市内5ヶ所の学童保育を運営受託しているNPO法人greenさんより
戦後の世の中や当時の生活の様子を学童の子ども達に話して欲しいと依頼がありました。
そこで、栞お話部会で活動されているMさん・Yさん・Wさんの3名の方々がこの難題に取り組み、
次の5ヶ所をまわり体験を語ってまいりました。これはその報告です
・たんぽぽ学童クラブ(西深井小) ・つくしんぼ学童クラブ(新川小) ・西初石子供ルーム(西初石小)
・もりのいえ学童クラブ(東深井小) ・江戸川台学童クラブ(江戸川台小) *1~3年生が中心
聞き慣れない言葉がいろいろありました
配給切符//田んぼの手伝い/二部授業/代用教員/おさがり/原爆 等々
戦争は国と国の戦い、疎開は避難などと言葉の置き換えが必要でした。
伝えることの難しさを思いました
50分間で3名の方のお話と質問を受け付けてのやりとりを収めるのは難しい。
話し手と聞き手で、一つの言葉を同じニュアンスで捉えることは不可能でした。
3人の方のお気持ち
「これからどんなことがあっても二度と戦争はいけないね」
「みんながしっかり今の平和を長く守っていくんだよ」のメッセージを伝えたつもりです。
今は分からなくとも、後年彼ら自らが学ぶ中で「そういえば、以前学童で・・・」と思うかもしれない。
5ヶ所を終えて「子どもたちともっともっと話したかったねー」の思いも。
❖その他感想など・・・
当時の小学生が見た世の中を今の小学生に伝えるという今回の機会をくださったgreenさんに
深く感謝いたします。打ち合せや各手配などで大変お世話になりました。
栞の仲間である3名の方のがんばりに敬服しました。気力・体力・熱意を目の当たりにして、
子供達に伝えたい気持ちの強さを思いました。
-----なお、3/11にお話部会中央の会員に向けて体験を語る予定だそうです。----- N.S