ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ギブソン、フェンダー、PRSカスタム系ピッチ感戸惑い

2019年04月09日 | 楽器
写真は数年ぶりに弦を張り替えている最中の私のレスポールスタンダートです。
まだ寒い故、ボアシーツやカーペットがチト恥ずかしいですが・・・。

と、今度ライブでダブルヘッダーになります。
有り難い事に色んなバンド・プロジェクトでルハーサルさせて頂いております。
(他にも始動予定)
本当はその2バンドはギター使い分けたいのですが、
2本電車で持って行くのがしんどい&機材盗難も怖くて、
レスポールに統一する事にしました。
ギター4.9kg+4.2kgサドウスキーセミハードケースは腰が痛いです。

今回、両バンド共、難曲が多く脳みそと腕肩が付いて行かず
まともに初見なんて出来ない私が譜面を書く状態まで陥っております。
短期間で13曲か・・・。

これまで、PRSカスタム22やミュージックマンJP-1BFRと
25スケール、ジョイント位置がレスポール的なカスタム22、
24fで何だかんだネックが長くなってしまうJP-1、
コレ等を今年初頭までメインで使っていたので、
指板押さえる位置を間違えたり、チョーキングのピッチ感の違いに
結構戸惑っております。スタンダートなギブソンスケールなのに。
滑らかなチョーキングにビブラートがほぼ無しの
CAMEL・アンディラテマーの曲なんか優等生的に弾いていると
幽霊みたいな響きになり矯正中です。

と、私は2012年に肩を怪我するまで、家弾きのメインギターが
フェンダージャパンのストラトでした。
コレでチョーキングのピッチ感を調節していました。特にビブラートかけない
「ミョーっ」と伸ばすような場合も。結構アールがきついギターでしたので。
(今は手元にありません)
怪我してから・・・大人しくしていなければならないのに
エドワーズの極太ネックのレスポールモデルを出して、コレが家のメインギターに。

と、コレにピッチ感が慣れていると、
特にJP-1なんかピッチ感が狂ってしまいます。
PRSカスタム22で弾いたディープパープル「ハイウェイスター」を
テンポ40上げて正確なツインリードの時はライブ後両腕が一晩だけテニス肘に。
(暫く湿布)

今回はリード正確な覚えられなかったり、ここにアドリブを入れようと
突然リードを放り込んだ時、チョーキングのピッチが心配で
中途半端に上りきらないままロングトーンになってしまったりします。
本来なら細かいビブラートをかけたいモノでしたが。

今では沢山なギターが流通している時代ですが
フェンダー、ギブソン、グレッチ等を基準にギターを造っていた頃
ギタリスト的には選択枠は多くなかったのですよね。
エントリークラス扱いだったフェンダー・ムスタングのショートスケール等ありますが。

「ギブソンだと上手く速弾き出来たのにフェンダーでは出来ないんだ」と
語ってたというリッチーブラックモア。
ギブソンES335からフェンダーストラトキャスターに乗り換えた頃の話ですね。

コレといった音楽活動の機会に恵まれないまま、時間を過ごしてる時
宅録ではPRSカスタム22使っておりましたが、家弾きでは
ストラトとレスポールのコピーモデルです。
ストラトとレスポールを使い分けるにはレスポール側は弦のゲージを上げる
こうスタンダートなアイデアありますが、肩を壊した今では無理です。
指もかな?
こうブランクやチト記憶力や感覚の衰えで
今ではスタンダートになったこの3つの大きいブランドを基準としたギターでも
中々操れないモノになりました。

バンドメイトだったギター講師しているH君がDsus4、ローフレット側で4連チャン
ワイドストレッチのショートスイープをドラゴンボールZの主題歌に合わせ
「今すぐ使えるDsus4分解スープ講座!」なんて動画を簡単に上げておりました。
t・m・Pのオーダーメイドストラトシェイプ(ネックはそこそこな厚みのUシェイプ)で
「初級者コース」的に弾いていましたが、私にはローフレット側6度のスイープは
腕つってしまうようなリックでした。
今の若いギタリストは何でもソツなく弾ける上、ギター選択枠がとても多いですよね。
まあ、私の世代でもメタル仕様なジャクソン/シャーベル、クレーマー、BCリッチなんか
国産で沢山出ていましたが。

短文にするつもりが長文になってしまいました。
と、簡単にかけば、ロング、ミディアム、中間スケール等
即操れない状態になりました・・・という話です。
前は当日、メインギター変更なんてザラでしたが。

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4 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2019-04-13 22:51:13
太郎 さん


いやー、私は昔から演奏当日にメイン・ギターの変更を出来るような器用なタイプではないです… f(^^;。演奏が決まったら、一週間以上前に弦を張り替えて臨みます。張りたての弦も好きじゃないですし。

ギブソンとフェンダーのスケールの差は言うまでもなく、結構大きいですよね。PRSの人気に勢いが出た'90年代後半、あの25インチ・スケールはどちらから持ち変えてもさほど違和感を感じさせなくて素晴らしいな…と感心したのを覚えています。
返信する
Unknown (ごり)
2019-04-14 10:20:43
こんにちは。

ギブソンうらやましいです。
私もレスポール・タイプとストラト・タイプを使い分けてますが、スケールの違いもさることながら、右手の置き場というか、ピッキングする時の右手の位置とかもちょっと戸惑いますね。
あとは弦のテンションの違い。どうやら理屈の上ではフェンダースケールのギターに0.09~0.42、ギブソンスケールのギターに0.10~0.46で、だいたい同じくらいのテンションになると言われてますが、私は最近はストラト系は0.09~0.46、レスポール系は0.10~0.46にして、レスポールの方はストップテールピースを少し上げ目にして、テンションを緩めになるようにしています。

しかし電車移動でレスポール系はちょっとこたえますね。神戸に住むバンド仲間とセッションする機会があって、レスポール(もとラブロック)をかついでいったのですが、年齢から来る、肩、足腰の衰えにより、かついで移動するのがしんどかったです。私は安物ギターなのでギグバックで搬送してますが、太郎さんのように、ギブソン、PRS、ミュージックマン(最近2ハムのLUKEにちょっと興味あります)などの高級ギターだと、ソフトケースとかギグバックの類で電車移動はちょっと怖いですしね。

今は多少音を犠牲にしてでも、とにかく軽いギターを探してます。SGかなぁ~。お金に余裕があれば、ハムのとP90のと2本所有して使い分けたい気分です。

返信する
ES335TDCさん (太郎)
2019-04-14 19:13:38
私も2012年からしょっちゅうギターを手にしたり
リハもライブする機会が激減したので感覚の衰えは半端無いです。
10年前は全然出来た事なんですが。
前は頻繁に弦張り替えたりはしていましたが、本数が増えると億劫なだけです・・・。
前もって決まったライブでしたが、私も1週間前に弦張りますね。
激しいアーミング出来るなら激しくアーミングしたら弦伸びますしね
しかし、ストップテイルピースやハードテイルのギターでは弦伸びるのに微妙ですし。
まさか知らない間にPRSが大躍進しているとは思いもしませんでした。
私のは22はジョイントが17f辺りからくっついて行くのでレスポールを少し長くした位なのですが
速いチョーキングの連続だと最近ピッチが微妙で・・・。
カスタム24だと1fが遠くなるので弦テンションやサウンドも大きく変わるイメージでした。
返信する
ごりさん (太郎)
2019-04-14 19:33:00
こんばんは。
私の想いが深い初ギブソンレスポールなのですが
コレが「重く」て・・・昨日3時間のリハでしたが首から肩が痛くて、リハ後5時間はストレッチしてました。
若いって・・素晴らしい・・・。思いギターが骨身に染みて堪えます。
と、6弦側はゲージ太めにしてあるんですね。
そして、ストップテイルピースを上げたりテイルピースの上を通る様な
弦の張り方すると(ザックワイルド方式)テンション緩んだりなんでしょうけどねぇ、
このギター、未だ一度もリペア、調節に出した事が有りませんでして(汗)
レスポールをはじめ、ヘッド角が強いギターは、どこの楽器屋さん行っても
頑丈なサドウスキーのセミハードを薦められるのです・・・。
ツアーも多い某バンドのギタリストはPRSカスタム24をmonoのケースで移動しているのですが
レスポール入れるのは怖いです。
と、修理費用考えると色々怖いですしねぇ、特に満員電車だと・・。
神戸まで電車で持って行くとなると・・・京都山科辺りから心配ですねぇ。
しかし、ESP系のギターなんか元からハードケースが付いていないので
スローバーなんかESPギグバックで行くのですが、新品でESPレスポールライトサイズの
MA(?)を使っている今回の相方君の一人は40万円近く現金払いで買ったギターを
満員電車で運んできます。私がギター始めた頃なんかは茶色い薄いスポンジ入ったケースでしたね。

SGスタンダートは中が空洞エリア広いですもんね。
スタンダートとSG61リイシューとネックの太さが違いますが
ホント、プレイ内容ではSG良いですよね。P-90も
ウッドストックの時ギタリストのSG・SP使用者が凄く多かったですしね。
そういえば・・・LUKEはアルダーですが、かなりボディー厚が有り、私には重いギターになってしまいました。
とても汎用性が高いのですがねぇ。
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