この話の続きです。
大学病院にいくと、「きたきた」という感じで、診察室にとおされました。
そして、診察です。
もう、察して嫌がっています。
私は両足でハルの足を挟み、両手を抱き締めるように押さえます。
それでも足は先生を蹴飛ばし、首も動かして大泣きで大騒ぎ。
押さえるのが嫌みたいなので、前向きな声かけをして手をゆるめます。
「ハルくん上手だよ。ママはできるって信じているよ。ちょっとだけ我慢。がんばって。」
全く効果なし。
鼻に塗る麻酔の綿棒を自分でとろうとしたり、鼻水を吸い取る器具を引っ張って部品バラバラにしたり。
仕方ないので、他に看護師が3人ついて押さえます。
鼻からファイバースコープが入り、先生が見ます。
そこで、ハルが頭を(おさえているのに)左右に動かします。
「あぶないあぶない。白いのみえているのに。」
もう一度トライ。
何度も声かけをしますが、本人聞く耳もたず。
やだーっと大暴れ。
もう一度。
大泣き鼻水もよだれも涙もぐっちゃぐちゃです。
鼻にファイバースコープがあっても、首を振ってしまい・・・そりゃ痛いでしょうに。
その頃には看護師も医師も沢山集まってきて、何事?状態。
他の先生が変わるよと言ってきました。
「鼻がいやなんだね。口から見てみよう。」
なんとかあーんさせましたが、先生より一言。「泡がすごくて、全然みえない」
「全身麻酔だね。」
そういった声が先生の間で交わされます。
ハルも私も先生も看護師さんも皆汗だく、くったくたです。
先に耳鼻科で話があったので、意外と落ち着いて話を聞く事が出来ました。
「おかあさん、骨が刺さったままにしておくと、喉に膿ができて、最悪、喉の外側から切開する手術しなければならないので、今とらなきゃいけないんですよ。」
えー、そうなんだ。たかが鮭の骨ひとつで。
「ただ、麻酔で寝てもらって、口の中をひろげて喉を見て、骨をとるという手術になります。
手術になるので、術前検査をしていただくことになります。
オペ室を押さえ次第、夕方位に手術になると思います。」
勝手には決められないので、主人に電話させてくださいと頼んで電話。しかし、打ち合わせ中で出ない様子。とりあえず留守電に入れました。
検査は、胸のレントゲン、心電図、検尿、採血でした。
大学病院内を回ります。
「つぎは何をするの?どうして?なになに?」ずーっと聞いてきます。
私はもう、骨がささって、手術、魚の骨で、全身麻酔…あたまの中をぐるぐる。
心電図、ハルが心細くなり「ママも一緒に」というので、一緒に入室してとりました。
レントゲン、このころには少し落ち着いて、呼ばれたら1人で行って帰ってきました。
検尿、すんなりとらせてくれました。
そして、採血。血とるんです。本人が納得できますか?そりゃできません。
並んでいるところから、「注射するの?針?やだー」はじまりました。
順番を呼ばれ、座って「今耳鼻科で処置を嫌がって大騒ぎしまして、採血も(物ごころついてからは)初めてで。」
事情を話しました。
しかし、嫌がって嫌がってダメです。
もう一人採血の担当がつきます。
「押さえらるのが嫌なんだよね。自分で腕をだそうね。」と少し今までと違うアプローチ。
もう大泣き状態なので、「おかあさん、一度後ろで自分から手を出す方向で、説得してあげてください。また呼びますから。」
「ハルくん。ママぎゅって押さえないから、自分で手だしてみよ。一瞬で終わるよ。」
「やだ、1秒でおわる?」「1秒じゃ難しいって言ってたよ。10くらい数えてみようよ。」
「ぜったいやだ、針だもん。いたいもん。嫌なんだよ。」
するとおばあさんが声をかけてくれました。
「こんなおばあちゃんも頑張って注射したんだよ。ほらみて。私の孫もこのくらいなの。ほっとけなくて。」
無言のハル。
「お注射頑張れば、帰れるからね。ほらちょっとがんばっちゃおう。」(いやいやいやいや、この子、全身麻酔の手術とこのあと1泊入院だから。)
私もなんともいえない気分に。
そして、もう一度採血の机に呼ばれました。
「採血した後のシールは何がいい?」とか色々明るい声をかけてくれます。
手を自分から出しました。駆血帯で止められた瞬間、これが痛いから、やだと手を動かし、引っ込めてしまいました。
「採血したら、終わりで帰れるよ。」そう声をかけた採血の人に私は言いました。
「この子魚の骨がのどに刺さっていて、処置でとろうとしたけど暴れてとれなくて、それで全身麻酔で寝かせてとろうということになって、術前検査で採血なんで、このあと手術と入院なんです。」
思わず、採血の方も、かける声を失っていましたね。
そして、耳鼻科から採血係へ電話がかかってきます。
「今、まだハルくん採血できてなくて…」そんなやり取りが。おそらく手術の準備が進んできているのでしょう。
時間が迫っているようです。
「ハルくん、ここで自分で手だそうよ。そうすればママと一緒に採血できるからさ。
このままだと、先生のところで、おさえられてがんばんなきゃいけなくなっちゃうよ。
ママと一緒がいいよね。」
何度もそう声をかけてくれたのですが、駆血帯をつけると嫌がり…
とうとう耳鼻科の看護師がお迎えにやってきました。
「ハルくんとれなかったかぁ・・・」
採血の担当の人が、「押さえたのが嫌になっちゃったみたいなので、できるだけ、無理やりじゃない方が。」そう言いました。
耳鼻科の看護師は、「じゃぁ、小児科でDVD見ながらやろう。何のDVDがいいかな?」
少し手配をしてくれたようです。そう言って今度は小児科へ。
私が抱っこし、DVDを見せて、いよいよ…
ダメです。気づいてDVDどころではありません。
「おかあさん、もう時間もないので、すみません。寝かせて押さえてとりましょう。」
そういって、バスタオルで体を巻いてやることに。
「おかあさんは頭のほうで励ましてあげてください。」
そういわれたものの、足はキックしまくり、採血しない手はタオルから飛び出し、動きまくりです。
何回も中断され、やっぱり先生呼んでくる?など看護師たちも相談しながら、押さえながら。
私も押さえこみ、なんとか最後採血をとることができました。
すごい、これだけパワーがあるなら、なんで、数秒ファイバースコープを我慢できないんだ。
もう全身へとへとです。
その後、耳鼻科へ戻り、再度手術の説明、麻酔科の医師の説明があって、オペ室の準備を待つことに。
「ごっくんするとまだいたいの?」
「ごっくんするといたい。」
かわいそうに。
ここでだんなさんとようやく電話ができ、状況を伝え理解してもらいました。
おねえちゃんのお迎えも考えてくれていました。
そして5時過ぎにようやくオペ室の準備ができたようで呼ばれました。
入り口で私と涙の別れ。
すんなり麻酔で寝さえすれば、手術はすぐ終わりますよ。
そう言われていました。
麻酔の点滴注射を本人がすんなり出来ればなんだろうなと思っていました。
だんなさんとおねえちゃんも病院に駆けつけました。
もう別れてから1時間半以上経ちますが、まだ終了の連絡がない…
そうこうしているうちに、終わった連絡が来ました。
そして、手術の医師の話。
「点滴を嫌がってしまい、最終的にマスクで(眠くなるガス的なものが出る?)少し眠くなったところで点滴して麻酔かけました。
のどを見たところ、骨は、ありませんでした。
おそらく、検査を回っている間にのみこんでしまったのでしょう。
のど全体をくまなく調べさせてもらったので、少し時間がかかりました。見つかりませんでした。
あれだけ暴れていましたしね。飲み込んじゃったんでしょうね。
初めにいらっしゃったときは、確認できましたので。」
「え…」
そんなぁ。これだけの大勢の人を巻き込んで。
ここにあるって触っていた魚の骨が。
近所の耳鼻科で少しの間座って、鼻からチューブ入るのを我慢すればとれたものが。
大学病院まで来て、耳鼻科で大騒ぎ、採血の検査も大騒ぎして。
全身麻酔の手術までして。
骨は飲み込んでたって。
そんなことあるのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?
「大人でも、とげを抜いたあととか、チクチク感じるのは残っていたりするじゃないですか。
たぶんそれで、のどに違和感を感じていたようです。
全身麻酔しましたので、今晩は1泊していただいて、明日退院となります。
ただ、骨が食道に刺さったりしていると、膿んだりしたらという同じ問題があるので、
何回か見せていただいてケアしたいと思います。」
そうしてその日は麻酔でぐっすり一人お泊り。
翌日退院のお迎えに行くと、ケロッとしていました。
朝の診察では、想像通り大騒ぎしたみたいでした。
朝の様子を伝える先生も一仕事終えた感じが電話でにじみ出ていました。
私は全身筋肉痛になりました。だって3,4回も押さえたんですから。
2日後もう一度みせに行きました。
予想通り、診察大騒ぎです。
看護師さんがやってきては、「ああ、あの子きたのね」と、もう有名人です。
見かねたほかの男性医師が「お母さん変わって。私が抱っこする」そう言ってくれました。
正直、やっと抱っこ変わってもらえたと思いました。
だって、もう力かなわないんですもん。
5歳児だけど、あきらめの悪いB型の男の子ですから。(笑。採血で判明。)
男性医師が抱っこして、足を看護師、頭を看護師が押さえて、鼻からファイバースコープを入れます。
ところが、嫌がってしまい、医師の抱っこをすり抜けて、床に座り込み。
「黒いの鼻にやるのは嫌なんだよ。こわいんだよ。痛いんだよ。うえーん。(目をつよくつぶって涙ポロリ)」
悲劇のヒロインのようです。
これを何度か繰り返し、もう、周りの大人も限界。
もう一回ファイバースコープいれますが、首を動かして、鼻から出血。
先生もわかっているから、もう引き下がりません。
鼻血出たまま、見える範囲を調べます。
私は、「ここが我慢するところ。ここだけ頑張って。上手、動かないで。」声かけしますが、
本人聞いてない。
終わって、先生は、「のど大丈夫そうです。動いちゃってやっぱりあんまり見えないけど、見える範囲では。」
「かわいそうなんですけど、もう一回見といたほうがいいんですよね。どうします?」
「そのほうがいいんですよね?」
「落ち着いた頃、1週間後くらいに。もう一回。」
ハルは話を聞いていて、やだー!と大騒ぎ。
あともう一回行く予定です。
予定外の休みを取ることになり、この話を私は、保育園、上の子の学童、急な入院になりキャンセルした習い事、自分の職場に話してまわることに。
みんな意外そうに聞いていました。
骨をちゃんととらずにおにぎりを作った、私が発端だと言われれば、それまでです。ほんとその通りです。
私の風邪はこの事件の4日後やっと治りました。
本当に信じられない。
みなさん、魚の骨にはどうぞ気を付けてください。
ちなみに入院した病院は上の子の扁桃腺切除した病院でした。
またここに入院することになるとは…
大学病院にいくと、「きたきた」という感じで、診察室にとおされました。
そして、診察です。
もう、察して嫌がっています。
私は両足でハルの足を挟み、両手を抱き締めるように押さえます。
それでも足は先生を蹴飛ばし、首も動かして大泣きで大騒ぎ。
押さえるのが嫌みたいなので、前向きな声かけをして手をゆるめます。
「ハルくん上手だよ。ママはできるって信じているよ。ちょっとだけ我慢。がんばって。」
全く効果なし。
鼻に塗る麻酔の綿棒を自分でとろうとしたり、鼻水を吸い取る器具を引っ張って部品バラバラにしたり。
仕方ないので、他に看護師が3人ついて押さえます。
鼻からファイバースコープが入り、先生が見ます。
そこで、ハルが頭を(おさえているのに)左右に動かします。
「あぶないあぶない。白いのみえているのに。」
もう一度トライ。
何度も声かけをしますが、本人聞く耳もたず。
やだーっと大暴れ。
もう一度。
大泣き鼻水もよだれも涙もぐっちゃぐちゃです。
鼻にファイバースコープがあっても、首を振ってしまい・・・そりゃ痛いでしょうに。
その頃には看護師も医師も沢山集まってきて、何事?状態。
他の先生が変わるよと言ってきました。
「鼻がいやなんだね。口から見てみよう。」
なんとかあーんさせましたが、先生より一言。「泡がすごくて、全然みえない」
「全身麻酔だね。」
そういった声が先生の間で交わされます。
ハルも私も先生も看護師さんも皆汗だく、くったくたです。
先に耳鼻科で話があったので、意外と落ち着いて話を聞く事が出来ました。
「おかあさん、骨が刺さったままにしておくと、喉に膿ができて、最悪、喉の外側から切開する手術しなければならないので、今とらなきゃいけないんですよ。」
えー、そうなんだ。たかが鮭の骨ひとつで。
「ただ、麻酔で寝てもらって、口の中をひろげて喉を見て、骨をとるという手術になります。
手術になるので、術前検査をしていただくことになります。
オペ室を押さえ次第、夕方位に手術になると思います。」
勝手には決められないので、主人に電話させてくださいと頼んで電話。しかし、打ち合わせ中で出ない様子。とりあえず留守電に入れました。
検査は、胸のレントゲン、心電図、検尿、採血でした。
大学病院内を回ります。
「つぎは何をするの?どうして?なになに?」ずーっと聞いてきます。
私はもう、骨がささって、手術、魚の骨で、全身麻酔…あたまの中をぐるぐる。
心電図、ハルが心細くなり「ママも一緒に」というので、一緒に入室してとりました。
レントゲン、このころには少し落ち着いて、呼ばれたら1人で行って帰ってきました。
検尿、すんなりとらせてくれました。
そして、採血。血とるんです。本人が納得できますか?そりゃできません。
並んでいるところから、「注射するの?針?やだー」はじまりました。
順番を呼ばれ、座って「今耳鼻科で処置を嫌がって大騒ぎしまして、採血も(物ごころついてからは)初めてで。」
事情を話しました。
しかし、嫌がって嫌がってダメです。
もう一人採血の担当がつきます。
「押さえらるのが嫌なんだよね。自分で腕をだそうね。」と少し今までと違うアプローチ。
もう大泣き状態なので、「おかあさん、一度後ろで自分から手を出す方向で、説得してあげてください。また呼びますから。」
「ハルくん。ママぎゅって押さえないから、自分で手だしてみよ。一瞬で終わるよ。」
「やだ、1秒でおわる?」「1秒じゃ難しいって言ってたよ。10くらい数えてみようよ。」
「ぜったいやだ、針だもん。いたいもん。嫌なんだよ。」
するとおばあさんが声をかけてくれました。
「こんなおばあちゃんも頑張って注射したんだよ。ほらみて。私の孫もこのくらいなの。ほっとけなくて。」
無言のハル。
「お注射頑張れば、帰れるからね。ほらちょっとがんばっちゃおう。」(いやいやいやいや、この子、全身麻酔の手術とこのあと1泊入院だから。)
私もなんともいえない気分に。
そして、もう一度採血の机に呼ばれました。
「採血した後のシールは何がいい?」とか色々明るい声をかけてくれます。
手を自分から出しました。駆血帯で止められた瞬間、これが痛いから、やだと手を動かし、引っ込めてしまいました。
「採血したら、終わりで帰れるよ。」そう声をかけた採血の人に私は言いました。
「この子魚の骨がのどに刺さっていて、処置でとろうとしたけど暴れてとれなくて、それで全身麻酔で寝かせてとろうということになって、術前検査で採血なんで、このあと手術と入院なんです。」
思わず、採血の方も、かける声を失っていましたね。
そして、耳鼻科から採血係へ電話がかかってきます。
「今、まだハルくん採血できてなくて…」そんなやり取りが。おそらく手術の準備が進んできているのでしょう。
時間が迫っているようです。
「ハルくん、ここで自分で手だそうよ。そうすればママと一緒に採血できるからさ。
このままだと、先生のところで、おさえられてがんばんなきゃいけなくなっちゃうよ。
ママと一緒がいいよね。」
何度もそう声をかけてくれたのですが、駆血帯をつけると嫌がり…
とうとう耳鼻科の看護師がお迎えにやってきました。
「ハルくんとれなかったかぁ・・・」
採血の担当の人が、「押さえたのが嫌になっちゃったみたいなので、できるだけ、無理やりじゃない方が。」そう言いました。
耳鼻科の看護師は、「じゃぁ、小児科でDVD見ながらやろう。何のDVDがいいかな?」
少し手配をしてくれたようです。そう言って今度は小児科へ。
私が抱っこし、DVDを見せて、いよいよ…
ダメです。気づいてDVDどころではありません。
「おかあさん、もう時間もないので、すみません。寝かせて押さえてとりましょう。」
そういって、バスタオルで体を巻いてやることに。
「おかあさんは頭のほうで励ましてあげてください。」
そういわれたものの、足はキックしまくり、採血しない手はタオルから飛び出し、動きまくりです。
何回も中断され、やっぱり先生呼んでくる?など看護師たちも相談しながら、押さえながら。
私も押さえこみ、なんとか最後採血をとることができました。
すごい、これだけパワーがあるなら、なんで、数秒ファイバースコープを我慢できないんだ。
もう全身へとへとです。
その後、耳鼻科へ戻り、再度手術の説明、麻酔科の医師の説明があって、オペ室の準備を待つことに。
「ごっくんするとまだいたいの?」
「ごっくんするといたい。」
かわいそうに。
ここでだんなさんとようやく電話ができ、状況を伝え理解してもらいました。
おねえちゃんのお迎えも考えてくれていました。
そして5時過ぎにようやくオペ室の準備ができたようで呼ばれました。
入り口で私と涙の別れ。
すんなり麻酔で寝さえすれば、手術はすぐ終わりますよ。
そう言われていました。
麻酔の点滴注射を本人がすんなり出来ればなんだろうなと思っていました。
だんなさんとおねえちゃんも病院に駆けつけました。
もう別れてから1時間半以上経ちますが、まだ終了の連絡がない…
そうこうしているうちに、終わった連絡が来ました。
そして、手術の医師の話。
「点滴を嫌がってしまい、最終的にマスクで(眠くなるガス的なものが出る?)少し眠くなったところで点滴して麻酔かけました。
のどを見たところ、骨は、ありませんでした。
おそらく、検査を回っている間にのみこんでしまったのでしょう。
のど全体をくまなく調べさせてもらったので、少し時間がかかりました。見つかりませんでした。
あれだけ暴れていましたしね。飲み込んじゃったんでしょうね。
初めにいらっしゃったときは、確認できましたので。」
「え…」
そんなぁ。これだけの大勢の人を巻き込んで。
ここにあるって触っていた魚の骨が。
近所の耳鼻科で少しの間座って、鼻からチューブ入るのを我慢すればとれたものが。
大学病院まで来て、耳鼻科で大騒ぎ、採血の検査も大騒ぎして。
全身麻酔の手術までして。
骨は飲み込んでたって。
そんなことあるのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?
「大人でも、とげを抜いたあととか、チクチク感じるのは残っていたりするじゃないですか。
たぶんそれで、のどに違和感を感じていたようです。
全身麻酔しましたので、今晩は1泊していただいて、明日退院となります。
ただ、骨が食道に刺さったりしていると、膿んだりしたらという同じ問題があるので、
何回か見せていただいてケアしたいと思います。」
そうしてその日は麻酔でぐっすり一人お泊り。
翌日退院のお迎えに行くと、ケロッとしていました。
朝の診察では、想像通り大騒ぎしたみたいでした。
朝の様子を伝える先生も一仕事終えた感じが電話でにじみ出ていました。
私は全身筋肉痛になりました。だって3,4回も押さえたんですから。
2日後もう一度みせに行きました。
予想通り、診察大騒ぎです。
看護師さんがやってきては、「ああ、あの子きたのね」と、もう有名人です。
見かねたほかの男性医師が「お母さん変わって。私が抱っこする」そう言ってくれました。
正直、やっと抱っこ変わってもらえたと思いました。
だって、もう力かなわないんですもん。
5歳児だけど、あきらめの悪いB型の男の子ですから。(笑。採血で判明。)
男性医師が抱っこして、足を看護師、頭を看護師が押さえて、鼻からファイバースコープを入れます。
ところが、嫌がってしまい、医師の抱っこをすり抜けて、床に座り込み。
「黒いの鼻にやるのは嫌なんだよ。こわいんだよ。痛いんだよ。うえーん。(目をつよくつぶって涙ポロリ)」
悲劇のヒロインのようです。
これを何度か繰り返し、もう、周りの大人も限界。
もう一回ファイバースコープいれますが、首を動かして、鼻から出血。
先生もわかっているから、もう引き下がりません。
鼻血出たまま、見える範囲を調べます。
私は、「ここが我慢するところ。ここだけ頑張って。上手、動かないで。」声かけしますが、
本人聞いてない。
終わって、先生は、「のど大丈夫そうです。動いちゃってやっぱりあんまり見えないけど、見える範囲では。」
「かわいそうなんですけど、もう一回見といたほうがいいんですよね。どうします?」
「そのほうがいいんですよね?」
「落ち着いた頃、1週間後くらいに。もう一回。」
ハルは話を聞いていて、やだー!と大騒ぎ。
あともう一回行く予定です。
予定外の休みを取ることになり、この話を私は、保育園、上の子の学童、急な入院になりキャンセルした習い事、自分の職場に話してまわることに。
みんな意外そうに聞いていました。
骨をちゃんととらずにおにぎりを作った、私が発端だと言われれば、それまでです。ほんとその通りです。
私の風邪はこの事件の4日後やっと治りました。
本当に信じられない。
みなさん、魚の骨にはどうぞ気を付けてください。
ちなみに入院した病院は上の子の扁桃腺切除した病院でした。
またここに入院することになるとは…
大変だったね(><)
たかが魚のほね、されど魚のほねだね。
子ども1人入院すると、家族の予定がすべて狂うよね。
私も今週初めてそんな経験をしました
ちなみに。
骨が喉にささったらご飯飲み込めって言われて育ったけど、
それってダメなの!?
読んでくれてありがとう。
もう、くったくたに疲れたよ。
もう、諦めて受け入れるしかない。みたいなのが無いの。
往生際の悪さ、誰に似たんだろう?って自分の母に聞いたら、私だった。(笑)
amiも予防接種を察して、大人3人がかりで毎回押さえて大変だったって…
MocaMama家でも、今週事件が?!
なになに?
落ち着いたらでも、ブログの更新待っています。
ご飯飲み込ましたらダメらしいよ。
骨の大きさや太さによるんだろうけど、うまく飲み込めなくて、変な所にひっかかったら良くないからかなぁ。
とにかく、鮭はもう鮭フレークに頼ります。