以外はあまり見かけた記憶がありません。

さて、PUの枯れですがどうなんでしょうね? ネックやボディの生鳴りは、新品当時と弾き込んだ後では違う気がします。ただ、PUは電気の部分と言う事もあり、どれ程違うのか良く判らないです。

フェンダーのオールドなんかは、枯れてると言うよりも「音太いなぁ」と感じます (ハイゲインとは違います)。
ただ、ゲイリー・ムーアの59レス・ポールなんかは、枯れてるなぁ…と思います。うーん、やっぱり良く判らんです (^^;。
返信する
japametal500sさん (太郎)
2018-07-15 19:47:51
愛着は・・・ある様な・・・何と言うか。
ただ音は渋い音になった気がします。
返信する
ES335TDCさん (太郎)
2018-07-15 20:02:07
そうですねぇ、津本氏もこのSシリーズ流れのギター使っていますね。
上手いですね、あの人。後、ドラゴンフォースというメロパワメタルバンドの
ピロピロ弾きギタリストも使っています。現代のはもっとガッシリしていますね。

昨日、御茶ノ水に居たのですが、K楽器のハイエンドコーナーの店員さんの
マシンガントークが凄くて、全ては聞ききれなかったのですが、
ヒスコレ・VOSは今殆ど「カスタムバッカー」というPUらしいのですが
「年々製の」「コイルのコンディションによって」「あのギタリストがどれ位使用した音か」
等、色々測量?しながらカスタムバッカーという名前だけど
微妙に違うモノがそれぞれもモデルに搭載しているそうです。
勿論、ギター全体の鳴りは大きいですが、PUに関しては、そういう所を意識しているそうです。

私もオールドはもうフェンダーの60~64年モノを中心に物色しましたが
もう全体の音ですよね。木材も塗装もどれだけ弾きこまれ鳴っているか?も
ぶっ太い音ですよね、ストラト。(ハズレもありますが)
50年代のモノもぶっ太くて暴れてるなぁ、というモノも。
でもその時代もPUが現役で使えている訳ですしね。
で、その頃の音に育つ様なイメージで作られた新品C/Sモノとか
やはり新しい音ですもんね。PUも新しいしと。
MランドKと提携の「ビンテージギターズ」の高野さんのKTRなんか
見事な手巻きで何年のモノ狙ってるとか測量して手巻きしていますね。

と、私も良く分からない文になりましたが、ベースの磁力の低下とかの影響は
かなり有ると思いますね。本文中の巻きの緩みとかも。
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