ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

プロレス エルボー合戦

2020年03月01日 | プロレス
老害と言われても構わないです。

唯一、地上波で観れる新日本プロレス。
エルボー連打合戦。

‥‥ウンザリしております‥‥。

ザ・グレートカブキやカブキのスタイルがルーツという保永昇男なんか
プロレスが上手いと言われたレスラー達が以前から警鐘を鳴らしております。
オールドプロレスファンから見たら、昔のレスラーと身体のサイズが違うという
事情が有っても「説得力に欠ける」なんです。
この間、ライガーの引退試合を裁いた保永も、独特の緩い話し口調で
「もうお客さんも見飽きたよー、と思っているエルボー合戦ー。」
写真の飯伏なんかは溜めてぶっ放すので説得力有る方だとは思いますが。

腕の打撃必殺技でスタンハンセンのウエスタンラリアットが有りますが
アンドレザジャイアントを場外まで叩き落とし、
受身の達人達と言われた若手時代の三沢光晴や越中を始め
多くの若手が試合後暴れるハンセンのラリアットでひっくり返り伸びる、
その光景が思い出されます。
その前の時代を言うと、見れていないのですが長州や前田もですか。

そのラリアット連発は日本でも見られましたが
WCWとか90年代のショーアップされたアメリカンプロレスでは
「クローズドライン」と言われるラリアットを受けては即立ち上がり
また喰らうを何度も繰り返す。その光景に似ているというか。
真壁が自分のスタイルとして取り入れてましたね。

プロレスラーがホントの肘打ちを喰らわせたら相手は死ぬかもしれませんが
プロレスでのエルボーです。
ドリーファンクJrのエルボースマッシュや三沢光晴のエルボーパットを見てきた世代としては
今のプロレスのエルボー打ち合いが何だか薄い。
鈴木みのる迄付き合ってますもんね。
アレばかりやっていると、脳の振動で後々大きなダメージ出そうな気も。

アメリカのビッグサイズなレスラー達にとっては遥かに小さい
三沢光晴の身体。川田にしてもよくあれだけ大きくしたモノだと今思います。
巨体のハンセンやテリーゴディーを倒して来た三沢光晴のエルボー。
保永が言うには、三沢選手で多くても3発位でしょー、と語っておりましたが、
エルボーでダメージ喰らう川田がムキになってエルボーパットを繰り返す
そして三沢光晴のエルボーで倒されるとは全く違う展開で。

全日 三沢VS川田  エルボー炸裂 モノラル


今のプロレスは女性も多く取り込み新日本ではチケット取れないそうですもんね。
大日本プロレスでもお客さんの半分は女性と。
プロレスも時代の変化が有り、今のプロレスも大きく変化して
人気V字回復は凄い事ですし
プロレスの見方は皆さん多種多様です。

が、それが時流でも、
多くの試合で見るエルボー合戦に嫌気がさすというか。
肘と肘先は違うし、拳とも大きく違いますが
MMAで外国人選手達まで口あんぐりさせた
ドンフライと高山の意地の張り合い、顔面崩壊した
掴みあってお互いを殴り合うあの興奮を思い出してしまいますね。
リアルファイトとプロレスは違いますが
札付きのワルだったレフリー和田京平が語っていましたがG馬場に言われた言葉、
「殺したい奴がいればリングに上げれば良いんだよ」
正にそうですね、一般ファンからしてもそれだけの危険性を持っているプロレスとして
今のプロレスも見ております。
正直、今のプロレスは危険な技が多過ぎて怖いです。
ザックセイバーJr vsSANADAの現代版クラシカルレスリングは
本当に面白かったです。ドリーファンクJrに鍛えられた西村修仕込みです。
あのドーム大会にあの試合は他の試合というか大会に起承転結を付けれた事を想像します。

「真夜中のハーリー&レイス」に現三冠ヘビー級王者、、宮原健斗が出演していました。
良いレスラーですね。まさかの「健介オフィス」出身とは存じませんでした。
生粋の全日本プロレスファン且つハルクホーガンがヒーローという。
その中でこれまた生粋のプロレスヲタク、現在は新日本プロレスの実況もしている
フリーの清野氏が、この5年先に今のプロレスは過渡期を迎え
変化を求められるのでは?と宮原健斗に話していましたが
三冠王者としてその言葉を受け止めた宮原。

今後のプロレスに期待を込めて、プロレスファンとして
結構厳しい事を書きました。

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4 コメント

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Unknown (Home In My Shoes)
2020-03-03 21:21:13
最近のプロレスはホント見てないのですが、なんとなくわかるような気がします。

必殺技=これが出ると試合が決まる技、がなかなか難しい時代なのでしょうか。痛め技を積み重ねて積み重ねて、ダメージが溜まった相手に見舞う一撃は、説得力ありますが、同じ技の乱発はひとつひとつが軽く見えがちで(´・ω・`)。

ハンセンほどの体格とパワーであれば腕一本で相手をなぎ倒す説得力ありましたが、ご指摘とおり「クローズライン」はダウンをとるだけが多かったですもんね。

記憶ですが、全盛期長州ですら「一試合に何発ラリアット出しとんじゃ」みたいな投稿をプロレス雑誌でしばしば目にしました。特に全日マット時代は巨漢相手で苦しかったなぁ。サソリ固めのほうが説得力感じてました。

誤解を恐れず書きますが、プロレスという興行前提での特殊な格闘技なんですから、危険すぎるのは違和感を感じます。

かつて猪木が「ホントに殺しはしないけど。殺すかもって思わせることがプロレスラーだ」みたいなこと言ってました。それでいいんだと思います、ホント。

時折見せる尋常ならざる凄み、他の格闘技よりも強いんだと思わせる受けと攻め、間。年取っただけかもですが、昔のプロレスもよかったですよねぇ。
返信する
Home In My Shoes さん (太郎)
2020-03-03 22:16:26
私達が観ていた昭和のプロレスラーは今のプロレスを観ていない
そう聞く事もありますね。ライガーなんか今でも解説席で「スゲースゲー!!!」と叫んでますが(笑)
全日本プロレス四天王時代が必殺技が必殺技にならなくなりましたよね。
ので、頭部を狙ったに見える急角度落下の技で試合を決めるとか
卓越した受身技術があっても選手寿命は縮まりますし。
三沢も田上も経営者になった事からガタガタになりましたしね。
糖尿病を抱えながら20億の借金して佐川急便会長に土下座していた猪木は普通にアントニオ猪木で
振舞っていたそうですが。猪木寛治としては暗い性格だそうで。
と、話がズレましたがハンセンのラリアットを返したのは馬場しか思い浮かばないです。
技と自分で角度をよじっていましたが。
長州のラリアット連発も大きなレスラーが多い全日外人勢との対戦で増えた気も。
鶴田にしても体格差が歴然ですし。長州も連打で右手痛そうでしたしね。
そういえば川田vs中嶋のトークショーを昨夜見たのですが
川田は試合前、まだ16歳位の中嶋の為に上半身上は攻撃しないでくれと健介に頼まれた
左足しか攻めなかったのですが中嶋の蹴りで外傷性白内障で片目が2年間見えなかったそうです。
記事でも書きましたが、一方的に殺しても殺人罪にならないプロレスの怖さがありますね。
子供には2人?パイルドライバーで相手を殺してしまった
キラーバディーオースチンの話が強烈でした。諸説あるそうですが。
和田京平が言っていましたが馬場はフレッドアトキンス育ちでしんどければ休め!
逆に猪木は力道山育ちで隙が有ればやってしまえ!だったそうです。
天龍が猪木と対戦し故意にスリーパーで落とされた時、本人的にも衝撃的だったそうです。
あの後の天龍の仕返しは凄かったですが。
近年のプロレスで強さを感じて興奮したのは2013年年間最高試合賞を獲った
中邑vs飯伏が最後かしら?個人的にですが。
最近見つけた、中西vs関本も凄く良かったです。
間といえば、リックフレアーをすぐ思い浮かべます。あの間でイケイケの長州を翻弄した試合とか。
返信する
肘は強烈ですよね。 (喜一)
2020-03-04 17:27:51
太郎さん
こんにちは!お疲れ様です。
太郎さんは、エルボー合戦に…ウンザリですか。。
僕は、そこまでは行かないですが、試合開始早々のエルボー合戦は見たくないかな…といった感じです。
静かな立ち上がりで、かなり地味な展開を見たいです。
そして、攻防が途切れた時に、観客席から拍手が起きるみたいなプロレスのほうが好きですね。
ザック対SANADAは、何だか毎回良い試合になりそうな気がします。この両者は基礎がしっかり出来ているんだなと感じます。

昔のプロレスは、動画で見ると、選手がコールされるだけで会場がドカーンと沸きますよね。当時のプロレス人気の凄さを感じます。

でも…僕は、今のプロレス好きですよ。何度かもう視るのを止めようかと思った事はありますけども。
今のプロレスは、ちょっとノリが軽いんでしょうかね。
プロレスが好きな人だったら、たくさん団体があるので、どこか気に入る所が見付かるんじゃないかと思います。リアルジャパンとかは少し興味あります。
もしかしたら、新日本より面白いんじゃないかって。


三沢のエルボーは、トドメで使っていましたから、太郎さんの仰っている事も本当に解りますよ。

返信する
喜一さん (太郎)
2020-03-04 23:06:05
こんばんは。お疲れ様です。
昔と今のレスラーのサイズの違いに迫力出すためにエルボーかもですが
多くの試合で見られるお互い首根っこ掴みながらショートエルボー連発
その光景にウンザリ感が出ますね。石井や、モクスリーvs鈴木の喧嘩路線のエルボーは良いのですが。
NOAHで小橋と健介が逆水平の打ち合いでお互い胸を内出血した事
天龍が逆水平、橋本が蹴りと一発一発交換するパワーファイター同士の迫力と
今ジュニアの体系のレスラーがヘビー級扱いなので、エルボーだけでは無く
何か違う変化のある迫力の有るやりあいなら別なのですがね。
試合観て食傷気味だったデビュー期でエース扱いの中邑が
技を絞ってスタイル確立したような・・・というか。
多彩な武藤が「今は足し算のプロレスの時代だけど
俺は引き算のプロレスをしていこうと思っている」その言葉が武藤なりのクラシカルレスリングですしね。
ザックはあの腕や足が猪木や藤原の細くて蛇の様に喉元噛み切る鋭さに
SANADAのクラシカルレスリングに。昔は首固めや逆さ押さえ込みに抵抗ある時期ありましたが
再び、藤原やM井上が見せていた技巧派なクラシカルレスリングが懐かしく
この絡みはもっと上のカードで見たいですね。
田中ケロさんがいっていましたが、入場からコールされるまでの緊張感、臨場感が大切だけど
今は無いと。今は90年代WCWと同じやり方ですしね・・。
今のプロレスは強みを求めるというより大きくエンターテイメント志向に向かっているんでしょうね。
リアルジャパンは私達が観ていた黄金期のプロレスが観られるかもですね。
派手な大技の連発より一発の説得力が観たいです。
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