ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

SHOW-YA 結成30周年ライブ 東京国際フォーラムA

2016年03月06日 | 音楽
先輩のnewsboyさんがWOWWOWで生中継された
SHOW-YA結成30周年ライブのDVD-Rを送って下さいました。

SHOW-YAは、意外にも私の中では大きな存在で
特に、「寺田恵子のオールナイトニッポン」で沢山かかるハードロック/メタル聴いて、
中学生の私は完全にメタルキッズ、ギタリストとしても
ハードロック/メタルギタリストになりたい、そう決意させて貰った存在です。
寺田姉さんは私が通った高校と同じ市内の別高校出身で
高校の文化祭にて体育館を総立ちさせた実績が有るそうで
チロチロと伝説はその学校の卒業生からも、
komaki-bandのベーシスト、イッシー氏からも聞いていたりしました。
(あくまでも・・・音楽活動だけですね^^;)

SHOW-YA以前にもレディースロックバンドは居ました。
パパイヤパラノイア、ジューシーフルーツ、ジャコウネコ等。
ただ、女性をボーカリストにするというバンドは数知れず有りながら
オールレディースロックバンドをプリンセスプリンセスと一緒に
国内に広め、現在のレディースロックバンド達が大きく活躍出来るようになった
ルーツ的バンドですよね。今の譲メタルバンドなんかも避けられない存在です。

私のリアルタイムはPVで「ワンウェイハート」とか「フェアリー」が
人気を得ていた時代でレンタルレコードで借りてダビングして聴いていました。
ただその後、TOP作詞家(秋元康)、作曲家に楽曲を作って貰った
「その後で殺したい」の頃で私はSHOW-YAに対して完全に興味を失いました。
その数年後「限界LOVES」や「私は嵐」等が大ヒットした後は
私のカラオケのレパートリーとなったり(笑)
女性ロックバンドばかり日比谷野外音楽堂に集め音楽イベント
「YAONのNAON」が開催され、TVでも放送されてきて
男尊女卑的なロックシーンで序序に
女性ロックバンドが活躍しやすくなっていく石杖をプリンセスプリンセスと共に
築いたと思います。プリプリはもっと巨大になり武道館ライブなんて
連発するようになるビッグバンドになりましたが。(元、赤坂小町)

と、50歳過ぎて、結成30周年だから30曲やるという
弱っている私なんかからしたら壮大なスケールというか・・・
幾らライブバンドとしても忘れたりしないのかな?なんてあまちゃん的考えが出てきますが
再結成して12年以上経つでしょうね、すこぶるチケット代が高いバンドでしたが
東京国際フォーラムAを埋め(圧倒的に中年男性が多いですな)
ペッドミドラーの「ローズ」のカバー以外はオリジナルでトークタイム等もうけながら
3時間生中継のライブをやり遂げるのです。
まあ、ベテランとは云え相当疲れるライブだった事でしょう。
放送禁止用語とかMCで言えないし。

女性メタルボーカリストと言えば、やはり今でも絶叫ハイトーンを使い
圧倒的な歌唱力を誇る浜田麻里が浮かぶのですが
浜田麻里本人のやりたい路線はPOPSだったかもで、再活動しはじめても
ライブでは激しいロックは半分以下、POPS時代の曲が多い
ライブDVDを観ました。(昨年のラウドパークはメタルなセットリストですが)
SHOW-YAのライブは全曲HR/HMなので、年齢を重ねていくと
やはり相当ハードな事でして体力的負担は大きいハズですが
そこは積み上げてきたライブロードで揺るぎの無いパフォーマンスを魅せます。
そして、寺田恵子の女性ロックシンガーとしての圧倒的なカリスマ力、
この事は非常に大きいですよね。
その寺田姉さんもまあ、「・・・・」な理由でいち早く脱退してしまい
後釜にステファニーを迎えるものの、パッとせず解散してしまいましたが
殆どのメンバーがプロミュージシャンとして活動し続けたのかしら。
寺田姉さんは全日本女子プロバンドとかギターのsan-goなんかは
ジャニーズタレントのTOPマッチ事、近藤雅彦のバックもやっていたそうだし。

で、アリアプロとエンドース契約しオリジナルシグネーチャーモデルを作った
san-goのギターサウンドが凄く良い!80年代はメサブギーマークⅢを
使用していたと思いますが今回のステージにはマーシャルキャビネットが並んでました。
(アンプは不明)ディレイも適度にかかりクリアで艶の有る
バッキング(リードギターを響かせます。
ハデなテクニックは使いませんが、今テクが必要とされる譲メタルバンドを
圧倒するような貫禄です。
コレは全てのメンバー。
最初、SHOW-YAのメンバー写真を見た時は「チョット・・・」と
失礼ながら思ったのでしたが今では皆さん美熟女になられて。

下は2013年「YAONのNAON」でやったカバーらしいですが。

SHOW-YA - 「紅」~「HOWEVER」~「虹」


私は「水の中の逃亡者」や「フェアリー」が好きですなぁ。
水の中の逃亡者は、外部の作詞作曲家を使っていた頃の曲かしら?
寺田姉さんに関しては憧れる女性が多いと思います。
それだけのカリスマ性があり喋りを含めて、大きな存在だと思います。
90年代初頭はNG的な胸にバラのTATOO(ペイント説アリ)が
大きな注目を集めました。

san-goモデルは本人のドンズバモデルと一般市販モデルでは
20万円以上の値段差があるんですね。
わがままにわがままを重ねて作ってもらったギターだそうで
勿論木材は上質なモノを使用しているでしょうし、
市販の20万円位のモデルとの違いはダンカンPUを乗せているのと
指板にエボニーを使って硬い輪郭のハッキリしたトーンを出す事も
大きいでしょう。46万円位???
ギターだけがサウンドの全てではないですが、とにかくsan-goの
ギターサウンドが素晴らしく良かった。

で、プレイするメンバーも大変だったハズですが
観る側も中々、体力の要るライブだったかもしれません。
生ライブは観た事ありませんが、
映像越しでも長くて体力勝負ながらも、良いライブでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10メートル、シールドコー... | トップ | ジューダスプリースト197... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事