ジョニースミス

仕事納めだった方も多いと思います。お疲れ様でした。
そして休み無しで働かれる方々、お疲れ様ですm(__)m

ダイナマイトキッドがカルガリー仲間のデービーボーイスミスと
仲違いしたか？とかで、同じカルガリーからダイナマイトキッドのタッグパートナーとして
タッグリーグに参加してきたジョニースミス。

もっと沢山評価されて良かったですよね。
コレまで純プロレス路線で戦っていたのが、関節技を多才に使う
テクニシャンタイプにスタイルを変えた事で大ブレイク。
大柄なレスラーが多い全日本プロレスの中では小柄なヘビー級レスラーですが
丁度注目されてきた頃に三沢を初めとした殆どの選手大量離脱、分裂で
日本での大ブレイクを逃してしまいました。

元々、純プロレスで闘っていたけど、カルガリーで鍛えた事で
プロレスリングを前面に出していましたが
元々は英国出身のランカシャースタイル、
グランドや関節技も巧いはずなのですが
当時ＵＷＦの佐野が全日本に参戦してきた頃、
佐野達が純プロレスに全く合わせようとせず、試合が噛み合わず
試合を成り立たせようと仕事しているのに
佐野に押されている感じに見えスミスが可哀想でした。
実際、仕事が巧く、真面目でしっかり与えられた役割をこなしていたそうな。
こういうＵＷＦ勢のポリスマンとして買われてたのでしょうね。

こういう経験も踏まえ、大柄なレスラーが多かった全日本で
目立つ様にスタイルを代えたのが関節技や返し技を使う
テクニシャンタイプにシフトチェンジし、
下の動画の頃には会場からスミスに向けて大きな声援が飛んでいました。
私も当時のジョニースミスを応援していました。

Johnny Smith and Wolf Hawkfield vs. Akiyama and Misawa

"Johnny Smith and Wolf Hawkfield vs. Akiyama and Misawa" を YouTube で見る

とにかく、ハード過ぎるプロレスで天龍達ＳＷＳ勢が離脱したピンチを
三沢、小橋といった主力で頑張っている日本人レスラーのギャラは高くなく
外国人レスラーには高額なギャラを払い、そして起用されてきたギャラの差が
馬場亡き後、悪評強い、馬場元子氏のでしゃばりで
社長となった三沢が全く思うように運営できない不満から川田、渕という
主力選手を除き、新しいＮＯＡＨへと闘いの場所を変えました。
（最初はノーギャラ状態で頑張ったようですね）

その時、三沢のインタビューでコレは伏せていても、恐らくギャラの事と推測しますが
「ジョニースミスのように頑張っているレスラーには大きな評価をしたいのに」と
語っていた事がとても印象深く残っております。