山陰地方で活動し、戦国大名となった.尼子氏一族の末裔の方から
先祖の武者絵を依頼されて描いたものですが表装前の、
先祖の武者絵を依頼されて描いたものですが表装前の、
しわしわ状態の画仙紙の作品です。
これ描きながら(・・?と思ったことがあります。
尼子一族の家紋は四つ目のはずですが、この絵の扇には卍紋が描かれていました。
そもそも卍紋 にひかれる人は多くて一度ひかれると、なかなかこの呪符から逃れ難いとか。
寺のマークとしてこの印を地図で見ることが多いですし、第二次世界大戦当時のナチスの党章として、このマークを記憶しているひとも多いかもしれませんね。
さらには古代(新石器時代)の壷にもつけられていたようです。
このように、卍印は人類発生以来、世界中でこのシンボルが使われていたみたいです。