たかきの独りごとパートⅡ

近況報告(感謝・感動・感心をテーマとし、今年度は家庭菜園が中心予定です。尚、不定期更新とさせていただきます。)

◎前高知県梼原町長・中越武義さん 

2011-10-22 07:27:34 | 報道・ニュース

☆2011 十和田八幡平紅葉情報よりー10月20日現在の奥入瀬渓流の紅葉は5~6割:奥入瀬の紅葉は例年並みに推移しており、ようやく半分が色づきました。見頃は少し遅れて10月23日からで、ピークは25日前後と予想されます







★昨日までの雨が上がったのか、陽が射して来た。早朝の気温は17℃で湿度が高いのか、肌寒くは感じなかった。天気予報では、曇りから雨を予想し降水確率も高かったのだが?
東北の紅葉が気になり、十和田八幡平紅葉情報を見る。画像からは、十和田湖へ流れる奥入瀬渓流も色付いて来た様である。この週末から来週にかけては、沢山の観光客で賑わう事で有ろう。一昨年の下旬に訪れた時には、丁度日曜日と重なり渓流沿いの道路は物凄い渋滞だった。車もノロノロで、むしろ歩いた方が早い位だった。その点オートバイは、車の間を通り抜け早かった。
今朝NHKラジオ:[関西発]深夜便の午前4時台 〔明日へのことば〕 をウトウトしながら聴く。最近個性派首長が少なくなった中、こんな町長さんがおられたとは知らなかった。
それは、自然エネルギーの町を作られた梼原(ゆすはら)前・高知県梼原町長の中越武義さんである。今朝放送された内容と同じような記事が「(2011年6月11日 朝日新聞朝刊「be」から)」に有りました。
[旅のヒント][がんばれ東日本]前高知県梼原町長・中越武義さん 自然エネルギーで町づくり
北に瀬戸内海、南に太平洋を望む四国カルスト台地の頂上近く。標高1300メートルの緑の草原に、高さ50メートルの真っ白なデンマーク製の風車2基がゆったりと回る。日本で最も高地にある風力発電所だ。 高知県梼(ゆすはら)町の町長として2009年までの12年間、風力、太陽光、地熱、小水力、バイオマスと自然エネルギーを次々に採用した。「自然と共生するまちづくり」の成果をさらに全国に広めようと4日、「こうち健康・省エネ住宅推進協議会」会長に就任した。
 環境問題への取り組みは町長就任の翌年から。風況調査をし、1999年に風車を設置した。2基で1200キロワットを発電し、300戸分の電力を得た。人口4千人足らず、税収3億円の町で2億2千万円をかけた。発電した電力を四国電力に売った。
 自然から生まれたエネルギーなら自然に返そうと、風力発電で得る年間4千万円の収益を、環境基金として積み立てた。それを他の自然エネルギー採用の財源にするという循環をつくることに努めた。
 町の91%を占める森林は荒れたまま放置されていたが00年、森林づくり基本条例を制定し、「森との共生」に乗り出す。5ヘクタール以上の間伐や手入れをすれば、1ヘクタールあたり10万円の交付金を出した。森がよみがえり、雇用が生まれた。
 間伐で切った木は木質ペレットに加工し、バイオ燃料に活用した。心身のリフレッシュに役立つ「森林セラピー」のコースを整備すると、観光客が東京からもやってきた。
 森で湧いた清水は四万十川の源流となる。水の力をうまく生かそうと6メートルほどの高低差を利用し三つの小水力発電所を造った。発電した電気は昼間は町立の中学校に、夜は町の街路灯に使っている。
 役場や学校など町立施設のすべてに太陽光発電を付けたほか、地熱を利用して25メートルの温水プールを造った。町民に対しては、太陽光発電を取り付けた家にキロワットあたり20万円の助成も。今は100戸以上が太陽光パネルで覆われ、普及率は四国で一番だ。
 これだけ多彩な環境政策の策定をトップダウンでなく、町民を前面に立ててやってきた。公募した町民15人に欧州を視察してもらい町づくりの提案を得た。
  「地域が一体となって、一つの目的に進みました」
しかも財政は県内トップの健全性と安定性を誇る。山奥の過疎の町に、7人もの医者がいる。町立病院の経営は黒字を続けている。
 自信がさらに行動につながった。隣町で放射性廃棄物の最終処分場を誘致する動きが出たときは、他の自治体に先駆け反対を表明した。09年に政府の環境モデル都市に選ばれた際には、風車を40基に増やし、エネルギー自給100%を目指すことを宣言した。
 柔らかな物腰と果敢な行動力で町政を変革し、惜しまれつつ自ら退いた。今は名刺の肩書に「百姓、土方、山防人(やまさきもり)」と書く。裏には風車の写真に「国家の実力は地方に存する」と記す。
   国政が地方を切り捨てる時代に、地方の実力を実績を持って主張する。

・プロフィール
 高知県檮原町長 中越武義(なかごしたけよし)  昭和18年生まれ  高知県立檮原高等学校卒業  檮原町助役  http://www.town.yusuhara.kochi.jp/   “雲の上のまち”梼原町は、日本三大カルストの一つ「四国カルスト」をわたる風を活かし、「風力発電施設を運営」し、それにより生まれた収益を四万十川の清流を守る森づくりやクリーンエネルギー推進のための太陽光発電施設への助成を行うなど「循環と共生のまちづくり」を進めている。
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【夢を実現する今日の一言】

・どんな時も、一番素敵で格好いい自分でいる

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~今日は何の日~
☆歴史上の出来事
▼桓武天皇が平安京に遷都(794),▼明治神宮外苑完成(1926),▼パステルナークがノーベル文学賞を辞退(1958),▼キューバ危機(1962)
☆記念日・行事・お祭り
◎時代祭(京都府),◎鞍馬の火祭(京都府)
☆今日の誕生日
▼室井滋(俳優・1960),▼石橋貴明(タレント・1961),▼イチロー(プロ野球選手・1973)
☆クローズアップ!
・ジャイアンツは強かった! 巨人9連覇達成
1973年のこの日、巨人は130試合目の決戦で阪神タイガースを9-0で破り、阪神に0.5ゲーム差で逆転優勝をとげた。日本シリーズでも南海ホークスに勝ち、9年連続の日本一に輝いた。この年、王貞治は3冠王に輝いた。
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☆今日の「誕生日の花と花言葉」
・アキチョウジ(シソ科)
・秘めやかな思い

・丹念な母の夜なべの向うむき  下田実花(じっか) 


☆~心に響く366の寸言~
 ・今日の言葉~「安岡正篤 (やすおか まさひろ)一日一言」より(致知出版社刊)
【本心を見よ】
求道者にも本物は少ない。盗賊にでも見込のある奴が居る。本心を見よ。末梢にとらわれるな。
☆10月 22(土): 松下幸之助[一日一話]
【成功のコツ】
 よい会社だと思って入った会社でも、一から十まで何もかもいいとは限りません。ときには欠点もあるでしょう。しかしそれをはじめから“こんな会社はあかん”と決めてかかるか、それとも“どうもこの点だけはよいとは思わないが、これは自分の問題として改善向上させていこう”という熱意をもって当たるかによって、対応の仕方が全く変わってくるでしょう。
 “よし、自分の会社をいまよりもっとよい会社にしてやるぞ”という意欲を持ち、すべてのことを前向きにとらえる姿勢を持つ人は、信頼もされ、頼もしい社員として嘱望されるでしょう。成功のコツはそのようなところにあると思うのです。
タイトル:「たかきの独りごとパートⅡ」はブログの開設から 819日
URL:http://blog.goo.ne.jp/takaki_1947
☆山口:瑠璃光寺の五重塔前にて(2011/09/24 11:30)

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