すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

鎧・兜・剥き出し三船敏郎「蜘蛛巣城」・黒澤明47歳

2007年10月21日 | 映画・テレビ・動画
カッコイイ

すんません、今頃観ましてんよ「蜘蛛巣城」

ガイコクの固有名詞が苦手で、時代もん歴史もんが苦手なワタシですので、この映画も皆さん何を喋っておられるのかさっぱりわかりません、でもストーリーはかなり単純なよーな気がします

しかしそんなこたーどーでもエエんです

とにもかくにも全ての絵作りがモノスゲーカッコエエ。このよーな映画が日本国に存在したのかぁ~!!と唸りまくるぐらいカッチョエエ画面のてんこ盛りに度肝抜かれました、今頃、ごめん、今頃で

そして山田五十鈴が超絶的にキモチ悪くってイイ、イイ、痺れちゃうん



いやいや、もーそれだけじゃないよ

鎧・兜がめっさリアルにキマリまくってます、多分黒澤さんのことやから、休憩時間もなにもずぅ~っと着させてたんでしょ、ピッタリんこに役者様たちに張り付いておりますし、音がねカシャカシャとリアルに気色エエんです、カシャカシャ

旗とかもいちいち全部めっさカッコエエ旗,そんでもってバックのお城も実にカッコよく収まっている、そんでもって人物達が立体的に縦横斜めに動きカメラも動く、その動きが超絶的にカッコエエ、ごめん今頃そんなことゆーて

そして三船敏郎

いやもーほんまに三船敏郎

世界の三船・三船敏郎



http://www.youtube.com/watch?v=IYk0q_wIOm0

三船敏郎ナシではこの映画の魅力は100分の1ぐらいに減っていたのはまちがいなく

剥き出しの野生、見開く眼球と剥き出しの歯、全てがムキムキむき出し、当然チンコの皮もむき出しの黒光まちがいなし、そんでもって何唸っているのかわかんない雄たけびのよーな声、なんなんでしょうこの方の野獣っぷりは

この映画はほとんどこのムキムキ剥き出しの三船さんとキモチワルイ山田さんが狂いまくってるとゆーだけもキチガイ無常映画なんですね、それをあの完璧に骨太リアル説得力で偏差値の高い映像パワーで押して押して押し捲りです

晩年は説教臭いウットオシイだけの老人だった黒澤さん、噂通り昔は偉人であり天才だったんですねー、それより何よりこの頃の黒澤さんは「カッコイイとは何か?」とゆーのを全身全霊でよーく理解されておったと思いますね

47歳の誕生日にこのよーな素晴らしい映画にありつけてラッキーでした。ありがとう運命。できれば映画館で観たかったね

ってゆーかこのDVD見て初めて大きなテレビ欲しいなァ~と思いました

他の映画ってべつに小さいテレビで見てもイイもんね。この映画はできれば映画館で、できなければ大きいテレビ画面で見るべき値打ちのある映画ですね

ほんま、まいったねー

そんでもって、今、黒澤さんの年表見ててわかったのですが、この「蜘蛛巣城」は黒澤明47歳の作品、全くの偶然、糞みたいなワタクシと同い歳の時代の作品,47歳の誕生日に、ちょっとキモチ悪くなった、吐きそ~

まいった、ゴメン

まいったまいった、土下座したいっす。

蜘蛛巣城

東宝ビデオ

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 47歳・他己同一性生涯 | トップ | MARK STEWART&MAFFIA »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・テレビ・動画」カテゴリの最新記事