ブッダ の 真理   Buddha Dharma


ブッダ(仏)は、内在する普遍の真理

大観照経 (Maha-satipatthana-sutta) 1

2014-11-08 | 原始仏教
ある時、ブッダはクル国のカンマーサッダンマと呼ばれるクル人の町に滞在しておられ、次のように法を説かれた。


修行者たちよ、ここに一つの道がある。人々を清め、悲しみを乗り越え、肉体と心の痛みを滅し、聖なる道を歩み、涅槃に達するための道である。
それは「四つの観照」である。
 

修行者は努力して、気づき、、正しく知り、世俗の貪欲と憂いから離れて、

この体は、自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎないと観照することである。

努力して、気づき、正しく知り、世俗の貪欲と憂いから離れて、

この感覚は、自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎないと観照することである。

努力して、気づき、正しく知り、世俗の貪欲と憂いから離れて、

この心は、自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎないと観照することである。

努力して、気づき、正しく知り、世俗の貪欲と憂いから離れて、

この世界は、自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎないと観照することである。


* ブッダの教えは、現世とエゴを否定し、無執着の修行によって輪廻転生の苦悩から解脱すること。エゴは、地位、名声、権力、快楽への執着から増長する。

息観 Anapanasati

2014-11-07 | 原始仏教
息観はブッダの瞑想法の基礎です。

背中をまっすぐにして坐ります。

息の出入りに(鼻か腹)意識を集中します。

朝と寝る前に30~60分ほど瞑想するだけで効果を得ます。

心が安定します。

三昧(サマーディー)の経験をします。

仏典:Anapanasati sutta

四つのダルマ

2014-11-03 | 原始仏教
無常・・・この世は無常、移ろいやすく、はかない夢、幻影。

     肉体を自己とみる根本無知により、大変な苦悩をうける。

苦・・・この世は苦である。望みがかなわないこと、愛する者との別れは苦。

    生老病死は苦。快楽への執着は、より大きな苦となって返ってくる。

無我・・・諸現象は相対的因縁に依って生じるが、実体がない(無自性)。

     自己も五つの要素(体、感覚、思考、カルマ、識別)から成り立つが、実体がない。
       

涅槃寂静・・・涅槃(ニルヴァーナ)は絶対的、非二元性の寂静境、三昧(サマーディー)。

       現世涅槃:肉体を持ちながら涅槃を得、ブッダとなる。

       死後涅槃:死後、涅槃にいたる。


* 無(ニローダ)は涅槃ではない。

ゴータマシッダールタの誕生

2014-11-02 | 原始仏教


ルンビニーで生誕されたブッダは、生まれてすぐに7歩すすみ、「天上天下唯我独尊」と獅子吼したという。

7歩すすんだことは、7つのチャクラが開いたことを意味している。

天上天下唯我独尊は、天上天下真我独存~一切世界において真我(仏性)のみがリアリティーということ。

三宝帰依

2014-11-01 | 原始仏教



Buddham Sharanam Gacchami  ブッダ(仏)に帰依します (礼拝します)

Dharmam Sharanam Gacchami  ダルマ(法)に帰依します  

Sangham Sharanam Gacchami  サンガ(僧団)に帰依します



ブッダマントラ:  Namo Tasha Bhagvato Arahato Samma Sambuddhasha


五体投地: 額、両手足を地につけて礼拝します。