今日は土曜日! 恐怖の話で暇つぶしをして下さい・・・しかし、他言はしないで下さいねっ!
余りの怖さに「わーわー・・・ぎゃー」となりますが、当方は一切関知致しませんので・・・では、始めましょう・・・
それは霧深い田舎の一軒家から始まる。
広いこの屋敷に、虫や鳥、動物達が集まって、何年ぶりかの同窓会をしている。
宴会も盛り上がり、酒が亡くなった。
会を取り仕切っている森の賢者! フクロウがみんなを見渡して言う。
フクロウ:「誰か、街まで行って酒を買ってきてくれないか?」
だが、誰も名乗りを上げない・・・みんな気分良く酔っていたのだ。
困った顔をしているフクロウを見たムカデが、名乗りを上げ、部屋の襖を開けて玄関に行く。
街までは二キロ程の道程、力の強いムカデなら直ぐに酒を買ってくる・・・そう期待して皆が待っていた。
だが、待てど暮らせどムカデは帰って来ない! 心配したカメが、見に行って来ると言い襖を開けて玄関に行った。
だが、時間が経ってもカメも戻って来ない・・・心配し、次には犬、ねこ、豚、牛と代わる代わるに探しに行くのだが、誰も帰って来ない・・・霧は一段と深くなり、皆が不安を感じ始め出した。
「よし! 私が見てきます!」 そう言い残して、カラスが窓から飛び出して行く。 暫らくして、カラスが窓から帰って来た。
からす:「街まで行って来たが誰も居なかった!」
カラスの報告を聞いた途端! 一同の顔から血の気が引いた・・・
カラスの報告を聞いたフクロウが、暗いから見落としたのだろうと言い、窓から飛び出して探しに行った。
少しして、フクロウが窓から戻り、不安そうな顔つきで皆に言う・・・
フクロウ:「おかしい! 何かが変だ! 誰も居ない・・・」
フクロウの報告を聞き、酔いも覚め、恐怖の顔に変わる一同・・・足は震え、鼓動は早鐘のように鳴り、顔を見つめ合う・・・その時、玄関で異様な音を聞いた。
ガサガサ、ザワザワ、ガサガサ!!
「可笑しい! 何の音だ!!!」
恐る恐る玄関に行き、その場を目撃した瞬間! この世のものとも思えない悲鳴を発した!!!!!!!!「ギャー! なっナっ何じゃコリャーーー」
そこでは、ムカデが靴を履いていた!!! それを手伝う皆が居た!!!
お後が宜しいようで(^^)・・・
驚かれました? いつもいつも・・・ごめんなさいねっ
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