ヴィンテージギター値下げされているんですね。

今年も宜しくお願い申し上げますm(__)m

写真は某店の６３年ストラトです。（写真無断拝借）

私（が弾いたビンストの中で一番凄いと思ったヴィンストでして
コレ弾いた後のギターが全て若く聞こえるというか・・
激鳴り＆セクシーパワフルなモノです。

愛しの子でした。
最強ギターの錯覚を齎す位にシビれるストラトです。
宝くじでも当たったら
本気で購入するでしょうねぇ。

金額が６３年で以前は２６０万円でしたが
ここ、１年チョイで６０万円下がっていて
１９８万円くらいでした。
まあ、それでも十分に高級ですけどね。


５９年レスポールは一時期、３５００万～４５００万円、
全くのデッドストック７５年フライングＶは５０００万円で売れたなんて
家が買える値段がついていましたが
リーマンショック以降、５９年レスポールは
１０００万円台に落ちたそうですね。

東京ギターショウ行った時に、入口にズラーと並んでいた
カード会社新規契約の机とカード会社の人が沢山座って
客待ちしていたのが、とても面白いような光景でした。

しかし・・・

お金持っている人は持っていますが
ビンテージ業界も苦しくなりそうですねぇ。
普通の楽器屋でも、エントリーシリーズ・・・
初心者ギターが殆どのキャパを占めているお店とかもありますし。
直接、アメリカに買い付けに行くのはある程度、コネと資金が無いと
厳しいですしねぇ。

と、貧乏人目線で見てしまう癖が、完全に付いてしまったかしら。
この景気、政治だと。

まあ、年齢が行くと、ヴィンテージ志向になる人は
やはり多いですよね。もう、熟成したワインのような。
（現役ビッグアーティストとかは別にして）

ホント、高校生だった８０年代に頑張って
１本位、５９年レスポールを投機として２００万円位でＧＥＴしておけば
売却して今頃、生活に悩まないで済んだかも？とか思います。
６０年前半のストラトも今より遥かに手に入りやすかったでしょうしね。
例えばＩＣＨＲＯの６１年ネックと６３年ボディーの合体ギターとか。
ＣＢＳに買収されるまでは指板はハカランダだったそうですし。

かと言って、売却の時、金か愛着が、のたうちまわる程悩みそうですな。
（その時の生活環境によって違いますが）