ナスターシャ・キンスキーの背中 「パリ・テキサス」

嫁との初デートの日、この映画を選びました。ＣＭでやってたナスターシャ・キンスキーの背中がすごく気になっていて

最初おっさんが砂漠を彷徨っていて「あ、初デートでこれはハズシちゃったかなー」と思ってたんですが、記憶の無い父と息子の距離を縮めるために昔の８ｍｍ映画鑑賞会をやってるシーンでバックに流れるライ・クーダーのギター。

私は早速号泣してしまい、ふと横の嫁になる人の顔を見ると、無関心な涼しい表情をしていて「ありゃりゃりゃりゃ、この人はこれしきのことでは泣いたりせーへん人やねんわー」とものすごく恥ずかしくなりました

その後、ジョン・ルーリーのカッコイイしぐさを見ながらやっとこさ現在のナスターシャ・キンスキーの登場・・・背中がやっぱり激エロの美しさで痺れまくり

マジック・ミラー越しのやりとり

そしてマジック・ミラー越しのおっさんの告白

昔男は女を好きになりすぎ、想像を絶するくらい愛していると思い、結婚するだけでは、まだ物足りない。ずっと一緒にいたい気持ちがつのり、男はついに仕事を辞めて家にいるようになり疑心暗鬼の嫉妬の虜になり・・・
もちろんバックに流れるライ・クーダーであり無音であったり

またしても号泣、ナスターシャの涙にもつられてもらい泣き

横の嫁予定者は相変わらず無感動な無表情

「な・な・な・なんでこれで泣けへんねんやーこいつはー！！」

私はひさびさの感動で胸一杯になり喫茶店で嫁予定者（この時点では「こいつは絶対にアリエナイ」と思ってましたが）に「どやった？」と聞いても嫁は「さぁ～、よくわかんない」らしい、とにかく何があっても一言も喋らない嫁に恐怖心を覚えつつＳＥＸなどもちろんせずに「こいつは絶対にありえない！」と思いその日はお開きになりましたとさ、チャンチャン

ちなみに私の父と母が初デートで見た映画は「ピクニック」だそ－です

「パリ・テキサス」ロードムービーです。後篇は「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」に引継ぎであります。

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	クリエーター情報なし
	ジェネオン・ユニバーサル