ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

腱鞘炎‥

2021年10月07日 | テクニック
多くの演奏家やスポーツ選手が悩まされる腱鞘炎。
写真は片腕ですが、両腕、手首に貼ってます。
オマケに腰ヘルニアかも知れないというのに。

私も今この状態でまともにギターを弾けず滅入ってます。
というか、演奏する日が近いのに。
若い脳の柔軟さが無くなっているので
他の演奏する曲も覚えられない、いや、練習出来ない
そんな状態。
コレ、演奏家、スポーツ選手でもどかしさを味わった人多いのでは?
私は剣道を幼稚園から高校最後迄やっていましたが
大元は左手の小指、薬指で竹刀や木刀を支えるので
幸運な事に腱鞘炎に悩む事は無かったのですが、
(しかし今薬指、小指の関節炎で竹刀握れず)

小指、薬指関節炎のリハビリで
押し弦、ピッキング、35年弾いているギターの
根本的なクセを矯正している所なのですが
(変えないとギターもベースも弾けずPCのキーボードも叩けない)
この曲を選曲された事に恨めしさを感じつつ‥。

元々、CAMELのアンディラテマーというジャズサイドから出たギタリスト。
独特の温度のニュアンスを出す事に苦労していますが
CAMELは高校時代から大好きなアーティストなのでテーマ部からちゃんと弾きたく。

しかし変拍子且つイレギュラーなリックの音取りに
1ヶ月以上を要し。
このギターソロ(キーボードとハモり&ユニゾン)

コレはコピーしている人の動画です。

Solo de Andy Latimer (Camel) na música "Hymn to Her"


トーンや表現もかなり上手い人に思いますが
実はこの人も弾ききれてません。
速弾きの17連符の所、16音目は「ミ♭」を弾かなければならないのですが
「レ」と指が間に合っておりません。
このリニアな運指ではメロディーに戻る「ファ」の音にも間に合っておらず。

と、アンディさん本人もライブでは間に合わないのか?
「B♭」からスタートしFmかな?のペンタトニックのフォームで弾いているのですが
4連3回目からのピッキングがイレギュラーで難しい事。
私が何とかキーボードの人に代替案として色々出したのですが
やはり弾けないと悔しい。
音取りし採譜した譜面を書いてくれました。



真ん中が正解なのです。キーボード的には変えるのは問題無いけど
音楽的にチト、という意見も有り、
色んな運指を試した結果、テクニック的には一番難しい
動画の人の運指を採用し練習し続けたら
両腕腱鞘炎に(>_<)

指関節炎のリハビリが先なのに、私にはリハビリを飛び越えた
難曲、フレージングになりました。
オマケに、三層のコーラス(歌)が有るのですな。

今の30代のテクニカルなギタリストには何て事無いフレージングかも知れません。
しかし手癖が固まり35年以上ギター弾いている私には試練。
勢いで乗り切るしか無い。
か、代替案で我慢して頂くか。
キメの速弾きなのでココがミスると全部台無し。

しかし、この動画を観たギタリスト友人は
「ボサノヴァ???」と聴こえたそうで^^;

最近のヤングギターのオフィシャルYouTubeに
トップスタジオミュージシャンのスティーブルカサーが出演して早口トークしてましたが
「腱鞘炎になったら練習をストップするべきだ!悪化して廃業した
ギタリストを多く見てきた」と。
そういえば、20代に仲良くなったセッションギタリストも腱鞘炎で廃業し
子供が産まれたばかりなので悲壮な顔をして気の毒でした。
痛め、それが表面化し仕事流れ噂になったら次の仕事が来なくなるし‥で。
かなり上手くて良い人でしたが。

腱鞘炎、一般のデスクワーク、または肉体労働でも
なりますな。
良い職場でしたが、2日残業しただけで腱鞘炎になり
他へチェンジしてもらった時が有りました。
もっとキツい所へ移動になりましたが‥。
時代は地獄のネット難民、就職大氷河期。

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2 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2021-10-09 21:50:32
太郎 さん


以前からお怪我の話は少し出ていましたが、結構重い症状なのですね…。なんと言えば良いのかわからず、もどかしいです。

月並みな言葉で恐縮ですが、やはりルークの言う通りライヴが終わったら少し休養を取られては如何でしょうか。ギターが弾けなくなってしまう程の重症になってしまうのが一番怖いです。どうぞお大事になさって下さい。

それにしてもカッコいい曲です。ロング・スケールのギターだと運指が尚更大変ですよね。ミディアム・スケール、いや思い切ってショート・スケールのネックに差し替えとか、体に負担の少ないギターをオーダーしてみるとか…。何か良い助言が出来ると良いのですが、今の所思いつくのがこれ位で。何か役に立ちそうな情報があったらシェアします!
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ES335TDCさん (太郎)
2021-10-10 20:22:57
20代前半に腰をやって、事故で首、
庇うために他のパーツに不具合が出てくるのはやはり
スポーツ選手と同じの様です。今は関節炎もですが両肘ですねぇ。
関節炎の自分なりのギターリハビリ見つけトライ中超難曲が放り込まれたので
チト、身の丈に合わないかも、と思う所でルークのインタビューを見て
腱鞘炎の方ならチト休めるべきだな、と休んでいたら昨日リハでキッチリ痛めてまいりました。
マーティーフリードマンはメガデス加入後の初レコーディング時に
大きな腕のトラブルを抱え、医師の忠告でウィームアップ無しで少ないテイクでRECしたそうで。
まあ、マーティーみたいな天才の話ですがね^^;
私もオーダーメイドのギターで自分の好みのまま好きに弾けるって憧れなのですが
(木材面の枯渇と高騰は深刻ですね)
このフレーズはスケール関係無しに弾ききれるギターというか弾ききれないギターが出てきました。
この曲はレガートもあるので関節炎、腱鞘炎無ければ
もう少し早く弾ききれたかもなんです。
キレイな曲に鬼ソロです。一番は表現力が難しいですね。
小岩でも船橋でもCAMELの長尺の曲をやり難しいですが、今回はその倍難しいです。
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